競りすることをå gi budといいます。
ノルウェーの家売買では一般的なことです。
あらかじめ大家と不動産屋が妥当な値段を決めていて(prissantydning), その前後で競りをします。
私たちがいま住んでいるアパートを購入した2013年は、最も高騰期で石油のおかげでとても潤っており、競りもとても激しく行われ、競争相手も多く、prissantydningよりも500万円上の値段で購入しました。
それがしばらくして2014‐2015年に景気が悪くなり、多くの石油会社に勤めていた外国人なども職を失い、国に帰っていきました。
そして今2019年、少し景気が回復しつつありますが、まだこれからどうなるかはわかりません。
500万円以上値段を上回ることはあまりなくなったのではないかと思いますが、おそらくprissantydningの前後か、それより少し上で購入されることが多いのではないでしょうか。
一度競りに参加した時、私たちとあともう一人の競争になり、最初は低い値段で始まったのですが、どんどん値段が上がっていき、私たちは怖くなって途中で断念しました。自分たちの限度額をあらかじめ決めておくといいと思います。
今回の場合は、他に2組ライバルがいましたが、競りを行う際には、まず銀行の許可がいります。その二組はまだ準備ができていなかったため、競争なしにprissantydningの値段で購入することができました。
基本私たちも、ある銀行からは今のアパートを売ってからでないと、新しい家を買うローンの手助けはしないといわれていたのですが、ほかの銀行から今のアパートを売らなくても、新しい家を買うローンを出してくれるという許可を頂いたので、今回家の購入を先に行うことができました。
例えば今のアパートが2000万、今度の家が4000万だったとすると、ローンは6千万になります。なのでリスクは大きいですが、家を売ってすぐ好きな家が見つかるとも限らないので、多くの人がまず家を購入してから、家を売るという方法をとっているのではないでしょうか。
競りの時に大事なのは、
競りの申し込みの時に条件を記載しておくこと。
今回私たちは、
・これとこれの家具を含める。
・カビが生えていた場合は大家が保証する。
など条件を加えました。
これがのちのち役に立ちます。
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