地元テレビ局、「福井テレビ」(フジテレビ系)𠮷田圭吾アナウンサー(1987-)による、「報道機関向け試乗会」(2月1日)のリポ―トです。

 

その「感動」が、ホント、よく伝わって来ますね...。

 

「ナイスリポート」です!!

 

 

 

一方、こちらは、「FBC福井放送」(日本テレビ系)による、同日同区間の「進行方向左側全車窓」(「敦賀-金沢間」ノーカット版)です(「約58分」。各停車駅では、「約3分」停車しますが、それも含めて、「完全ノ―カット」です)。

 

途中、「加賀温泉駅」、「小松駅」(ともに「石川県」)は「通過」ですが、車掌(乗務員)による、「各駅の紹介」など、その「アナウンス」もまた、「聴きどころ」です。

 

 

 

「産経新聞」さんは、同日の「折り返し便」「金沢-敦賀間」「進行方向左側全車窓」をアップされています(「49分」)。

 

こちらも、「小松駅」、「加賀温泉駅」は「通過」ですが、やはり、「往路」とはまた違った「紹介」(車掌アナウンス)を聴くことが出来ます。

 

各駅の「停車時間」(約3分)のみ、「カット」されています。

 

 

 

「新幹線開業時の話題」のひとつともなっている、「敦賀乗り換え」

 

 

これまでは、「途中停車駅」に過ぎなかった「敦賀駅」ですが、「必ず乗り換えなくてはならない」必要が出て来たことから、この「徒歩移動による乗り換え」「検証映像」は、「参考」になるのではないかと思います。

 

 

こちらは、「大阪・京都/名古屋・米原方面」(「在来線特急」)から、「北陸新幹線」への「乗り換えイメージ」となります。

(こちらも、2月1日、「報道機関向け試乗会」の際に撮影されたものです)

 

 

 

 

「約8分」と想定されている、「北陸新幹線」と、「在来線特急」(「専用ホーム」)「乗り換え」

 

1月18日、この「敦賀駅」にて、JR西日本の社員「約1000人」による、「乗り換えシミュレーション」が行われました。

 

 

現在の、「金沢駅」での乗り換えよりは、「はるかに改善」されたとは言いますが...

 

やはり「エスカレーター」のところで、「同じような問題」があるとも思いますね...。

 

 

 

 

昨年(2023年)11月20日には、その「在来線特急専用ホーム」にて、「入線」の「試運転」が始まりました。

 

 

 

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さて...

 

 

「1月3日頃」に予定していながら、「能登半島大地震」のため「延期」せざるを得なかったこの記事ですが、開業がもう「あと1ヶ月」にも迫って来たことから、今回、その後の「最新情報」も交えて、あらためて書いてみたいと思います。

 

 

 

「北陸新幹線敦賀延伸開業ダイヤ」が発表されたのは、2023年12月15日のことで、まず、「地元紙」(「福井新聞」「日刊県民福井」)にて「速報」されたのち、12月19日には、「中日新聞」にも掲載されました。

 

 

「地元紙」では、「乗り換え」についての具体的なダイヤまで掲載されましたが、一方で、「中日新聞」では、地元紙では触れられていなかった、特に、「はくたか」における、「長野-高崎間」の時刻も掲載されていました。

 

 

これを見ると、「敦賀発着のはくたか」は、途中、「長野-高崎間」を「ノンストップ」にすることにより、JR西日本の区間内(「上越妙高駅」まで)を、「従来通り」、各駅に停車したとしても、「福井-東京間」は、「現行ダイヤ」(「北陸」「東海道」、どちらも「約3時間30分」)とほぼ同じ時間で移動が出来るという風に、「配慮」がされていると感じました(もちろん、「最速」「かがやき」は、「2時間51分」で、同区間を結びます)。

 

 

また、「通過」となるその各駅にも、「あさま」への乗り換えで対応出来るよう、「工夫」もされています。

 

 

「日中時間帯」の「東京方面」は、主に、この「はくたか」が走るようです。

 

 

 

逆に「敦賀側」では、これまで「直通」だった、「京都・大阪/米原・名古屋方面」へも、「在来線特急」への「乗り換え」が生じることになりますが、「東京側の列車」である、「かがやき」「はくたか」からの「直接の接続」は、あまり考慮はされていないようでもあります(もちろん、「在来線側の本数」も変わらず「多い」ので、接続は、充分「可能」です)。

 

 

しかしその役割は、予想通り、「つるぎ」が、担うことになりました。

 

 

現行の「サンダーバード」にも「速達タイプ」があることから、「金沢-敦賀間」では、途中、「福井のみ停車」という、「速達タイプ」の「つるぎ」も誕生することになりましたが、特に「かがやき」にこだわらなくても、「最速列車」が、「気軽」に楽しめるようになることは、とても「嬉しい」ことでもありますね。

 

 

 

それにしても、この「つるぎ」という列車名...。

 

 

 

