日曜日(1月28日)の地元紙(福井新聞)にて、次のような、「興味深い記事」を見つけました。
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/287128
このところの強烈な寒波により、福井県地方は、本当に寒い日が続いています。
2週前の週末(13日前後)には、福井市の「市街部」でも、実に「7年ぶり」となる、
「積雪70cm」
を観測しました。
除雪の進まない「生活道路」では、ボコボコの「圧雪」に苦しめられ、交通は「マヒ状態」。「物流」はストップし、JRなど各交通機関も、軒並み「運休」となるなど、「大混乱」の様相となりました。
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/281652
さて、「最初の記事」ですが、「1月28日」は、天気統計による、
「雪の特異日」
だということで、過去の統計では、福井市では、この「1月28日」は、「雪」の出現率が、年間で最も高い、「80%」にもなるということでした。
ちなみに、「2月3日」も、「80%」の確率で「雪」だということで、私は、特にそれを、「節分寒波」というふうに呼んできました。
この「1月28日」というのは、実は、私の知人の「誕生日」でもあるのですが、この方は、以前から、
「誕生日に雪がなかったことがない」
と言っていました。私より「7歳年上」の女性ですが、奇しくも、その「誕生日」というのが、あの、
「38(さんぱち)豪雪」
の真っただ中の頃であり、その月末、「1月31日」には、都道府県庁所在地での「最深積雪記録」となる、「積雪213cm」を、この福井市で記録しているのです。
私も、小学生の頃の、「56(ごーろく)豪雪」(「38」、「56」とも、「昭和」の年数)をはじめ、数々の「豪雪」を経験していますが、近年では、北陸の平野部には、それほど多くの降雪があるわけでもありません。
現に、昨年の「1月28日」には、珍しく雪が「なく」、そのことも「話題」にしていたほどでした。
28日付けの「福井新聞」では、この「大雪」をもたらす、「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」についても解説されていました。
一般に、上空5000mに、マイナス36℃以下の強い寒気が流れ込むと、まとまった雪となるのですが、それに加えて、「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と呼ばれる気流が、福井県地方に大雪をもたらす「要因」となっているそうです。
冬型の気圧配置で、大陸から日本付近に吹き付ける北西の風は、中朝国境付近の山脈で、「北回り」と「南回り」に分かれ、日本海でぶつかります。
風は、行き場を失って上昇し、雲が発達しやすい気流の「ライン」が形成されますが、これが、「JPCZ」と呼ばれるものなのです。
これが「発達」し、気流に沿って大量の雪雲が発生した際に「大雪」となることが多いのですが、10日から13日にかけての、「福井県嶺北地方」を中心とした大雪は、まさに、その「典型例」だったということです。
この「JPCZ」が、「嶺南地方」に張り出せば、敦賀市以西を中心に大雪が降ることになりますが、昨年2月に、小浜市で「積雪80cm」を記録したのは、この例に当たります。
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12256676181.html(これに関連した記事)
昨年の3月、まさに「雪の日」に敦賀市へ出かけましたが、いきなりの「大雪」に大変驚きました。通常ですと、「北陸トンネル」を抜けてしまうと、雪が「なく」て、「別世界」のようにも感じる敦賀市ですが、この時ばかりは「逆」でした。この後、福井に戻って、その「雪の少なさ」に驚いたほどです。
今年は、「首都圏」でも、本当に多くの雪が降っていますね。
首都圏では、降雪直後の「冷風」によって、路面が「凍結」することが多いですから、本当に「注意」が必要です(「積雪」ならば、まだ「踏みしめる」ことが可能ですが、まったくの「氷」ですからね...)。
足元には、充分お気を付けください...。
というわけで、今回は、「雪」について書いてみました。
「雪」に関するシャンソン。
私からは、この曲を...。
ジャック・ブレル(1929-78)の1963年の作品で、「il neige sur Liege "リエージュに雪が降る"」です。動画に表記されている地名「Luik(ロイク)」は、「オランダ語」での呼び方ですが、このリエージュ(ベルギー)は、「フランス語圏」の都市です。
それではまた...。
(daniel-b=フランス専門)