結論を先に申し上げれば
O.N.O.もしくは onoは
英語でor nearest offerの略で
米語のor best offerとほぼ同じ意味で
日本語で言う「価格応談」です(^_^;)
昔、その町の「ぼ~りたんぼ~ど」(Bulletin Board/Notice Board)で4 Sale「中古車売ります」の掲示を眺めていたところ、onoさんという人が自動車やバイクをたくさん売りに出していることに気付きました。
「もしかすると、日本人の小野さんかな?」などと思い、「どんな人だろう?」と想像をしたりもしました。
この勘違いが解けたのは、何と半年ほどたってからでした(^_^;)
ラジオの売ります・買いますコーナーで「Morris ○○ year model for $1,000 or nearest offer」と聞いて突然気付いたのです。
「もっと前に気付けよ、俺!」(せめてピリオドを入れてくれれば略語だと分かったのに!)
その後、日本に帰って来てからFEN(現在のAFN)でor best offerという言葉も知りました(^_^;)
余談ですが、日本で、なぜか、お洒落な車とされているMINI(1000)は、彼の地では、スズキアルト47万円の中古車と同じ扱いで、古いものなら$1,000(7万円弱?)も出せば手に入るありふれた車なのでした。
今では2サイクルのアルトは、もし、可動車があればとても貴重でしょう。
GT550を思わせる並列3気筒(スズキさんは、4サイクル6気筒に匹敵するとおっしゃっていますが、さすがにそれはハッタリでしょう)のぽぽぽぽ~んという排気音は、二輪車に乗っているみたいでとても好きでした。
名車です。
一方、MINIは日本車を見慣れた私からするととても奇妙な車でした。
1.ラジエターがフロントのタイヤハウス内で外気に触れる構造
「これって、夏大丈夫なの?」と思いました。
「いくら横置きエンジンだからと言って、むきにならず、フロントに置いて、電動ファンで冷却すれば?」とも思いました
2.潤滑油がバイクのようにミッション・エンジン共用(もしかして、記憶違い?)
3.ゴムのサスペンション
リジッドよりいくらかマシと思えば腹も立ちません。
道路の継ぎ目で、車が前転するのではないかと思うときもあります。
4.ステアリングホイール(ハンドルとは言いません)が露骨に車体の中心を向いている
よくヨーロッパ車(BMWやBENZ?)もこんな感じですが、MINIの場合は自分が斜めに走っているような錯覚に陥ります(^_^;)右肩から。
5.ダッシュボードセンターに時計のようなでかいスピードメーターがついている
それでも、海岸線沿いのワインディングロードなどを走れば、排気量の割りにずいぶんと野太いエキゾーストサウンドで遊園地のゴーカートのようで面白かったですが(^^♪