声を大にして言いたい。スケットダンスはおもしれえよ！！
- SKET DANCE 11 (ジャンプコミックス)/篠原 健太
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週刊少年ジャンプに載っている、ちょっと地味めの漫画ですが、ほんとに大好きです。
面白い・つまらない以前に好きなんですね。
ナゼこんなに好きなのか考えてみたのですが、
キャラクター良いとか、コマ割り上手いとかの他に１９ページの使い方が美しいからかな？と思います。
最初の２、３ページでキャラクターの説明をして、１２、３ページネタをやって、最後の１、２ページで落ちを付けるというベタと言えばベタですが、これ以上ない王道のコメディをやってくれます。
美しい。まさに黄金比です。
こういう職人気質な作品を見ると私は無条件に好感を持ってしまいます。
王道コメディ路線でキャラクターに愛着を持たせておいて、
過去編でガツンとキャラクターを掘り下げる作戦を
連載当初から自覚的にやっているところも巧みで上手いです。
るろうに剣心とか、ワンピースとかが無自覚にやり始めた技法（過去編に突然すぽーんと話が飛んじゃうアレです。他の漫画でもやってたのかもしれないけど…）を換骨奪胎して自分の武器にしています。
末永く連載が続くことを心から祈っています。