今回の記事は、2021年、大震災から「10年」を機に書いた記事を、「リブログ」して書いています(「元の記事」では、今回の記事中に採り上げている曲について、「詳述」しています)。
こちら、「昨年の記事」では、「震災語り部」のみなさまを「特集」いたしました。
1.17「阪神・淡路大震災」から「31年」の記事。
「能登半島地震」からも、もう「2年」です...。
あらためて、「命を守る行動とは何か」を考えさせられる動画がアップされています。
(*「防災」はもちろん、「学術的」にも大変「価値(意味)」のある、「貴重」な動画ですが、「巨大津波の映像」でもあるので、ご視聴の際は、充分お気を付けください。
また、「スルー」されても、まったく構いません。
「リンク」としてありますので、「別ウィンドウ」が開きます)
岩手県宮古市(その1)
宮城県気仙沼市(昨年の報道番組より)
岩手県宮古市(その2)
こちらの動画では、震災を生き抜いた、「被災者」のみなさまが、その、「現在の思い」を話されています。
こちらの記事も、あわせて載せておくことにいたします。
(映画「すずめの戸締まり」の一場面を思い出す...)
また、私が(長年)「フォロー」している方の中には、「被災地出身(在住)」の方も数多くいらっしゃいますが、その中から、「代表」して、「著名」であるこのお二方の、「オフィシャルブログ」をどうぞ。
いずれも、「大変印象に残る記事」だと思います...。
「ワタナベ薫」様。
「小野寺S一貴」様。
そしてまさに、こうした状況に、「寄り添うような曲」とも言えるのが、今年、「没後10周年/生誕80周年」という、フランスを代表する「大歌手」のひとり、ミシェル・デルペッシュ(1946-2016)の作品、「la maison est en ruine "哀しみの終わりに"」(1974)...。
「被災の生々しい状況」を、「リアルに描いている」とも、言うことが出来るのですが、この曲を知る、日本の「シャンソン歌手」のみなさまにより、「原詞に忠実な日本語詞」によって歌われ、「慰められてきた」ということもまた、「事実」だと思います。
こちらがその曲、「la maison est en ruine "哀しみの終わりに"」(1974)。
本国よりむしろ、「日本で知られている作品」です。
「最新」の、「4枚組ベスト」に収録されています。
ブログでお付き合いのある、「シャンソン仲間」のおひとり、歌手、ゆうき芽衣さんも、この曲を歌われていますが、こちらは、震災後間もない、「2011年5月」の映像で、当時、「募金」も呼びかけられました。
「歌(日本語詞)の内容」は、まさしく、「ここに聴く通り」なのですが、本当に、「優しさ」、「安らぎ」を感じさせる歌声ですよね...。
「悲劇」よりも、「慰め」が、「第一」に感じられます。
動画サイト公式チャンネル
ゆうき芽衣さんのブログはこちらから(「アメーバブログ」)
ゆうき芽衣さんについて書いた記事
また、この西野さくらさんの歌唱も、とても「心」に残りました...。
(2012年1月1日公開)
この曲が、日本で知られる「きっかけ」となったのは、こちらの、レイモン・ルフェーヴル(1929-2008)のレコードによるものだということですが、それゆえに、「日本での方が、よく知られている(人気がある)作品」でもあるのです...。
(「イージーリスニング」は、フランスでは、「意外」と、人気がありません...)
それでは以下に、この曲、「la maison est en ruine "哀しみの終わりに"」(1974)の歌詞(「原詞」)を載せておくことにいたしましょう。
この「原題」は、「廃墟と化した(壊れ去った)家」という意味です。
あらためて、「犠牲」になられたみなさまのご冥福を、心よりお祈り申し上げ、被災されたすべてのみなさまには、心より、お見舞いを申し上げたいと思います。
2026年3月11日(「あの日」から15年...)。
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la maison est en ruine 哀しみの終わりに
avant l'inondation, c'etait notre maison
c'etait notre jardin
on avait reussi a se faire une vie
et nous n'avons plus rien
regarde nos pommiers, ils n'ont pas resistes
aux forces du torrent
on ne voit plus d'oiseaux, il n'y a que de l'eau
et puis du vent
洪水の前、これが僕たちの「家」だった...
僕たちの「庭」だった...
僕たちは、まっとうな生活を送っていた
それなのに、もう、何も残ってはいない...
僕たちのりんごの木もほら、打ち勝つことが出来なかったんだ
あの、急な勢いの水の前では
鳥たちももう、目にすることがない ここにはもう、「水」と
そして「風」しかない...
allez viens, mon amour
la-haut sur la colline
regarde, la maison est en ruine
il faut l'abandonner
et tu te fais du mal a pleurer
nous avons des amis la-haut sur la colline
on en a dans les villes voisines
on est sur de trouver quelqu'un qui voudra bien
nous aider
さあ行こうよ
あの丘の上まで
ほら、家はもう、「廃墟」となってしまった
あきらめなくちゃいけない...
涙が出るほど辛いことだよね
あの丘の上には仲間がいる
隣りの街々にも
僕たちを助けてくれる人が
きっと見つかる...
on a vu bien des gens comme nous maintenant
qui avaient tout perdu, ils vont bien quelque part
je voudrais bien savoir ce qu'ils sont devenus
tu sais je n'ai pas peur, il y a peut-etre ailleurs
des coins plus beaux qu'ici
regarde la vallee, le village est noye
tout est fini
僕たちのような人々を、いま、数多く見て来た
すべてを失い、あちらこちらに去っていく人々を
彼らがその後どうなったのか、僕は知りたい
怖くはないよ たぶん、どこか他に
ここよりも良い場所があるはずさ
谷間をごらん、街は水に沈み
すべてが終わった...
allez viens, mon amour
la-haut sur la colline
regarde, la maison est en ruine
il faut l'abandonner
et tu te fais du mal a pleurer
nous avons des amis la-haut sur la colline
on en a dans les villes voisines
on est sur de trouver quelqu'un qui voudra bien
nous aider
さあ行こうよ
あの丘の上まで
ほら、家はもう、「廃墟」となってしまった
あきらめなくちゃいけない...
涙が出るほど辛いことだよね
あの丘の上には仲間がいる
隣りの街々にも
僕たちを助けてくれる人が
きっと見つかる...
allez viens, mon amour
on recommencera
il me reste mon coeur et mes bras
la maison mon amour, on la rebatira
toi et moi
さあ行こうよ
またやり直そう
僕にはまだ、「気力」だって、「体力」だって残っているよ
家はまた、建て直そう
君と僕とで
allez viens, mon amour
la-haut sur la colline
regarde, la maison est en ruine...
さあ行こうよ
あの丘の上まで
ほら、家はもう、「廃墟」となってしまった...
(daniel-b=フランス専門)




