カラスの事情 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

 

 

 うちの妻が気付いたことなのだだけれど・・・。

 

近所のゴミ捨て場に、カラスがエサを漁りに来る。

金網の隙間にクチバシを突っ込んで、ビニール袋を引っ張り出し、散らかすのだ。

しかし、それは冬場だけで夏にはいないと妻が言う。

カラスも夏場に生ゴミを食うと腹を壊すのかと私が言ったら、そうではないと妻が反論した。

「ゴミを漁るかわりに、セミやらザリガニやらを食べているみたい。時々セミの断末魔が聞こえてきたり、道路にザリガニのツメが落ちていたりするよ」

 

言われてみると、夏場は川の近くにザリガニの赤い爪のかけらが良く落ちている。カラスがセミを食っているのはよく見かける。

どうやら、カラスだって、好き好んでゴミを食ってるわけじゃないようだ。

できることならセミやらザリガニやらを食って暮らして行きたいのだ。

 

なんか知らんけどせつない気分になった。