佐賀から見ると、肥前鹿島駅の一つ向こうに「肥前浜」という駅があります。
肥前浜はもともと長崎街道の宿場町として栄えていたそうで、当時は（今でもだけど）「浜宿」と呼ばれています。
歴史ある建築物がたくさん残っていて、いくつかの通りや建物群が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているそうです。
いつか行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。
ある時、毎年１０月に「肥前浜宿 酒蔵音祭り」というイベントがやっていることを知り、思い切って出かけてみることにしました。
今年の音祭りは、１０月１０日（日） 呉竹酒造東蔵にて開催されました。
イベントは夜の八時過ぎまでやっているようなので、まずは街並み見学です。
（※写真がカッコ悪いのは、資料写真として撮っているからです。ホントはもっとイイ感じです）
のどかで、静かで、とても良いところでした。
中を見学できる建物もたくさんあって、こういうところで時代劇のロケとかできたらすばらしいなぁ…。
ちなみに、見学と言っても係りの人が常駐しているわけではありません。建物の戸が開け広げになっており「中を見たいなぁ」という感じで周りをウロウロしていると、近所の人が「中ば見ても良かとよ～」と声をかけてくれるという大らかなシステムです。