なつゲー批評 倉庫番1・2(ゲームボーイ版) | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

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テレビゲーム大嫌いのうちの母親がハマった、たった二つのゲーム。
それが「倉庫番」と「テトリス」です。



どのくらいハマっていたかというと、私が小学校から帰ってきたら「テトリスでロケット見たことある?」と聞いてきたり(自分が見たもんだから自慢したかったらしいです)、買い物から帰ってきたら野菜と一緒に「倉庫番2」のソフトを買ってきていたり、今考えると、ちょっと大人気ないかな?ってくらいです。



だいたい、母親はSF小説が大好きで、うちの本棚には水色の背表紙のハヤカワSF文庫がずらーっと並んでいました。
よく考えるとコンピューターとか、テレビゲームとかが嫌いなはずがないんですよね。ホントは興味があるんだけど、下手クソで恥ずかしいから興味がないフリをしていたんではないかと疑っています。



あと、テトリスに興味を持つきっかけが良かったのかも知れません。
当時、コミックボンボンという児童誌に「ロックンゲームボーイ」というゲームマンガが連載されていて、テトリスをテーマにした回がありました。ストーリーがイイ感じのB級SFで、母親の琴線に触れたのかもしれません。
それを読んだ母親が「なんでブロック積むだけのゲームが面白いの?」と聞いてきたことを覚えています。



そして、どんどんゲームにハマり込んで行くと面白かったのですが、しばらくすると結局ゲーム嫌いに戻っていました。
「倉庫番2」が難しすぎて、あんまり進めなかったことが原因だと思います(本人は認めないけれど)。
そういうところからも「ホントは興味があるんだけど、下手クソで恥ずかしいから興味がないフリをしている」のではないかと、私は疑っているワケです。




そんな母親も、すっかり老眼でゲームボーイを操作することはできなくなりました。
そうなる前に、母親と対戦テトリスをしなかったことが、ちょっぴり心残りです。



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