ワイルダー監督作品をもう一作。「情婦」見ました | danielrokeのブログ

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2014年の大晦日に書き始めたブログです。最近は一口馬主関連のこと中心に書いています。

  今日は映画の話です。
  1月9日のブログで、"ワイルダーのような巨匠"と、書いてしまいました。アップしたあとに、ビリー・ワイルダーを検索してみました。監督作品「サンセット大通り」「七年目の浮気」「昼下がりの情事」etc…。
何かがおかしい?「ベン・ハー」は?「ローマの休日」は?。はい映画好きの皆さんお判りになりましたよね。私、ワイルダー監督とウィリアム・ワイラー監督を混同していました。ワイルダー作品で観たことがあるのは、「第十七捕虜収容所」のみ。確かに傑作です。「シャーロック・ホームズの冒険」も面白かった。しかし2作品しか観ていなくて"巨匠"と言ってしまうのは、かなり図々しい(恥ずかしい)。

   ワイルダー監督作品、借りてきました。
「情婦」原題  Witness for the Prosecution 1957年の作品です。原作はアガサ・クリスティー。弁護士(チャールズ・ロートン)を訪ねてきた男(タイロン・パワー)。男は、殺人容疑で逮捕される。そのあとに訪ねてきたのが、男の妻(マレーネ・ディートリッヒ)。そして法廷…。
   本作については、TSUTAYA発掘良品で紹介されていたので題名は知っていました。紹介文には「意外な結末」「ドンデン返し」「2重のドンデン返し」等のフレーズが必ず付きます。今まで、借りなかった理由は邦題のせいですね。古い映画とはいえ、「情婦」はないだろう…。
   見始めたら、これが面白い。随所に散りばめられたユーモアが実に好ましい。ただ楽しみながらも「2重のドンデン返し」が、頭にこびりついていて考えながらの鑑賞です。まず一つ目は…これだな…。それから…この人は…?。わかってしまいましたよ。オチが…。それでも、十分面白い。邦題「情婦」実は正解ですね。ただし、もっと素直に観たほうが楽しめたような気がしています。
 3作観たので、"巨匠"OK ですかね?まだ甘いか…。