「700系」が東海道新幹線にお目見えしたのは「1999年3月」のことですが、2003年10月1日、新幹線「品川駅」開業の際、当時のJR東海葛西社長(現「名誉会長」)の依頼により作られたのが、この曲、「AMBITIOUS JAPAN!」(TOKIO)です。

 

「ダイヤ改正」と「同日」にリリースされたこの曲は、JR東海の「イメージソング」となり、以降、同社車両の「車内チャイム」も、この曲に変更となりました(現在も「継続使用」されています)。

 

「キャンペーン」は、当初は、「2003年末」に「終了」となる予定でしたが、「予想以上の反響」があったことと、2004年が「開業40周年」となること、2005年には「愛・地球博」が開催されることから「延長」となりました。

 

デビュー当時の「CM」です。

 

「新しい鉄道唱歌を」という依頼で作られたこの曲、「AMBITIOUS JAPAN!」は、2018年に、TOKIOメンバーの「不祥事」が明らかになった際、継続使用の「是非」が社内で「議論」されましたが、結局、「変更せず」という結論に至ったようです...。

 

この曲が、「車内チャイム」となると、こんな感じに...。

 

しかしながら、「停車」を知らせる「短い」バージョンは、この曲をも思い出させます...(私だけ?)。

 

テレビアニメ「ONE PIECE」(フジテレビ系)の、「初代オープニング曲」、「ウィーアー!(We Are!)」(1999)。

 

「(ホコリかぶってた )宝の地図も

(確かめたのなら 伝説じゃない!)」...。

 

図らずも「ラストラン」となってしまった、3月1日の「団体専用列車」にて、かつての車内チャイムが「復刻放送」されたようです。

 

「のぞみチャイム(途中停車駅バージョン)」は、私もかつて、新幹線チャイムを使った「目覚まし時計」(「日車夢工房」の製品。現在は事業を「終了」)のアラームで使っていました。

 

この曲を聴くと、本当に、目が「覚めます(?)」(「乗り越したら最期」!! 笑)。

 

また、「ひかり・こだまチャイム」は、元々は「洋楽」です。

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12174557872.html?frm=theme(関連記事)

 

 

「700系引退」にともない、JR東海「リニア・鉄道館」(名古屋市)の「展示車両」にも、「キャンペーン当時」のペインティングが「再現」されました。

https://recommend.jr-central.co.jp/700/(「ありがとう700系」JR東海公式サイト)

 

 

JR東海「700系(C編成)」を偲ぶ映像をいくつか拾ってみました。

 

現在の「ドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)」(923形電車)も、「700系」をベースに開発されました。

(現在、「動画貼り付け」に「不具合」が発生しております。

そのため、記事投稿に「遅れ」が生じていることをおわび申し上げます)

https://ameblo.jp/staff/entry-12577681735.html(参考:「アメーバ」スタッフブログより)

 

 

さて、かねてよりアナウンスされていました、「東海道新幹線700系(C編成)ラストラン」ですが、「新型肺炎/新型コロナウイルス禍」により、「3月8日」に予定されていた「記念列車(東京発9時47分 「のぞみ315号」)」の運行が急きょ「取りやめ」となりました(3月2日発表)。

 

このため、図らずも、「3月1日」に運転された、「上り」団体専用列車(新大阪8時23分発、「のぞみ308号」の時刻で運行。「下り」は、前日に運行済)が「東海道」での「ラストラン」ということに...。

 

現在の、「20代後半」から、「30代後半」くらいの方々にとっては、「懐かしい思い出」もある車両ではないかと思いますが、その「お別れ」は、本当に、「思いもよらない幕切れ」となってしまいました。

 

 

こういう私も、3月8日の「ラストラン」の指定券(「全席指定」)を、「事前予約」(1ヶ月前以前)にて申し込みましたが、結果は「×」。やはり、「超狭き門」でした...。

 

しかし一方で、上掲動画にもある、「ありがとう700系」の「車体装飾」が、「2月12日」から行なわれることを知り、また、「ラストラン当日」までの、「700系」の「運用情報」も入手することが出来ました。

 

