旅GO！魅惑のスリランカ③空中宮殿・・・１３１１
・・・から続く。
昨日までの雨が嘘のように晴れ渡り・・・
この日は、スリランカへ来るキッカケとなった場所、
旅の目玉である「シーギリヤ・ロック」の登頂を目指す。
5世紀に建設されたにも関わらず、19世紀まで発見されることなく
森の奥深くに閉ざされていたと言う、巨岩に出来た宮殿は
訪れるものに、ミステリアスな世界遺産として人気の名所となっている。
＜シーギリヤ・ロック＞
南北約400ｍ、高さ約180ｍ
シンハラ王国の「カッサパ一世」によって、
頂きに宮殿が築かれたな岩山。
登頂前、チケット売り場の横にある「シギリヤ博物館」を訪れる。
岩山の中腹にある本物の「シーギリヤレディ」のフレスコ画は、
現在、撮影禁止だが、このミュージアムにあるレプリカは、撮影OK！
向う長いアプローチから、遠くに見える「シーギリヤ・ロック」
遠くにシーギリアロックに向う、道の両脇には広場や庭園。
広場の池に、ワニ発見！
庭園の中央の道をまっすぐ進み、近づいてくるシーギリヤ・ロック。
さぁ、登頂開始・・・
巨岩が重なり合う間に造られた階段は、登頂開始を知らせる入り口。
岩山に通じる道は、大行列。
岩肌に沿うように作られた鉄の階段・・・人の多さに強度が心配。
第１難関を超えた先、現われた「ライオンテラス」で一息。
そこに、王宮への入り口 ライオンの門がある。
当時は頭部もあったらしい「ライオンの門」の、迫力がある前足の爪。
この中腹から、頂上までの階段は、傾斜が厳しく・・・
登り下りに分かれた階段もあるけれど・・・
対向者とすれ違う細い通路は、混み合う。
階段途中いる、すまし顔の猿。
下を見るとすくむ足・・・。
そして・・・登頂！
３６０度、見渡せる頂上からの景色は絶景！
まさに、天空の宮殿跡。
降りるときは、下の景色が見えるので、登りより怖い。
岩の中腹辺りにあるのは、
岩肌に蜜蝋を塗り、ピカピカに磨かれていた「ミラーウォール」
壁の反対側に描かれた絵を、鏡のように映して楽しんでいたと言われる。
そして、急ならせん階段を上がった先には「シーギリヤ・レディ」。
＜シーギリヤ・レディ＞
岩山の中腹にあり、妖艶な美女たちが色鮮やかに描かれたフレスコ画。
かつては500人ほどの美女が描かれていたが、現在は18人。
ここでは撮影禁止の為、
博物館で展示されていた、レプリカの前で撮った写真を掲載。
実物も、1400年前とは思えないほどの美しく保存されています。
見終えれば、後は、下山するだけ・・・
降りてくれば大きな「岩猿」が、お疲れ様！
さっきまで、あそこに居たんだなぁ～。
登頂して下山まで、人の渋滞もあってか、
予定の倍以上の時間がかかってしまった・・・が、
それ故に、神秘の巨岩に、少しでも長く触れ事が出来、
慌てる事無く、ゆったりと景色を眺めながら登頂できた。
この後、キャンディに向う。
・・・途中、昼食。
バナナの葉で来るんだ、お弁当「ランプ・ライス」。
この食事が、この旅で一番美味しかった。
スパイスガーデンに、立ち寄る。
ガーデン内は、バニラ、カカオ、ターメリック、
ジンジャー、シナモン、カルダモン、ペッパーなど、
様々なスパイスが植えられている。
ガーデンで作られたクリームを、顔に塗りたくられて・・・
ハーブティーの試飲・・・シナモン味かな～？！
移動中のバスの車窓から・・・
インドのお祭りがあるとの事で、着飾った女性たち・・・
カラフルな建物・・・
キャンディに到着。
まずは、民族舞踊（キャンディダンス）の鑑賞。
＜キャンディ＞
山間に包まれた小さな街全体が、最もスリランカらしいと言われる
世界遺産に登録されている古都。
ダンスはもとより・・・
楽器の演奏・・・
アクロバットや・・・
ジャグリング・・・
おどけた道化師が登場したり・・・
エンターティンメント満載の１時間のステージ。
最後は伝統の「火渡り」で締めくくり。
キャンディのホテル着
森林に囲まれたホテルに到着。
ウェルカム・キャンドル？！
夕暮れ時の到着、木々の間から綺麗な夕焼けが・・・
この旅の一番の目的であった「シーギリヤ・ロック」登頂。
登り切った達成感と、頂上からの見た絶景は、貴重な体験となった。
スパイスガーデンで、顔にクリームを塗り立てられた出来事や、
地元でしか見る事の出来ない伝統舞踊に驚いたり、笑ったり・・・
スリランカならではの魅力に触れる
GO機嫌な一日となった。
・・・続く。