23日目 神の意志の王国の天の女王。 悲しみの最初の1時間が鳴り響く。 | それゆけだんごむし!ーカトリック

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外国のサイトより
神のはしためルイザ・ピッカレータ 
被造界における神の王国
「天国の書」
「主イエス・キリストの受難の24時間」
「神の意志の王国における聖母マリア」
「ラウンドの祈り」などを紹介しています。

 

 

被造界の中の神の王国

天国の書

神の意志の王国における聖母マリア

The Virgin Mary in the Kingdom of the Divine Will

 

by the Servant of God, Luisa Piccarreta

little daughter of the Divine Will

 

神のはしため

神の意志の小さな娘 

ルイザ・ピッカレータ著

 

 

 

私的使用のみ

 

神の意志に住まうための5月の黙想

193056 ルイザ ・ピッカレータ

 

フィアット!!!

 

J.M.J.

 

 

 

 

5月の間毎日、聖母マリアへ捧げる祈り

 

汚れなき(無原罪)女王、天のお母様、私はあなたに奉献されたこの5月、もっとも熱い願いをこめ、神の意志の王国に住むという偉大な恩寵を切望するために、あなたの元にひざまずき、あなたの愛する娘としてあなたの腕の中に身を委ねます。

 

聖なるお母様、神の意志の王国の女王、私をあなたの娘として神の意志の王国に住まわせてくださるようお願いいたします。そうすれば、そこがもはやさびれた場所ではなく、あなたの子供たちが住む場所となるでしょう。

 

それゆえ、主権なる女王よ、私はあなたに私の歩みを神の意志の王国へと導いてくださるように身を委ねます。

 

私はあなたの母なる手を握りしめ離しません。

 

私のすべての存在を神の意志の中で永遠の命に生きるように導いてください。

 

そして「神の意志」が何を意味するのかを理解するために、私を照らしてくださるようにお願いします。

 

私は母親であるあなたに私の意志を捧げます。

私のお母様として、私の意志を神の意志と交換してください。

そうすれば私がその王国から出ることはないでしょう。

 

アヴェ・マリア…

 

 

 

今月の霊的花束

毎朝、昼・夜、1日3回、天のお母様にひざまずき

「私のお母様、私はあなたを愛しています。あなたも私を愛し、私の魂に神の意志の一口を与え、あなたの母なる眼差しのもとで私のすべての行為を行なうことがでるように、あなたの祝福を与えてください。」

と祈ります。

 

 

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23日目 - 3 (この日付の最後にある注釈を参照)

神の意志の王国の天の女王。

悲しみの最初の1時間が鳴り響く。星は声なき声で、当方の三博士にイエスを崇拝するように呼びかける。

イエスを崇拝するためにマギを呼ぶ。預言者が主権女王の悲しみを告げる。

 

霊魂から女王であるお母様へ:

私のとても優しいお母様、ここで私は再びあなたの膝の上にいます。あなたのこの娘は、もはや私のお母様なしではいられないのです。あなたが今腕に抱いている天の赤ちゃんの甘い魅惑、そして今、飼い葉桶の中におり、崇拝と愛でひざまずく私をうっとりさせます。あなたの幸せな運命と同じ小さな王イエスは、あなたの中にその王国を広げたそのフィアットの果物と甘くて貴重な誓いに他なりません。ああ、お願いです!ああ、お母様、あなたの力を使って私の中に神の意志の王国を形成してくださるというあなたの言葉を私に与えてください。

 

 

 

 

私の天の母の教え:

親愛なる娘よ、あなたを私の近くにいて、神の意志の王国がすべてのことにどのように広がることが出来るかをあなたに教えることが出来ることを、私はどれほど嬉しく思っていることでしょう。神のフィアットの生命によってもたらされたすべての十字架、悲しみ、屈辱は、その王国に栄養を与え、それをますます広げるためにある、その手の中の原材料のようなものです。

ですから、私に注目し、あなたの母の話を聞いてください。

 

私はイエスと親愛なる聖ヨセフと共にベツレヘムの洞窟に滞在し続けました。私たちはなんて幸せだったでしょう。なぜなら神の幼子と私たちの中で働く神の意志のおかげで、その小さな洞窟は楽園に変わったからです。痛みと涙が欠けていたわけではないのは事実ですが、私たちの一つ一つの行為に神のフィアットが生じさせた喜び、幸福、光の巨大な海と比べれば、それらはこれらの海に飛び込んだ小さな雫に過ぎませんでした。そして、愛する息子の甘くて愛らしい存在は、私の最大の幸福の一つでした。

 

さて、愛する娘よ、天の赤ちゃんが日の光の下に生まれてから八日目を迎え、神のフィアットが悲しみの時を告げ、魅力的な小さな赤ちゃんに割礼を施すよう命じられたことを知らなければなりません。幼いイエスが受けることになったのは、最も痛ましい切り傷でした。当時の律法では、すべての長子がこの痛みを伴う切り傷を受けなければならないことになっていたのです。それは罪の律法と呼ぶことができますが、私の子は無実であり、その律法は愛の律法でした。しかし、それにもかかわらず、彼は人間の王ではなく、堕落した人間を見つけるために来たので、自らをその兄弟とし、人間を高めるために、彼は自分自身を低くしたいと望み、律法に身を委ねられたのです。

 

娘よ、聖ヨセフとわたしは痛みの震えを感じましたが、勇気を出し迷わず司祭を呼び、非常に痛みを伴う切り傷の割礼を施してもらいました。その激しい痛みに、赤ちゃんイエスは泣き叫び、私の腕の中に飛び込んできて、私の助けを求めました。聖ヨセフと私は、彼の涙と私たちの涙を混ぜ合わせました。私たちはイエスが被造物の愛のために流された最初の血を集め、天と地、そして地獄さえも震わせる力強いイエスという御名を与えました。その名はすべて人の心を和らげ、守り、助けとなるものでした。

