【育児】駄々をこねる子どもの対処法 | 海外在住ママの育児と日本語教育☆彡

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2歳と4歳のママ。ノルウェーの幼稚園教師10年。ノルウェー人夫と国際結婚、ノルウェー在住。2024年から韓国に駐在。「楽しく☆彡」をモットーに、体験や遊びから学べるバイリンガル教育や幼児教育についてゆったり書いてます。

朝起きて、

「ご飯は嫌だ、トーストが食べたい」


着替えるとき、

「このトレーナー嫌だ、着たくない」


「幼稚園行きたくない」など。

 

とにかく朝から晩まで、

子どもは正直に自分の気持ちを伝えてきます。

 




休みの日なら、


子どもの希望に合わせて朝食を作ってあげたり、


洋服も好きなのを自由に着させてあげる余裕もあるのですが、


平日はとにかく

「お願いだからいうことを聞いて(イライラ😖)」と思うことがたくさん悲しい


 

ママも仕事に行かなくちゃだったり、


キッチン片付けなきゃだったり、


やることたくさんありますからね。


余裕がないんですよね。時間も心も。

 



そういうときにおすすめなのが、このワンステップ。

 

《気持ちを受け止めてあげること》です。

 



必要なのは、1秒の余裕と、思いやり。

 

ご飯を用意しているのに、


トーストをわざわざ作ってあげたり、


または「ヤダヤダ~!!」と駄々をごねられるより、


う~んと時間短縮になりますし、


手間いらずです。

 





ちょっと例を書いてみます。

 



朝食編


子ども:「ご飯は嫌だ、トーストが食べたい」


親:「そっかあ、

今日はトーストが食べたい気分なんだね、

わかるよ~」(ワンクッション)


:「じゃあ今度の土曜日にトースト作ってあげるね!

ご飯何かけて食べよっか…」


(ポジティブな言葉を使って説明。

してほしいことに意識を向けて、

選択肢を出す。)

 

 





お着替え編


子ども:「このトレーナー嫌だ、着たくない」


親:「どうしてこれ着たくないの?」(理由を聞いてあげるのもとても効果的です!)


子ども:「暑いもん」


親:「そっかあ、暑いから着たくないんだね」

(ワンクッションで理解を示す)


親:「じゃあこっちとこっち、どっちがいい?」(来てほしい服二つを掲示して選んでもらう)


それでも着てくれない場合は、気をそらし作戦。

 


お外の猫を指して、


「あ、ねこちゃんがいるね~」と言ったり、


「今日外でたら○○しよっか」と今日の楽しいことの話題を話ながら、


自然と着替えをさせる。




 



おでかけ前編


子ども:「幼稚園行きたくない」


親:「どうしていきたくないのかな?」


子ども:「眠いもん」


親:「そっかあ、そうだよね、

早起きしなくちゃだもんね、ママも分かるなあ」

(ワンクッション)


親:「じゃあ土曜日は思いっきりママも○○ちゃんもゆっくり寝よっか。


そして起きたら好きなテレビを見てゆっくりしていいよ。


平日頑張ったご褒美ね」


(ポジティブな当面の話題に切り替える)など。

 

🌸🌸


もしくは子どもがなんらかの理由で、イライラしたり、怒っている時などは、その理由を聞いてあげて、言葉にしてあげることが大切です。


例:「そっかあ、〇〇だから、イライラしているんだね、怒っているんだね」


そうすることで、子どもは「あ、この気持ちはイライラというんだ、ぼくはこういう時にイライラするんだ。」と感情を理解しはじめます。



もちろん、このワンクッションを入れたからと言って、すぐ子どもが言うことを聞くわけではないかもしれません。


ごねてごね続けることもあります。


でもこのワンクッションがあるだけで、


子どもが親の伝えたいことをスッと聞き入れやすい態勢になることは間違いありません。

 




大人だってそうですよね。


いきなり頭ごなしに「だめ!○○しなさい!」って言われるとなんかいうこと聞きたくないけど、


「そっか、わかるよ~」ってまず理解を示してくれたら、


なんか「わかってもらえた目がハート」ってだけで、


問題が解決したり、次の行動に進みやすかったり。

 

意外と忘れがちな子のワンクッション。


子どもの感情発達にもとても大事になってきますので、


是非お試しあれ歩く