私(の世代)からすれば、この「つるぎ」という愛称は、かつて「大阪-新潟間」を結んでいた、「寝台特急」の列車名なのですが、本当に「深夜」に走るため、「福井」「金沢」「富山」のいずれにも停車しない(=「乗降の取り扱いがない」)、文字通り、「新潟直行の列車」というイメ―ジでした(こまめに停まる、夜行急行「きたぐに」の方が、よっぽど「親近感」がありました...)。

 

 

何しろ、「時刻表」でも、「通過」の印ばかりでしたから、この列車が、「(深夜の)何時ごろ」通過するのかも分からず、「福井市民」としては本当に、「幻の列車」でもあったのです。

 

 

 

なので、この列車名には、いまだに、少し「疑問」があります(「富山」のみなさん、ゴメンナサイ!!)。

 

 

 

「運転区間」からすると、現在、「敦賀-金沢間」で、「非常時の代走」(「サンダーバード」「しらさぎ」とも運転出来ない時)ともなっている、「ダイナスター」(通常は、「福井-金沢間」を結ぶ特急)的な存在でもありますが、それなら、もっと「ピッタリ」の愛称があります。

 

 

それは...

 

 

 

ズバリ、「かえつ(加越)」(「米原しらさぎ」の前身)でしょう!!

 

 

 

「カタカナ語(/漢字)を嫌う」という印象もある「新幹線列車名」なので、かつて、「富山・金沢-米原間」を走っていた、この「かえつ(加越)」が、最も「ピッタリ」だと思うのですが...。

 

 

 

(「加越」は、「加賀・越前/越中」を指す言葉なので、「富山」のみなさんにも、「納得」していただけるのではないかと。

 

それにもともと、「加越」は、「こだまタイプ」といったイメージもありましたしね...)

 

 

 

「ダイヤ」という点では、ほぼ、「予想通り」でもありましたが、「はくたか」が「金沢止まり」とならずに、日中、「かがやき」の代わりとして、「東京-敦賀間」を走ること、また、「つるぎ」「速達タイプ」が出来ること、そして何より、

 

 

「意外と本数が多かったこと(=「理想に近かった」こと)」

 

 

が、主な「感想」として挙げられるでしょうね。

 

 

 

「最速2時間51分」(「福井-東京間」)などと言ってはいても、それは、「ごく一部のかがやき」だけじゃないか、と、以前(最初)はそう思っていたのですが、実際に「発表」されたダイヤを見てみると、先述のように、「はくたか」の「絶妙」とも言える「停車パターン」により、「現行より遅くなることはなかった」ことが、本当に「ありがたい(評価出来る)」と感じられました。

 

 

 

時刻表「3月号」(「ダイヤ改正号」)は、間もなく、2月24日発売予定です。

 

 

 

詳しくはこちらも。

 

 

「特設サイト」(「JR西日本公式サイト」より)

 

 

 

 

また、こちらにも「注目」!!

 

 

昨年(2023年)の終わりに公開された動画ですが、北陸新幹線の「新規開業区間」(「金沢-敦賀間」)にて採用された、「最新技術」についての「解説」です。

 

 

 

こちらは、「新幹線開業」に合わせて「リニューアルオ―プン」する、「エキナカ商店街(改札外)」、「CURU-F(くるふ)福井駅」を取材した映像です(2024年2月9日)。

 

 

(言っちゃあ何だが、「JR福井駅」周辺は、「駅」「AOSSA(アオッサ)」「ハピリン」と、「別々」に整備したため、それらがてんで「バラバラ」で、ホント、「一体感」がなさ過ぎる...。

 

 

「CURU-F(くるふ)」の「ネ―ミング」も「微妙」...。

 

 

「ふくい」を逆読みした「いくふ(行くふくい)」を、「(人々が)来るふくい(F)」と読み替えたものが、この名称の「由来」だが、私が思うに、これまでの「プリズム福井」の方が、よっぽど「センス」が良く感じられた。

 

 

まあしかし、私自身も、「福井」を「いくふ」、「鯖江」を「えばさ」、「武生(越前市)」を「ふけた(老けた!?)」、「敦賀」を「がるつ」と呼んだりもするから、まったく「人のことは言えない」のだが...笑)

 

 

 

 

また、このほかに、すでに2月14日からオープンしている、「福井屋台村」(えちぜん鉄道高架下)なるものもあります。

 

 

関連記事(「福井新聞社」さん)

 

 

 

 

そしてあらためて、「延伸区間各駅」「発車メロディ」をどうぞ。

 

 

 

現在の「JR福井駅」でも、「オリジナル音源」が「そのまま」使われている、葉加瀬太郎さん(1968-)作曲・演奏の名曲、「悠久の一乗谷」(2017)が、引き続き、「新幹線駅」でも流れることになります。

 

 

こちらが、その「原曲」です。

 

 

 

関連記事(2023年12月10日付け)

 

 

 

 

「延伸開業」関連のCMです。

 

 

 

「JR西日本」

 

「JR東日本」

 

「ほくりくアイドル部」

(「ほくりくアイドル部」についての記事は、テ―マ「アイドル」でご検索ください)

