国際的に重要な言語 | Daniel Cat's Blog ダニエルキャットのブログ

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ウィキペディア上に「国際的に重要な言語の要件」として


公用語として使用する話者数が多いことが条件だが、ただ単に多くても重要言語とは言えない。 たとえば、ヒンディー語中国語 は公用人口が多くても、世界の一部の国で話されているに過ぎない(wikipediaより引用)

国際的に重要な言語の用件


との記載がありますが、白人キリスト教徒としての観点からの記述と思われます。


対抗勢力であるイスラム教徒側の主張も併記されるべきであると考えます。


なぜなら、私の体験がこの命題を否定するからです。


これは統計学を悪用した詭弁と言えるでしょう。


インド国籍者、中国国籍者で統計をとればこのような結果になるのでしょうが、一つ、意図的に無視されていることがあります。


海外に住む印橋、華僑と呼ばれる人達の存在です。

彼らは、祖先の国籍を放棄しているか、二重、三重の国籍を持っているからです。


彼らは真の意味で国際人であり、世界中ありとあらゆる国で暮らしています。


よってこれら二つの言語をわずかなりとも会得することは、海外で生活する上で大変役立つのです。


ヒンディー語について言及するならば、日本人にとっては、習ったその日に露天商から買い物ができる位、発音に寛容性のある言語なのです。


また、同系の言語として、ウルドー語、ネパール語、ベンガル語などの言語と、数の数え方では、同じ単語が使用されている点も見逃せません。


これは、検証を経ていない仮定なのですが、もしかすると、これらは東北弁と熊本弁の違いくらいしか、違わないのではないでしょうか?


中国語については、北京官話と呉語ではまったく違う言語というのが実際に体験したことですが、それでもインターネットの普及により、北京語を話さなくても概ね理解はできる人が、かえって増えてきているのが実感です。


インド系の言語を知っていたおかげで、カトマンズでは、地べたに蜜柑を並べたおじいさんから直接購入することにより、英語を話す売り子の十分の一以下の値段で済ますことができました。


また、ポカラでは英語で時間を聞いてきた少年にネパール語で答えたところ、「ネパール語しゃべれるんだ!」(数字が言えるだけですが)と驚かれ町を色々と案内してもらえました。


オークランドではパキスタン系移民のドライバーにウルドー語(挨拶なので正確にはアラビア語なのですが)で挨拶したところ、格安国際電話のプリペイドカードについて購入方法など詳しく解説してもらえました。


旅行では各国にいるインド系両替商にお世話になりました。


中国語で助かったことは、バンコクやマニラの華人系ゲストハウスで欧米人のバックパッカーをさしおいて、優先的に部屋をもらえたことです。


中国系マレーシア人には海外でとてもフレンドリーに接してもらえました。


チャイナタウンはどこの国でもあり、調味料や医薬品を探すのに重宝しています。


それ以外の言語で役立つのはタガログ語です。


ビサヤ語話者もおりますが、タガログ語を理解できないわけではありません。


意外と知られていないことなのですが、海外で事務(経理、総務、秘書など)系契約社員として働くフィリピン人がとても多いのです。


これから海外で事務系社員として働こうと計画されている方にはタガログ語が第二外国語としておすすめです。


ドバイを念頭においている方にもアラビア語と同じ位重要でしょう。


日本では日本語がネックとなるため彼らの活躍はありませんが、近年、社内公用語として英語を採用する企業が増えていますので、近い将来国内の事務職の日本人にとっては、ある意味脅威となるかもしれません。


英文契約書に精通した者、一流大学で会計学を修めた者などが高卒初任給以下の月給で雇用できますので。


その一方で、彼らと友人になることは、海外赴任先で社内に多くの味方を得る事になります。


以上、自身の体験と実用的な見地から書かせていただきました。