おだんご日和 -22ページ目

おだんご日和

Dango茶屋・いちのせの徒然記

「ジョジョの奇妙な冒険」で有名な漫画家の荒木飛呂彦さんの新書を読みました。

「プロは売れてナンボ」
「売れるためには『王道』をしっかり押さえること」
 という思想が明確で、そのための『王道』を研究した成果・・・という感じの内容でした。

 具体例を挙げて『王道』を解説していて、わかりやすく、勉強になります。
 この本では触れられていませんでしたが、『王道』があるのなら、きっと『邪道』もあるのでしょうね。

 ちなみに私は、『王道』・『邪道』の他に、『より道』・『まわり道』も好きです。
先日、ケーブルテレビを付けたら、見覚えのある男が映っていました。

「スネイク」だ。日曜の昼間からついてないぜ。

まだ始まったばかりのようなので、これから2時間近くもテレビの前に座っていないといけないと思うとうんざりします。大事な日曜の午後が台無しです。

どうせB級に決まっているのに、
すごい特撮が見れるわけでもないのに、
キレのあるアクションが見れるわけでもないのに
脚本だって穴だらけに決まっているのに、

だらだら歩いているだけのくせに事件の方から寄ってきて、いつの間にかストーリーが進んでいる。
次々にあらわれる登場人物も、感情移入した頃に次々と死んで行く。

空虚だ。

それでも最後にスネイクが「やっと人間に戻れたぜ・・・」とか何とかわかったようなことを言うと、なんだかそれなりに納得して、満足してしまいます。

この空虚感と、スネイクのカッコよさを楽しむための映画なのだと、再確認しました。


古い画用紙を処分しようとしたら、仏像の絵が出てきました。

 
  
仏像は好きですが、いつこんな絵を描いたのか、何を描いたのか、思い出せませんでした。
「当時、何らか思うところがあったのだろう・・・」
一応、写真にとって、そのまましばらく放っておきました。







・・・で、さっき思い出しました。

なんか、仏像の頭に漬物が入ったお土産物をもらったんです。
そのあまりのインパクトとシュールさに感動して描いたのでした。

たぶん、京都か奈良のお土産だったと思います。

もう一度見たくなって、ネットで 「仏像の頭 漬物」と検索したのですが、見つかりませんでした。
あまりに罰当たりなので販売中止になったのかもしれません。

今更だけど、入れ物だけでもとっておけば良かったなぁ。

 


私が未熟でボツになった写真です。

 

もう少しテーマに沿った雰囲気を出せれば良かったのですが、可もなく不可もない、単なるやっつけ仕事をしてしまったと反省しています。

 
 
同時に粘土で作った文字です。
これも、こだわって作れば面白くできたのに、手を抜いています。

こういうのをちゃんとできないと、仕事になりませんね。反省です。

 
道具が出そろったので、照明も含めてセッティングを始めました。

 

スタジオが狭くて、背景の岩山や空に遠近を付ける余裕がありません。
照明と、カメラの絞りで遠近はごまかします。

撮影したものが下の写真。

 
 
手前側に、パラサウロロフスのテスト用モデルを置いてみました。
同じ照明で構図を変えたのが下の写真です。

 
 
構図の工夫で、ずいぶんイメージが違ってきます。
やっと撮影に入れそうです。