映画「もらとりあむタマ子」を鑑賞 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

 

 

 ドコモのdTVのおかげで、風呂に入りながら、ちょくちょく映画を観るようになりました。

 スマホの小さな画面で、2~3日に分けて観るのだから、「映画を観た」という気分は、あまりしないのだけれど、気になりつつ観ていなかった映画を観れるのは楽しい。

 前田敦子さん主演の「もらとりあむタマ子」を鑑賞した。


(※ネタバレあるので、未見の方はご注意ください)

 

 前田敦子さんのふてくされた感じが、役柄にぴったりとハマっていました。

 ストーリーは・・・

「両親が離婚したタマ子は、父に甘えてニートを続けることで家族を結び付けているつもりだったけれど、父も母もタマ子のために家庭らしきものを残してあげていただけで、実はそれぞれに新しい人生を歩み始めていた」

 ・・・という感じです。

 セリフで説明しているわけじゃないんだけれど、前半の一見だらだらした日常描写を見ているから、後半は人物の動きだけで事情がわかります。

 両親が(っていうか、父親が)自分に気遣ってくれているのだとに気づいた時、タマ子のモラトリアムが終わって新しい人生が始まり、映画は終わります。

 

 エンドロールを見ていると、CSの音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」が製作に関わっているようです。

 エムオン出資で、トップアイドルを主役に抜擢した映画というと、もっとキラキラ、チャラチャラした作品をイメージしてしまうけれど、実際は地味ながら面白い、良作でした。