「馬と少年」
モノクロ、実写劇映画、50分
大島善助監督。
「あらすじ」
少年たちの目線で宮崎県都井岬の野生馬「岬馬(みさきうま)」の生態を追う擬似ドキュメンタリー的な作品。
少年たちは怪我をした子馬「ホロ」を拾って、必死に看病する。一年が経ち、怪我も治り立派に成長したホロは、厩を抜け出して、もう戻ってこなかった。
そして少年も成長するのだった。
「感想」
野生馬といっても、正確には「江戸時代に高鍋藩が、野生状態で放牧していた馬の生き残り」ということらしいです。
いろいろと飽きさせない工夫はしてありますが、基本的には「野生動物と少年の交流モノ」で、なんとなく先が読めてきます。
ところで、監督の大島善助さんは、インターネットで検索してもほとんどヒットしないのですが、教育映画を観ていると、何本も監督作にぶつかります。
教育映画というのは、まだまだ研究されていない分野なのだと思いました。