昨年の夏に、インディーズムービーマーケットという上映会を開催しました。
そこで学んだ事を記録しておきたいと思います。
佐賀で活動する自主制作映画監督が、週替わりで上映会を開くという企画だったのですが、
そもそもナゼ週替わりなのか?月替わりの方が良かったんじゃないかと、よく質問されました。
「あまりにせわしなくて、大変すぎるのではないか」という事ですね。
でも、計算上は週替わりの方が楽なんです。
一回の上映会にどのくらいの労力が必要かというと…
(準備)
3ヶ月前には、監督と上映作品の打ち合わせが終わってチラシ作成を始めます。
(広報)
チラシのできあがりから2ヶ月くらいは広報します。
(事務)
上映会の1ヶ月前から会場側と本格的に打ち合わせを始めたり、
上映会当日の受付係を集めるなどの作業が本格化します。
都合3ヶ月の準備期間が必要で、広報と事務は上映1ヶ月前から重なることになります。
つまり表にすると…
1回の上映会には、3ヶ月の準備期間が必要で、
のべ4ヵ月分の労働力が必要だという事です。
これを月替わりで6回開催した場合は次のようになります。
月替わりで6回の上映会を開催すると、
8ヶ月の準備期間と、のべ24ヶ月分の労働力が必要
なんですね。
同じ回数の上映会を週替わりで開催すると、どうなるのか?
(次回へつづく)