脚本は設計図です。設計図は構造です。
脚本を映像化した際に、映像の方がつまらない場合がありますけれど、これはおかしいのです。
構造的に面白いはずなのに、できあがったものがつまらないという事は、
設計図が間違っているか、設計図どおりに映像化されていないかです。
設計図に自信があるのなら、画か、編集か、音か、とにかくどこかが間違って作られているのです。
もし、画も音もベストを尽くしているとすれば、編集が間違っているはずです。
「編集が間違っている」ということだけは確信しているのですが、
どう直すのが正しいのか確信が持てないまま編集をしました。
不安な気持ちをかかえたまま編集するわけで、大変キツイ作業でした。