 

さて、娘よ、この切り傷は、人間が自分の意志を行なうことによって自分の魂に加えた残酷な切り傷の象徴でした。そして愛する御子は、人間の意志の厳しい切り傷を癒すために、また、その血によって、人間の意志の毒が被造物の中に生み出した多くの罪の傷を癒すために、この切り傷を与えられることをお許しになったのです。ですから、人間の意志による行為の一つ一つが、与えられる切り傷であり、広がる傷なのです。そして天の赤ちゃんは、その痛々しい切り傷で、すべての人間の傷に効く薬を用意したのです。

 

さて、娘よ、もう一つの驚き

新しい星が天空に輝き、その光で崇拝者を探しに行き、彼らが赤ん坊イエスを見出し崇拝するように導きます。互いに遠く離れた場所にいる三人がこの星に照らされ、至高の光を受けて、星をたどり、ベツレヘムの洞窟、赤ん坊のイエスの足元へと導かれるのです。これらの東方の三博士の王たちが、その聖なる幼子の中に天と地の王、すなわちすべての人を愛し、救うために来られた御方を認めたとき、驚かなかったのはなぜでしょうか。実際、博士がその天上の美しさに魅了されて彼を崇拝している間に、生まれたばかりの赤ん坊はその小さな人間性から神性を輝かせ、洞窟は楽園に変わったのです。そのため彼がその人間性の中にある神性を再び取り去るまで、彼らはもはや神の幼児の足元から離れることができなくなっていました。そして、私は母の務めを果たすために、みことばの降臨について詳しく話し、イエスに捧げられた彼らの贈り物によって象徴される信仰、希望、慈愛で彼らを力付けました。そして、喜びに満ちて、彼らは最初の伝道者になるために彼らの地域に旅立ちました。

 

愛する娘よ、私の側から離れないでください。どこまでも私についてきなさい。

小さな王イエスの誕生から40日が過ぎ、神のフィアットが私の子の奉献の律法を果たすために私たちを神殿に呼び寄せるときが近付きました。それで私たちは神殿に行きました。私のかわいい赤ちゃんと一緒に出かけたのは初めてでした。私の心の中に悲しみの血管が開きました。私はすべての人の救いのために、彼をいけにえとして捧げるつもりでした。私たちは神殿に入り、まず神の威厳を崇めました。それから祭司を呼び、彼をその腕に抱きしめて、私は永遠の父に天の赤ん坊をすべての人の救いのためのいけにえとして捧げました。祭司はシメオンで、私が彼を彼の腕にのせると、彼は彼が神のみことばであることを悟り、計り知れない喜びで歓喜しました。そして捧げ物の後、預言者の態度をとって、彼は私の悲しみのすべてを預言しました。おお!至高のフィアットが私の母なる心にどのように響いたかでしょうか――私の赤ん坊の息子のすべての痛みの嘆き悲しむ悲劇を、振動する音で、徹底的に。しかし、わたしを最も突き刺したのは、聖なる預言者がわたしに語った「この愛する赤ん坊は、多くの人の救いと破滅となり、矛盾の標的となるであろう」という言葉でした。

もし神の意志が私を支えてくれなかったら、私は激しい苦痛で即死していたでしょう。しかし、それは私に命を与え、神の意志そのものの王国の中で、私の中に悲しみの王国を形成するために用いられました。だから、私が持っていた母の権利に加えて、私は母であり、すべての悲しみの女王という権利を獲得したのです。ああ!そうです。私の悲しみによって、私の子供たちと不幸な子供たちの負債を支払うための小銭を手に入れたのです。

 

さて、娘よ、あなたは、神の意志の光の中で、私がすでに自分が受けることになっていたすべての悲しみを、聖なる預言者が私に語ったことよりもさらに多くのことを、すでに知っていたことを知らなければなりません。しかし、わが子を捧げるという厳粛な行為において、それが私に繰り返されるのを聞いて、私は、私の心が刺されて魂に深い傷ができ、私の心から血が出るのを感じました。

 

さあ、あなたの母の話を聞いてください――あなたの痛みの中で、あなたにとって欠くことのない悲しい出会いの中で、決して心を失わないでください。英雄的な愛をもって、神の意志をあなたの痛みの中でその王座につかせてください。それはあなたのための無限の価値を持つ小さなコインに変わります。彼らを自由な子供として神のフィアットの王国に再び入らせるために彼らを人間の意志の奴隷状態から救い出し、それであなたはあなたの兄弟の負債を支払うことが出来るでしょう。

 

 

 

 

霊魂:

聖なるお母様、あなたの刺し貫かれた御心に、私のすべての痛みを委ねます。そして、あなたはそれらがどのように私の心を突き刺すかをご存じです。ああ、お願いです!私の母となって、あなたの悲しみの香油を私の心に注いでください。神の意志の王国を征服するために私の痛みを小さなコインとして使うというあなたの同じ運命を分かち合うことができますように。

 

霊的花束:

今日、私を敬うために、私の腕の中に入り、あなたの人間の意志があなたがたにした傷を癒すために、天の赤ん坊が流した最初の血をあなたがたに注ぐことができるように、そして、赤ん坊イエスの傷の痙攣を和らげるために、三回の愛徳唱を唱えなさい。

 

射祷:

私のお母様、あなたの悲しみを私の魂に注ぎ、私のすべての苦しみを神の意志に変えてください。

3 付録:瞑想2、瞑想3、瞑想4も参照してください

 

 

キラキラ皆さんに神様の祝福がありますようにキラキラ