「ラストラン当日」に、「新大阪駅」で行なわれる「到着式」のみ参加することも考えましたが、私としては、やはり、いま一度「乗車しておきたい」ということで、最初は、「2月12日」にも乗りに行こうかと考えていました。しかし、「きっぷの手配」など「準備」が追いつかず、やむを得ず、次の週の、「2月19日(水曜日)」とすることに決めたのです。

 

これは、2月中の運転すべてが「臨時列車」の「のぞみ号」であり、そのうちの何本かは、「幸運」にも、私が「完全フリー」となる「水曜日」に「運転日」が当たっていたこともありました(「定期列車」としての運用は、「2019年12月1日」をもって「終了」しています。3月に入ると、先述の「団体専用列車」以外は、「3月8日」の「ラストラン」のみとなっていました)。

 

とは言うものの、「きっぷ」を手に入れた途端、「状況」はどんどん「悪く」なっていきました。

 

「新型肺炎/新型コロナウイルス禍」が、だんだん「身近」に迫って来るニュースが「次から次へと」報じられ、日に日に、「ちょっと出かけたくらいなら大丈夫」とは、到底思えなくなって来ていたのです。

 

そうしているうちに、「長いような短いような一週間」が過ぎていき、「出かけるか否か」の「決断」が出来ないまま、「当日」の朝を迎えてしまいました...。

 

 

...「結果」としてきっぷは、「ノーショウ(no-show)」。

 

つまり、「キャンセルせずに不乗」ということになりました...。

 

「実際に乗車」するために手に入れたきっぷを、「自らの意志」で、最後まで「不使用」としたのは、本当に「初めて」のことです(「記念」のために、「一部区間」のみを購入したことは、これまでにもあったことですが...)。

 

 

最初に乗る列車(福井駅発)に「乗らなかった」時点では、それ以降の列車はまだ「キャンセルが可能」でしたが、私が「予約」していた「次」の列車が、名古屋9時56分発の「(臨時)のぞみ305号」で、「(終点)新大阪」(10時46分着)までの乗車予定でした。

 

現在運行している東海道新幹線の車両、「N700系(N700A)」は、「喫煙ルーム」はあるものの、「全席禁煙」で、「指定券」ならば、券面にも、「席番」の前に、その通りに「記載」されています。

 

それ以外の車両は、もはや、この「臨時の700系」しか運転しておらず、この場合、「禁煙席」の指定券は、おなじみのマーク、「🚭」のみの表記となっています(つまり、これが「700系運用」を示す「証拠」でもあります。「喫煙席」の場合、「🚬」のマークが表記されます)。

 

「これが最後」ということで、「喫煙席」を「試そう」かとも思いましたが、あの「もうもう」とした車内を思い出すと、「50分の乗車」でも「自信」がなかったので、いつも通り、「禁煙席」を選んでいました。

 

 

私は、「きっぷ」を持ったまま、「乗車を断念」したのですが、まさに「断腸の思い」でした。

 

しかし、「きっぷ」を持っていることで、たとえ実際に乗車は出来なくとも、「心」だけは「乗っていることが出来る」という想いから、「行程の最後」まで、「キャンセル」することは考えませんでした。

 

3月8日の「ラストラン」の指定券を持っている方の中にも、「あえてキャンセルしない」と言っていた方がいましたね...(「動画」もアップされています)。「運転中止」となった「事実(記憶)」を、後々まで「残しておこう」ということです。分かりますね、その想い...。

 

 

今回「引退」となる「700系(C編成)」は、先行の「試作車(C0→C1編成)」が1997年に完成しましたが、「試験走行」を重ねた上で、「量産車」ともども運用が開始されたのが、1999年3月のダイヤ改正から。当時は、東京-博多間を「1日3往復」というスタートでした。

 

1999年は、その9月18日に、元祖「0系」が東海道新幹線から「引退」した年でもあり、その「次の世代」である、「2階建て」の「100系(16両編成)」も、2003年9月(東海道)から、翌2004年1月(山陽)にかけて「引退」となりましたから、急速に、車両の「世代交代」が進んだ時期でもありました(「0系」、「100系」は、「引退時」にも「乗車」しています。特に「0系」は、「記念列車」への「乗車」、また、名古屋駅での「到着式」、ともに「経験」しています)。

