知人にとても責任感が強く、要領も良い人間がいる
また仕事も真面目に行っていることで
周りから高評価を得ている
そんな彼が繁忙期ということもあり
多くの案件を抱え込んでいた
真面目な彼は自分がもっと頑張ることで解決する小さな問題だと考えた
もしかしたら
周囲に助けを求める前に
自分が極限まで頑張る必要があるのだと考えたのかもしれない
そのくらい彼は責任感があり、いざという時に
頼りがいのある男なのである
しかし、思うようにはいかなかった
各案件は予定よりも大きく納期を遅れてしまい
客先からはクレームも入った
その段階でようやく周囲に助けを求めた
クレームが出たことで、周囲の人間は
自分の仕事よりも彼の案件を落ち着かせる必要があった
真面目な彼を周囲は
「よく頑張った」と褒めるだろうか
それとも
「なんでもっと早く言わないんだ」と言われてしまうのか
いきなり言われても、
「こっちの都合も考えてくれ」と言われてしまうかもしれない
真面目に迷惑をかけないように
自分でなんとかしようとした結果
最終的には彼自身が最も望んでいない結果になってしまった
助けを求めること、協力を仰ぐことを
自分がサボっているとか、楽をしているとか
そう思われるかもと不安を感じてしまい
周りに相談や助けを求めることが苦手な人もいるだろう
実は私もそうだった
しかし、一度頼ってみると案外周りは喜んで協力してくれる
なにを隠そう
人間は頼られることを喜びに感じる
自分自身のことを思い出してみても
思い当たることはあるはずだ
周りに相談することが苦手なひとは
人は頼られること喜びを感じる生き物だ
ということを頭の片隅に入れておいてほしい