なつゲー批評  サガ1・2 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記



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言わずと知れたゲームボーイの名作RPGです。
独特の成長システムや世界観が面白いです。






初めて遊んだRPGでもあり、個人的に思い出深い作品です。






語りつくせないほどの思い出がありますが、今でも心に残っているのは…


「敵が強い」
「お金が足りない」…


の2点でしょうか。







とにかく敵が強くて、苦しい戦いを強いられてばかりの印象があります。
第一作で初めて都市世界までたどり着いた時は、

あまりの苦戦の連続に泣きそうになりました。
(総長の男ぶりに泣きそうになったのもありますが…)
アシュラにも全然勝てなかったし、ラスボスが強すぎて友達に

裏技を教えてもらうまでの1ヶ月間くらいはクリアをあきらめていました。







「2」は多少マシでしたが、それでも味方のパワーアップをサボると、

すぐにボス戦を突破できなくなっていました。
ビーナスの「ゆうわく」攻撃にボロボロにされ、オーディンの「グングニルのやり」に涙を呑み、

アポロン戦の直前にエクスカリバーを父親に装備させては後悔していました。
あと、ボスではないけれど下水道の宝箱トラップには、毎回煮え湯を飲まされています。






そして、いつも「お金が足りない」…アイテムが高すぎて、全然お金が足りません!
現実のみならず、ゲームの中でも貧乏だなんて哀しすぎます。






こんな風に書くと、まるでクソゲーみたいですが、実際はとんでもない名作です。
ストレスが大きい分、快感も大きいのでしょうね。

最近、ニンテンドーDSで「サガ2」がリメイクされたそうです。
インターネットで情報を見る限り、かなり面白そうです。
(キャラクターデザインが変わっちゃっているのは旧作からのファンとしては不満ですが、

これも時代なのでしょう)
DSを買ったら、最初にやりたいゲームの一つです。






しかし、ゲームボーイの白黒画面で体験したあの感動は二度と体験できないでしょう。
それは新作「サガ2」が良いとか悪いとかではなくて、私の方が変わってしまったからです。
もうあの頃のように、心からゲームを楽しむ余裕がないのです。