今回の記事は、映画「すずめの戸締まり」の記事として、何と、「19回目」の「リレー」です!!
今夜(4月5日)、ついに「地上波初放送」です!! (日テレ「金曜ロードショー」)
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「新海誠監督作品」がテーマの記事一覧
(旧「君の名は。」テーマの記事も、すべて含まれています)
さて...
本日(4月5日)ついに、「地上波初放送」(日本テレビ系「金曜ロードショー」21時放送)となる、新海誠監督(1973-)の最新作、映画「すずめの戸締まり」(2022年11月11日公開)...。
「地上波以外」では、すでに「放送」となっており、「Blu-ray」も、すでに「発売」となってはいますが、より「幅広い層」が見るということで、今回の、この、「地上波での初放送」は、私としても、特に「注目」しているところでもあります。
前作、「天気の子」(2019年7月19日公開)は、2021年1月3日に「地上波初放送」となった後、この「すずめの戸締まり」公開にあわせ、2022年11月6日にも、地上波で放送されましたが(「テレビ朝日系」)、こちらは、私自身は、どちらも「スル―(見逃し)」してしまいました...(「愛が足りない」...!!)。
そのため、今回「チェック」する、「すずめの戸締まり」地上波初放送は、さらに前作の、「君の名は。」(2016年8月26日公開/地上波初放送2018年1月3日/テレビ朝日系)以来、ということになります。
映画「君の名は。」地上波初放送後の感想記事(2018年1月4日付け)
今回は、前2作と違って、主に「ジブリ作品」の放送でおなじみの、「日本テレビ系」での放送ということから、そのあたりも、「注目すべきポイント」なのかな、という気がしますが、とりあえずは、これまで同様に、「CM」は入るものの、「本編はノーカット」ということですね。
どのようなタイミングで「CM」をはさむのか、また、今回も、作品との「コラボCM」があるのかどうか、という点にも「注目」してみたいと思います。
(やはり「エンディング」まで、「完全に入れてほしい」というのが「正直なところ」ではありますが、「CM」をはさむ「地上波」では、それは、「致し方のない」ところ...)
とは言え、私自身は、今夜も「夜勤」ですので、もちろん、「リアルタイム」で見ることは「不可能」です。
「録画」をして、翌日、確実に見たいと思います。
そのため、「感想」は、この記事の、「このあたり」に、「追記」という形で行ないたいと思います。
どうか、ご了承をお願いいたします。
(*4月6日追記)
無事、「録画」を見終えました(今回、「速見再生」「CM飛ばし」は一切行わず、「放送された通り」に視聴いたしました)。
「出勤前」に、「最後の2~3分(エンディング)」は、「リアタイ」してました(「Netflix」にて見放題独占配信スタートの告知まで)。
「エンディング」にて、「特別映像初公開」とのことでしたが、「コアなファン」であれば、すでに「目にしている映像」ではあります...。
「カナタハルカ」に続く「すずめ feat.十明」は、やはり、「予想通り」カットされていました...(「残念」...)。
「映画本編」は、「最後の戸締まり上映」の際の「修正版」ですが、さすがに、「おかえり上映」の要素までは盛り込まれてはいませんでしたね(その後「商品盤」を見ると、「混乱」するかも知れないので、「当たり前」か...)。
たしかに、「本編はノーカット」で素晴らしかったと思います。
「前半」はまさに、「理想的なCM入れ」だったかと思いますが、「後半」は、「やむを得ない」ところもあったものの、「そこは続けて...」みたいなところもありましたね。
草太の祖父、「羊朗」(CV:松本白鸚)の入院先の病院から出たところで「長いCM」が入ると、鈴芽の「悲壮な決意」が、少々「薄れて」感じられてしまうと思いました。
また、「前半」は、私としては、「鈴芽が皇居のお濠に落ちたところ」で区切るべきだと思っています。
「余談」で、しかも、「私ごと」で「恐縮」ではありますが、「劇場公開当時」、「冬季期間中」は、やはり、途中で「トイレ」に立たざるを得ないことが何度もありました。
その際、東京の草太のアパ―トへ、「芹澤」(CV:神木隆之介)が訪ねてきたところで、「鈴芽と草太(椅子)」が、ともに部屋を出るシーン(「劇場/Blu-ray」では、ちょうど半分くらいの「62分」のところ)が「最大のチャンス」(笑)でしたが、まさに、「そこ」で「CM」が入りましたね。
(「そこ」を逃すと「次」は、芹澤の車で、「福島県」に入ったところしか、チャンスがありません...)
