なつゲー批評(9) ラストバイブル1・2 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

GB 女神転生外伝 ラストバイブル (中古・ソフトのみ)
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※モバイル非対応



あの「女神転生」の番外編としてゲームボーイで発売されたRPGです。






一般的には「2」の方が出来が良いとされていて、

それに反論はないんですけれど私が好きなのは「1」の方です。
なんか「1」の方が雰囲気が暗くて、いかにも「隠された歴史」って感じがするんです。
プレイヤーをちょっと突き放したようなストーリーとか、戦闘シーンの敵が妙にリアルにデザインされてるとか、

いちいち物悲しい音楽とか…なんとなく世紀末的というか、

黙示録的というか…見ちゃいけない物語を見ているような背徳感があるんですね。
別に、背徳的なシーンがあるとか、そんなことは全くないんですけれど…。






ゲームとしては「2」の方が圧倒的によく出来ています。

システムは洗練されているし、ストーリーも(1よりは)明るくて、ボリュームがあってやりごたえがあります。
でも「1」の暗い雰囲気が好きという人もけっこう多いみたいで、

ゲームボーイカラーやワンダースワンカラーでもリメイクされているようです。

特にワンダースワンカラー版は、敵のデザインがよりリアルでグロテスクになっているらしく、

ネット上では「寒気がする」とか「夜には見たくない」とまで言われているようです。

いつか遊んでみたいものだと思っています。