私は見た!あれは前世紀の教育映画だ!(24) | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記


「他人の子をしかった私」
カラー、ドラマ、31分






「あらすじ」


中学生の万引きを目撃した主婦。しかし、知り合いの子ども(カオリ)だったので店に通報することをためらってしまう。
カオリの母にその事を伝えるが、怒り出してしまう。いらぬおせっかいだったかと悩むが、自分の息子が自転車屋のおじさんにしかられ、正しくしつけてもらった(自転車を大切にして、きちんと整備する)事をきっかけに他人の子でもしかるべきだと決意する。
おじさんが他人の子を叱るのには理由があった。体に合わない大きな自転車を売った子どもが事故に遭った事を気にしており、子どもをしかるようになったのだ。
後日、街中を所在なさげに歩くカオリを見つけ、主婦は話しかける。
じっくり話を聞くと、カオリは父と母のいざこざに心を痛めていたのだとわかる。






「感想」


カラーということもあり、それなりに新しい作品なのだと思います。
おそらく、私が子どものころ(昭和50~60年ごろ?)の作品なのではないでしょうか。街の風俗とか情景とか、テレビでも、こういう雰囲気のドラマを良く見ていたような記憶があります。
最後には、家庭の不和が、子どもの非行につながっていたという展開なのですが…それとこれは、別問題じゃないかとも思いました。