1981年4月11日放送、「テレビ番組出演」の映像です。
「メイン」のコーラスは、映像でも分かるように、ギターのコリン・スウィンビュルヌ(「フランス語読み」。イギリス出身。当時のバンド「clin d'oeil(ウィンク)」のメンバー)が、口で楽器を模して入れています。
また、向かって「右手側」にいるギタリストが、同じアルバムの収録曲でもある、「mort d'un robot "あるロボットの死"」(1980)などの詞を書いている、「才人」、パトリック・デュルフィ(1949.4.3-2008.3.6)です。
こちらは、その「1ヶ月前」、1981年3月の、オランピア劇場公演のライヴ録音からです。
「資料」を見る限りでは、「前年(1~2月)」に引き続き、「2度目」の出演となりますが、「オランピア劇場」での公演は、これが「最後」となりました。
こちらは、大変「貴重」な映像。
1981年7月10日、「フェスティバル・ドゥ・スパ」(ベルギー)に出演した時のものだということです。
こちらは、「オリジナル録音」です(1980年8月録音/11月発売)。
「オランピア劇場」公演では、「後半」で歌われています(この録音も、下に挙げている、「最新の大全集」に含まれています)。
「DVD」には、最初に挙げている映像が収録されています。
こちらが、「最新の大全集」です。
「貴重な録音」が、数多く含まれています。
これまでの記事
(参考)ロックオペラ「スターマニア」の記事
さて、「1月14日」は、ダニエル・バラボワーヌ(1952-86)の「命日」。そして、「2月5日」は「誕生日」となります。
今年は、「没後35周年」に当たるということで、「これまでにない」くらいの、「新発見」、「初収録」の音源の他、「全歌詞集」(「厳密」に言うと、「すべて」ではありませんが...)の書籍も「発売」となっており、「現在」においても、このように、「忘れられていない」という「事実」が、「証明」された形ともなりました。
これは、私のような「大ファン」にとっては、「とんでもないくらい」に「嬉しい」ことだと思います。
今回紹介する曲は、1980年11月に発売された、「5枚目」となるアルバム、「un autre monde "もうひとつの世界"」に収録された作品、「lipstick polychrome "リップスティック・ポリクローム"」です。
この曲も、私自身の「最初期」となる、2016年2月17日付けの記事で「紹介」はしていますが、内容的には「不充分」でもありますので、再度採り上げることにしました(この記事は、その「リブログ」です。「元の記事」へも、こちらから「直接」行くことが「可能」です)。
ましてや、「今回の曲」は、先述のような、「新発見」、「初収録」の音源にも「関連」しています。
今回の「大全集」発売に当たっては、「最初」の「パレ・デ・スポール(ドーム・ド・パリ)」公演(1982年)の音源が「発見」され、「6月13日」のテイクが「収録」されることとなりました(「DISC15」)。
「CD1枚」に収められているため、やはり「カット」は「ある」ものと思われますが(「vendeurs de larmes "涙を売る男"」など、「当然、入っているべき曲」が、いくつか見当たらない...)、「MC」は数多く収録されています(下記参照)。
今回の曲、「lipstick polychrome "リップスティック・ポリクローム"」は、この公演では「オープニング曲」であり、これはこれで「間違いない」と思います。
また何と、この公演では、「ザ・ローリング・ストーンズ」の名曲、「Honky Tonk Women」(1969)を「原語(英語)」で「カバー」もしています。
「当時」は、「イギリス」のミュージシャンたちも、「フランス語」の楽曲を「カバー」していた時代ではありましたが、ダニエル自身も、1986年2月には「ロンドン」に移り住み、「9月」にまた「パレ・デ・スポール(ドーム・ド・パリ)」にて公演を行なった後、「1987年の終わり頃」には、「英語によるアルバム」を発表したいと考えていたようです。
ここでは、「ザ・ローリング・ストーンズ」の「オリジナル」でどうぞ。
(参考)「パレ・デ・スポール1982」収録内容(「DISC15」)
1.lipstick polychrome(1980) リップスティック・ポリクローム
2.la fillette de l'etang(1982) 池の畔の少女
3.Daniel parle(MC)
4.l'amour garde secret(1982) 秘かなアムール
5.Rougeagevre(1979) ルージャジェーヴル
6.(MC)
7.Honky Tonk Women(1969) ホンキー・トンク・ウィメン(「カバー曲」)
8.(MC)
9.quand on arrive en ville(1978-79) 俺たちが街に着いたときには(「スターマニア」より)
10.Lucie(1978) リュシー
11.y'a pas de bon numero(1982) ラッキー・ナンバー
12.me laisse pas m'en aller(1979) どうか僕をこのまま帰さないで
13.(MC)
14.Dieu que l'amour est triste(1982) なんて恋は悲しいんだ
15.le chanteur(1978) 歌手
16.vivre ou survivre(1982) 愛のサバイバル
17.Lady Marlene(1977) レディ・マルレーヌ
18.je veux de l'or(1982) 黄金が欲しい
19.(MC)
20.les oiseaux(1re/2e partie)(1978) 鳥たち
21.(MC)
22.viens danser~la danse(1982) 踊りにおいで~ラ・ダンス
さらには、1984年9月の「パレ・デ・スポール」公演の録音でも、従来の「全曲盤」(CD2枚 「全集版」のみ)に、さらに、「新発見」の「2曲」が追加されました!! (「DISC11」、「DISC12」)
今回の曲は、そのうちの「1曲」ですが、「MC」もあわせて収められています(この「1984」の方は、ほぼ「ノンストップ」という印象でしたが、もしかすると、ほかにも「カット」された「MC」は、いくつか、「あった」のかも知れません...)。
「曲順」としては、「前半8曲目」で、「video "serie noire" "ビデオ「ブラックシリーズ」"」(1983)と、「mon fils ma bataille "僕の息子 僕の闘い"」(1980)(「次回記事」は、この曲を「予定」しています。「下記」参照)の間です。
