「映画ドライブヘッドWeb配信版」と「新幹線変形ロボ シンカリオン」を鑑賞 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

 

 

「映画ドライブベッド Web配信版」を鑑賞

 劇場で観た時は、がっかりした「映画ドライブヘッド」をGyaoの無料配信で鑑賞した。

 月に1回ずつ、4回に分けて配信されたものを少しずつ鑑賞したのだけれど、気のせいか、劇場版より絵が良くなっている気がした。

 私の勘違いだろうか? それとも、劇場で見るとハードルが上がってしまうのだろうか? 分割して見たせいで感覚が変わってしまったのだろうか?

 もし、作画を直したのだとしたら、良心的だと思う。(ちなみに、Web配信版には、シンカリオンの登場シーンはありません)

 もう少しドライブヘッドを見ていたくなりました。

 それにしても、新キャラの「テラ」は魅力がない。

 TV版の最終回から考えれば、テラは子どもたちの純真さや正義の心に触れて、改心するという展開になるべきではないだろうか?

 ・・・と、思っていたけれど、どうやらそうはできない事情があったのかもしれない・・・。(で、シンカリオンへ続く)

 

 

「新幹線変形ロボ シンカリオン」を鑑賞

 すでに、世間で言われているように、シンカリオンの醍醐味は、エヴァンゲリオンのパロディ、初音ミクの出演、数々の鉄道ネタなど、そのマニアックさです。

 シンカリオンの運転手たちは、カワイイ「萌え」系の絵でごまかしているけれど、全員なかなかのオタクぶりで、特に主人公のハヤトくんは、正直に言って、イタイ系の鉄道オタクです。しかし、そんなハヤトくんが戦いの中で「戦いは言葉のないコミュニケーションだ」と気付き、敵と心を通わせて行く姿は、男子児童向け作品特有の「燃え」があります。

 在野アニメ評論家 エフヤマダ氏の言うところの、『「萌え」を超える「燃え」』がこれなのかなと思います。

 しかし、この「敵と心を通わせる主人公」という展開は、私が「映画ドライブヘッド」に期待していたものでもあります。

 「シンカリオン」と「ドライブヘッド」は、どちらもタカラトミーのおもちゃをアニメ化したもので、放送時間も同じ、いわば兄弟作品です。(「ドライブヘッド」の後番組が「シンカリオン」)

 もしかすると映画ドライブヘッドは、同時期に放送中のシンカリオンに遠慮して、「敵と心を通わせる主人公」という展開を、あえて封印したのではないか?・・・と、ドライブヘッドびいきの私は思ってしまうのです。