侍ジャパンのWBCの活躍、日々の子育てや仕事、そして病気でこの数週間あわただしく、実は最近知りました
こんなに日本が盛り上がっていたのに、本当にお恥ずかしい。
ニュースでWBCの特集をしており、栗原監督はなぜ素晴らしい監督なのかといった話にとても感銘を受けました。
栗原監督は、常に仲間や選手たちを信じていること。信頼関係を築けていること。そして信じ続けること。
それを聞いて、はっとさせられました。
私は仲間や周りの大事な人たち、家族や子どもたちを、ちゃんと信じてきただろうか。自分がちゃんと相手を信じきれていないのに、相手に信頼を求めていなかっただろうか。
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そして最近よく感じるのは、何事にも時間がかかること。
子供の成長も、人間関係も、心のカウンセリングや考え方にしても、ウイルスなどの病気にしても、なにか技術を習得するにしても、何事も解決するまでには時間がかかる。ですが私は、なぜか問題を見つけると、すぐ解決しないとと思ったり、人ともすぐ仲良くなろうと思ったり、なぜか焦っていました。
ですが、こういうことは、小石をひとつひとつ積み重ねるように、水が一粒一粒滴り落ちてバケツにたまっていくように、少しずつ少しずつ目に見えないくらいのペースで積み重ねていくもの。もしくは行ったり来たりしながら少しずつ進んでいくもの。
だから、今すぐ解決しなくても大丈夫なんですね。問題という水の入ったバケツを抱えながら、歩んでいくのも人生。そういうことが大切だったりするとのこと。
問題はすぐに解決しなくてもいい。問題を見つけて一生懸命解決しようと四苦八苦するのも一つですが、その問題をちょっと隅っこに置いておいて、少し距離ととりながら、付き合っていく。むしろあまり問題を問題視して、それにとらわれている時の方が、逆効果だったり、求めている結果が出なかったり、解決しようと努力しても裏目に出てしまったりする。
できないことにとらわれるよりも、できていることに目を向けて、そのエネルギーで本来望んでいる方向に向かう方がずっといい。
それは私たちの周りの人たちにとっても同じこと。私が子どもや夫、同僚を信頼できず、できていないところばかりに目を向けていると、それは相手にすぐ伝わります。相手は信頼されていないんだなと感じます。そうするとさらに本領は発揮できないし、信頼関係もどんどん崩れて溝ができて行ってしまうんだなと気づきました。
それを、栗原監督は知っていて、選手たちを信じ続けた。3年に一度しかない大切な大会で、もしかしたら失敗するかもしれないリスクも大なのに、「これだけの選手たちだから、調子がいい悪いもあるけど、必ず成果を出してくれる。だしてくれないはずがない」と。
他人事だと簡単に思えますが、自分が一生に一度しかない大事な場面で、怪我をしていたり不調の選手を信じ続けられるかというと、きっとすごく迷うと思います。
そして自分が相手を信じるだけでなく、相手にも自分のこと信頼してもらえる人間関係を築かれていて、本当に素晴らしいなと思いました。
仕事も家庭も、よい人間関係が根底にあってはじめてきちんと成り立つと思います。だから、その環境をより良くしようと思ったら、人間関係をきちんと築いていくことがとても大事なんだと最近改めて思い知らされました。
栗原監督はそれをし続けたからこそ、この優勝という結果までたどり着けたんだと思います。結果を出すまでにどれだけの苦労や試練があったか、はかり知れません。それを乗り越えてきた監督と侍ジャパン。本当にかっこいいです。日本人の誇りですね
感動と大切な気づきをありがとう!!!!