 

これらの車両を「置き換える」ため、また、「軽量化」のあまり、「高速運転時」に「微振動」が多く、車輪の「空転」も多かったという、元祖「のぞみ」型車両「300系」や、「高速化」を追求するあまり、「車内スペースが窮屈」だとして、東海道新幹線の利用客からは「不評」であった、JR西日本「500系」の「サービス改善」(最終的には「置き換え」)を図るため、「JR東海」と、「JR西日本」が「共同」で開発したのが、この「700系」だったのです。

 

最高速度は「285km/h」に抑えられましたが(「500系」は、山陽区間で「300km/h」運転を実現)、座席数は、「300系」と揃えられ、急な「使用編成変更」にも対応が「可能」となった上、「居住空間・環境の改善」も図られました。

 

 

私の「700系」との出会いは、「運転開始当時」(1999年)に、「ナゴヤドーム」で行なわれた「旅行博(?)」の「JR東海」のブースで、「パンフレット」をもらったことはよく憶えていますが、その日の「名古屋入り」が、「700系初乗車」であったかどうかは「定か」ではありません(新大阪9時54分発の「のぞみ8号」に「乗った」とも考えられるのですが、当時の「記録」がすぐには出て来ません...)。

 

 

私自身の「記憶」で言えば、この「700系」には、そんなに「数多く」乗った印象も「ない」ですね。

 

「700系」は当初、「東京-博多間」を走る「のぞみ」に充当され、程なく、「500系」と「交互」に走るようにもなっていましたが、「山陽区間」では、私はやはり、速度の速い「500系」を好みましたし、そのうち、「西方面」へ足を延ばす機会も、次第に少なくなっていったからです。

 

「700系増備」にともない、従来、「のぞみ」に使用されていた「300系」が、「ひかり」、「こだま」に回されて来るような頃になって来ると、「東京・名古屋方面」へはほぼ「300系」のみの利用となっていました。

 

2007年以降ともなると、「後継車両」である「N700系」(現行車両)が登場しましたが、そこから「数年間」は、私自身、「2回」の「パリ&ブリュッセル旅行」(2008年/2010年)を決行したため、「国内」を旅行する回数が「激減」してしまったのです。

https://ameblo.jp/daniel-b/theme-10097133133.html(参考:「パリ&ブリュッセル」の旅行記一覧)

 

また、勤務の「シフト」の問題も、当時はありました...。

 

 

2012年3月16日、「300系さよなら運転(山陽「のぞみ609号」)」に運良く滑りこむことが出来、「久しぶり」に「新大阪-岡山間」を利用して、岡山駅で、「100系」の「さよなら列車(ひかり445号)」も見て来ましたが、その「帰り」の「のぞみ」は、すでに、「N700系」となっていました。

 

2014年の「東海道新幹線開業50周年」を機に、国内旅行も徐々に「再開」出来るようになりましたが、「2015年」は、3月に延伸開業の「北陸新幹線」(間もなく「金沢開業5周年」)の乗車に終始したきらいがあります。

 

次の3つは、「開業1周年」の際に書いた、「最初期」の記事となります(2016年3月)。

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12138575206.html(その1)

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12138772163.html(その2)

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12139163707.html(その3)

 

 

そうこうしているうちに、東海道新幹線の「700系」はどんどん「少数派」(ほとんど「知らないうちに」...)となっており、出かけるたびに手にする「指定券」でも、いつの間にか、「N700系」を表す「全席禁煙」の表記ばかりになってしまっていたのです...。

 

「100系」の頃は、まだ「こだま」での利用がありましたから、「ひかり」で利用出来なかった分を「取り返した」感はありましたが、今回の「700系」に関しては、「思ったよりも乗っていない」可能性すらあるのです。

 

そのこともあって、今回は「絶対乗りたい」という「想い」がありました...。

 

 

さて、「700系電車(16両編成)」には、このJR東海が所有している「C編成」の他に、JR西日本所有の「B編成」があることはご存知でしょうか。

 