 

 

 

 

これまで、「北陸」と言えば、「新幹線から在来線に乗り換えて行く」といったイメージがありましたが、「これから」は、特に、「大阪/名古屋方面」からは、「在来線から新幹線に乗り換え」といったイメージとなり、その「逆」もまた「しかり」で、本当に、「不思議な感じ」すら受けますね。

 

 

 

そして「北陸新幹線」には、次のように、「他の新幹線にはない特徴(珍現象)」もあります。

 

 

 

1.新幹線史上初めて、「在来線」と、「上り」「下り」が「逆転」。

 

 

これは、現在の「北陸本線」(在来線)が、「大阪・京都」から「下る」、または、「東京」から、「名古屋」を経由して「(南回りで)下る」という風に定義されていたことによるものですが、「北陸新幹線」では、「東京」から、直接「金沢・福井・敦賀」へ、また、将来的には、「大阪」まで「下る」という点から、「逆転」となるものです。

 

 

(このため、「敦賀駅」では、「下り列車(新幹線)」から、「上り列車(在来線)」への「乗り換え」ということになります)

 

 

これはすでに、「金沢開業時」にも、「糸魚川-金沢間」で起きていたことですが、「気づいた方」は、果たして、どのくらいいたでしょうか...。

 

 

 

2.あれれ? いつの間にか、列車の向きが「逆」になってない??

 

 

特に、「東海道新幹線」(上り)から、「東京駅」で乗り継いで、「日本海側」(「糸魚川」以遠)まで出ると、起こりやすい「錯覚」です。

 

 

それでも、「A席は海側」に、違いはありませんけどね。

 

 

「福井駅」や「金沢駅」から、「東海道新幹線」の「A席」と同じような感覚で、上り列車の「進行方向右側」に座ると、そこは「A席」ではなく、また、鋭い方」だと、「普通車」の「2列席」「3列席」の位置が「逆転」していることに、「違和感」を感じてしまうことがあるかも知れません。

 

 

「指定席を購入」される際も、実は、ここが、ちょっと「気をつけたいポイント」でもあるのです...。

 

 

 

(他にも、「電源周波数の切り替え」とか、「急勾配区間の走り方」など、「運転上の違い」は、これまでの記事にも書いてはいますが、今回は、「省略」することにいたします...)

 

 

 

 

今年は、年明け早々に、あの「能登半島大地震」が起こったことで、私自身も、「新年初乗車」、そして、「北陸線特急さよなら乗車」を、長く控えていましたが、1月19日に、「敦賀」、「米原」を経て、東海道線の「彦根」まで(「敦賀」を越える、「最後の直通乗車」)、また、2月7日には、「大聖寺」と並んで、最後まで残った、「一部特急停車駅」である「松任(まっとう)」をはじめとして、「金沢」、そして、「折り返し」で「鯖江」「武生」と、「JR在来線として最後の特急列車乗降」を果たしました。

 

 

今後、「越前花堂(えちぜんはなんどう)」「大土呂(おおどろ)」での、「JR駅として最後の乗降」、また、「入場券」にて、「福井駅」入場も「予定」してはいますが、「特急列車(乗車)」については、以上をもって、「お別れ」とすることにいたしました。

 

 

 

なので、「次」はいよいよ、「新幹線初乗車」ということになります。

 

 

 

沿線では、その「習熟(訓練)運転」の様子を、目にする機会も多くなってきました。

 

 

 

思えば、「国鉄時代」に、「初めて」乗ったであろう頃からすれば「約50年」、本格的に、「新幹線ひとり旅」を始めた「1985年」からも、もう「約40年」です。

 

 

 

これほどまでに長い、「在来線時代」を経て、いま、ようやく、「北陸」も、「本格的な新幹線時代」に入りました。

 

 

(「金沢以遠(富山方面)」へも、「9年ぶり」となる、「直通復活」です!!)

 

 

 

まさに、「万感胸に迫る思い」ではありますが、「金沢開業時」同様、すぐには、「実感がわかない」のではないかと思います。

 

 

 

私自身も、「一番列車」ではありませんが(「夜勤明け」ですからね...)、「開業日」である、3月16日に乗車予定の「4列車」の「指定券」(すべて「つるぎ」で、「金沢-敦賀間」限定)は、無事ゲット出来ました!!

 

 

 

「一番列車」は「即完売」って、「当たり前」ですよね。

 

 

特に「かがやき」は...。

 

 

私も、「初日のかがやき」は、「避ける」方向で、行程を組み立てました。

 

 

 

関連記事(ニュ―ス)

 

 

「記念きっぷ」発売も告知されました(「JR西日本」関連公式サイト)

 

 

 

 

最後に、2月15日、「JR七尾線」最後の区間である、「七尾-和倉温泉間」、そして、その先の「のと鉄道」も、途中の「能登中島駅」までですが、ようやく「運転再開」となったというニュースを貼り付けて、今回の記事を終わりたいと思います。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)