法律の基本とは  ◎書評 「法律力養成講座」 | フォトリーディング読書感想文

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六法で身につける 荘司雅彦の法律力養成講座/荘司 雅彦

¥1,575
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著者: 荘司雅彦
出版社:日本実業出版社   
価格: 1500円
発売日:2009年2月1日

☆☆☆☆☆ わかりやすさ(平易で読みやすい)
☆☆☆☆☆ 読み応え(基本を抜粋して構成されている)
☆☆☆☆☆ 法律の勉強になる(分かったような気がする)



法律の本は難しい。いや、難しくしているのか、説明が多すぎて、労力の割には理解できない。
この本は「法律とは何か」に答えている。
「わかりやすく」は簡単なようで難しい。要所を押さえ、的確に説明されている。

「この1冊で法律書を3冊読んだのと同じ理解が得られる」
法律入門書の必読本である。



「法律の基本」3ポイント

1)「権利的人権の尊重」が大原則

2)裁判は「判断」である

3)「罪刑法定主義」である

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基本的人権の尊重(p48)

「平和主義」も「国民主権」も「個人の権利の尊重」という目的を実現するための手段である。現在の日本では、「個人の権利の尊重」、すなわち個々人の人権を尊重することがもっとも大切である、、、、
個人の権利は最大限尊重されるべきものであり、各個人は他者の権利をおかさない限りいかなることをも行う自由を有する


裁判のルール(p179)

現在の民事、刑事訴訟法では「事実発見」を目的としているものではない
民事訴訟では、原告が訴えを起こした「訴訟物」について、刑事訴訟法では、検察官が起訴した「訴因」についてそれぞれ審理が行われ、原告訴えが認められれば原告勝訴、有罪、認められなければ被告勝訴となる。


「罪刑法定主義」(p88)

ある行為を行ったとき、その行為を犯罪として処罰する法律がなければ、その行為を処罰することが出来ない




「法律力」があれば、テレビなどで見る裁判のように、利益対立をバランスよく解決し、論理的に説明できる。趣旨を正確に読み取ることが出来る。
議論だけではなく、根拠の構成を考えながら、物事を論理的に進めることが出来る。

「法律力」を伸ばすためにはどうすればいいのか。
「法律」とは何かを知ることである。

 


この本から学んだこと


『法律は個人を守るためのもの』





目次
第1章 六法ってなんだあ?
第2章 法律のキモ「基本的人権の尊重」
第3章 憲法の授業—バランス感覚を身につける
第4章 刑法の授業—論理力を身につける
第5章 民法の授業—観察眼を養う
第6章 商法の授業—ビジネス感覚を磨く
第7章 刑事訴訟法の授業—トラブルから身を守る
第8章 民事訴訟法の授業—争いを切り抜ける