「共同開発」とは言え、これまで、「0系」、「100系」、「300系」でも、「内装」など、「オリジナリティ」を出していたと言える「JR西日本」の車両...。

 

この「700系B編成」でも、「内装」は、JR東海車(「C編成」)とは「違い」が見られますが、もっとも「よく分かる」違いは、「車内チャイム」です。

 

2003年11月24日以降、すべての系列で、「JR東海車」は「ANBITIOUS JAPAN!」に切り替えられましたが、「JR西日本車」は、「いい日旅立ち・西へ」(1978-2003)(山口百恵さんが歌った谷村新司さんの名曲を、鬼束ちひろさんが「カバー」したもの)に切り替えられました。

 

 

こちらは、「名古屋終着列車」の「到着放送」です。

 

「列車種別」、「上り」、「下り」の区別は明記されていませんが、「運用」からすると、東京発の「下りこだま」の可能性が「高い」です(「西日本車」だからと言って、必ずしも「山陽区間」からの乗り入れとは限りません。実際、先月運転された「700系臨時のぞみ」の中にも、この「B編成」が含まれていました)。

 

こちらは、「新大阪駅」にて、その「700系B編成」が撮影された動画ですが、同時に、「西日本限定運用」である、「E編成(「ひかりレールスター」車)」および、「短編成化」された「500系」も見ることが出来たようです....。

 

JR西日本の「B編成」も、「3月13日」限りで「定期運用」から「外れる」ということです...。

 

 

さて、「700系」の「顔」を表す言葉として、よく「カモノハシ」ということが言われていますが、何だかなあ...。

 

私は絶対、

 

「クレヨンしんちゃん」(笑)

 

じゃないかと思うのですが...。

 

「700系クレヨンしんちゃん!!」(爆)

「500系電気うなぎ!!」(爆)

「300系鉄仮面!!」(爆)

 

ちなみに、クレヨンしんちゃんの映画、「激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」は、4月24日公開予定です。

https://shinchan-movie.com/(映画公式サイト)

 

 

「700系」と言えば、この車両も忘れてはいけません。

 

こちらも、「JR東海」、「JR西日本」が「共同」で開発した車両ですが、初めての「海外輸出」となった、「台湾新幹線(2007年1月開業) 700T型電車」です。

 

「輸出」されたのは「車両」だけではなく、「新幹線」という「システム」そのものです。

 

 

現在、東海道・山陽新幹線を走っている「メイン」の車両、「N700系」は、2007年の導入当初からは「改良」され、「N700A」と呼ばれているものです。

 

「700系」の「改良型」として、「700系」では実現し得なかった最高速度「300km/h」運転(「500系」と同等)を実現し、その後、「さらなる改良」を加えて、2013年に登場したのが「N700A」(Aは「Advanced」の略)ということですが、現在の車両は、すべて、この「N700A」に「改造」されたものです。

 

これにより、「スピードアップ」しても「安定の乗り心地」が確保され、「東海道新幹線」でも、最高速度「285km/h」での運転が「可能」となりました(それまでは、最高「270km/h」が限界でした...)。

 

 

来たる3月14日の「ダイヤ改正」では、「東海道新幹線」の全ての車両が「N700A」に統一され、「東京-新大阪間」の「のぞみ」全列車が、「2時間30分以内」での運転となります。加えて「増発」も行なわれ、1時間で「最大12本」という「のぞみ」が走ることになりますが、その結果、従来では「待避」による「長時間停車(ひかり・こだま)」のなかった「名古屋駅」、「京都駅」でも「待避」が行なわれるようになります。

 

駅を「目前」にして、「大渋滞」(信号待ち)が起きなければ良いのですが...。

 

 

また「7月」には、「次世代車両」、「N700S」(Sは、「Supreme」の略)がついに登場となります。

 

さらなる「進化」を遂げる「東海道新幹線」。

「期待」して見守りたいものです...。

 

それではまた...。

 

(「2月号」が、「700系(16両編成)」最後の時刻表です...)

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(daniel-b=フランス専門)