(参考)こちらも「新発見」で組み込まれ、まさに、「完全版」となった思いが強くします。
1978年発表の名作、「les oiseaux "鳥たち"」は、「第1部」、「第2部」からなる「大曲」ですが、ここでは、「第2部」(の一部)のみが歌われています。
上掲の「lipstick polychrome "リップスティック・ポリクローム"」同様、観客の「大合唱」も「聴きもの」ですが、ダニエル自身も、今回は「フェイク」によらず、「オリジナル」通りに、「ファルセット」で歌っているのが「印象」に残ります。
「曲順」としては、「後半3曲目」。「souleve-moi "助けを求めて"」(1982)と、「revolucion "レヴォルシオン(革命)"」(1983)との「間」で、まさに、「クライマックス」を構成する1曲となっています。
「オリジナル録音」は、こちらのアルバムに収録されています。
(参考)「最初期の記事」ですが、この「第2部」の「歌詞対訳」を掲載しています。
それでは、以下に、「lipstick polychrome "リップスティック・ポリクローム"」の歌詞を載せておくことにいたしましょう。
この曲、「lipstick polychrome」は、現在でもすぐに、「口紅」のCMに使えそうな名曲です(あらためて、「CM業界」の方、どうでしょうか?)。
「最初の動画」の通り、メインのコーラスは、ギターのコリン・スウィンビュルヌ(「フランス語読み」。イギリス出身。当時のバンド「clin d'oeil(ウィンク)」のメンバー)が、「口」で楽器を模して入れています。
歌の終盤には、「lipstick pour les hommes, lipstick pour les femmes」が、「英語」、「スペイン語」、「ドイツ語」、「イタリア語」など、「様々な言語」で繰り返されてもいます。
この曲を収録したアルバム、「un autre monde "もうひとつの世界"」は、「当時の恋人」、リンダ・ルコントさんに捧げられていますが、そんな彼女の「唇」がイメージに入っているのでしょう...(ちなみにこの曲は、2番目に「シングルカット」されました)。
リンダ・ルコントさんとの愛が「最高潮」であった当時、ダニエルは、まさに、その「唇」について書いた曲がありました。
それが、こちらの曲、「Rougeagevre "ルージャジェーヴル"」(1979)です。
このタイトルは、「rouge a levre(口紅)」が訛ったもので、今回の曲のタイトルとも、そう「遠くはない」と思います。
こちらは、1982年11月28日の映像です。
「オリジナル録音」は、こちらのアルバムに収録されています。
(参考)こちらの記事に、この曲の「歌詞対訳」を掲載しています。
「今回の曲」の、「素敵」なカバーも見つけました。
2018年、ベルギーでのイベントのようですが、歌われているのは、フィリップ・ヴァンクレという方だということです。
さて次回は、やはり、「最初期の記事」しか残っていないこの「名曲」について、あらためて書いてみたいと思っています。
「mon fils ma bataille "僕の息子 僕の闘い"」(1980)。
こちらもやはり、「パレ・デ・スポール1984」の「ライヴ録音」から。
今回登場した、「ギタリスト」兼「コーラス」、コリン・スウィンビュルヌの、何と、「私生活」に「関係」が「ある」ということですが...。
それではまた...。
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lipstick polychrome リップスティック・ポリクローム
c'est petit, joli, c'est doux, c'est fort
c'est plein de couleurs
pour l'amour, l'ennui, ou pour la mort
pour sucrer les pleurs
rouge au coeur
それは小さく、かわいく、しなやかで、強い
たくさんの色がある
恋のため、倦怠感(悩み)のため、死のため
涙を甘くする(なくす)ための
心へのルージュ(口紅)
lipstick pour les hommes
lipstick pour les femmes
lipstick for the men
lipstick for the girls
リップスティック(口紅) 男性のための
リップスティック(口紅) 女性のための
(*「英語」にて繰り返し)
pour le monde entier un seul royaume
baton polychrome
pour que les humains ressemblent en vrai
beaucoup plus a l'homme
decorum
全世界のための、唯一の王国
様々な色の(リップ)スティック
人類が、真に、
もっともっと礼儀の正しい
人間となるために
lipstick pour les hommes
lipstick pour les femmes
lipstick for the men
lipstick for the girls
リップスティック(口紅) 男性のための
リップスティック(口紅) 女性のための
(*「英語」にて繰り返し)
lipstick pour les hommes
lipstick pour les femmes
lipstick for the men
lipstick for the girls
リップスティック(口紅) 男性のための
リップスティック(口紅) 女性のための
(*「英語」にて繰り返し)
lipstick para senores
lipstick para senoras(*1)
lipstick fur die manner
lipstick fur die frauen(*2)
lipstick per signore
lipstick per donne(*3)
lipstick na te tane
lipstick na te vahine(*4)
lipstick dla panna
lipstick dla panni(*5)
lipstick miehille
lipstick naisille...(*6)
リップスティック(口紅) 男性のための
リップスティック(口紅) 女性のための(*1.「スペイン語」)
(*2.「ドイツ語」)
(*3.「イタリア語」)
(*4.「マオリ語」...「ニュージーランド」、または、「タヒチ」の先住民族の言語)
(*5.「ポーランド語」)
(*6.「フィンランド語」)
(daniel-b=フランス専門)