「テアトルサンク」(福井)の「テアトル1」は、「入場口」の「反対側」にも「トイレ」があったので、とても「行きやすかった」のではありますが、私としてはもちろん、「極力、トイレには立ちたくなかった」ですね。
しかしこれも、「今」となっては、「いい思い出(?)」だったのかも知れません...。
「CM」は、今回は、「コラボCM」が「まったくなかった」のが、ちょっぴり「残念」でした。
あと、4月7日日曜日をもって、「すずめの戸締まり展」も、「国内」では「終了」となるようです(国内最終開催地は「盛岡」)。
これも、ちょっと「寂しい」ですね...。
(以上、「追記」終わり)
「CM」が入るとは言え、この作品は、明確に、「前半」「後半」が分かれており(「2夜(2週)連続放送」などといった形もとれる...)、しかもその、「前半最大のヤマ場(クライマックス)」となるのが、紛れもなく「東京」で、「御茶ノ水・聖橋」が、その「起点」にもなっていたということは、先日の、「聖地巡礼」(3月20日)の際の記事にも、書いている通りです。
そして、その音楽、「東京上空」(野田洋次郎作曲/RADWIMPS編曲)...。
これまでの記事にも書いている通り、主題歌「すずめ( feat.十明)」の「変奏曲」でもあるこの曲は、「心理的不安」を克明に描き出していることによって、すでに、「トラウマチックな楽曲」であるとも言えます。
この曲の、「不気味さ」「怖さ」を「実感」していただきたいのと同時に、野田洋次郎さん(1985-)、RADWIMPSの「スゴさ」を、あらためて、感じていただきたいと思います。
(「劇伴」では、今回、作曲家、陣内一真さんも、「作曲」に加わっています)
あらためて思うけど、東京・御茶ノ水、「聖橋」のシーン...
鈴芽はよく、「あんな勇気」を出せたものだ....。
(参考記事)
(実際、「聖橋」から見下ろすと、「相当な高さ」がある...)
3月20日、「新海誠監督作品聖地巡礼」を行なった際の記事。
それではあらためて、「劇場予告」、その他を見ていくことにいたしましょう...。
2022年9月29日に公開された、「予告2(本予告)」です。
(実際の映画本編には、使われていない音声も含まれています)
2022年7月15日に公開された「予告編1」は、主題歌の「PV」という性格が強いものでもありました...。
劇場公開当時、こちらの「PV」は、その内容を、「よく伝えている」という印象でした。
こちらは、「終映」(2023年5月27日)に向けての「告知映像」のため、「最終盤」の映像をもとに構成されています。
とても「印象的」な「ラストシーン」は、まずこの曲、「カナタハルカ」から始まります。
「安らぎ」に満ち、「また新たな旅」へと、誘ってもくれそうで、まさに、この作品を「象徴」している曲でもあります...。
劇中の主な楽曲の「ライトモチーフ」ともなっているこの主題歌、「すずめ feat.十明」。
「聴けば聴くほど深い」、「かけがえのない」、「愛おしい」、私にとっては、本当に、「大切な歌」ともなりました。
こちらは、「Blu-ray発売」(2023年9月20日)の「告知映像」です。
(この「Blu-ray発売」に合わせ、劇場にて、「特別版」による「おかえり上映」も行なわれました)
「コレクターズ・エディション」も、だいぶお求めやすくなりました...。
もちろん、「普及価格帯」の商品(「スタンダード・エディション」)もあります。
「オリジナル・サウンドトラック」(CD)には、「本編未使用曲」も収録されています。
新海誠監督自身の手による「小説版(原作)」です。
この放送を目前にして、本当に「まさか」の、「台湾大地震」(3日)が起きてしまいました。
本当に、「あらぬ神罰」だと、「怒り」すら覚えますが、この場をお借りいたしまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、また、被災されたみなさまへ、心より、お見舞いを申し上げたいと思います。
崩壊、傾斜したビルは、「阪神・淡路大震災」、元日の「能登地震」を、すぐさま、思い出させました。
今回放送となる、映画「すずめの戸締まり」は、「東日本大震災」の「震災孤児」が、強く生きていく姿を描いた作品でもあります。
そのことを踏まえた上で、見ていただけると、私としても、「幸い」に思います。
ありがとうございました。
それではまた...。
(daniel-b=フランス専門)