旅GO!魅惑のスリランカ①仏教の聖地・・・1309
ジャングルの中に忽然とそびえ立つ巨大な岩山・・・
その画像に、一瞬にして惹きつけられた。
垂直に切り立った、その巨岩「シーギリア・ロック」の頂きには、
空中宮殿があっと言われる。
仏教の聖地として世界遺産も多いこの国には、
スピリチャルスポットとして訪れるものも多い。
そう言えば、友人から伝え聞いた
アーユルベーダという施術もこの国だった。
紅茶だけじゃない
スリランカの不思議な魅力を訪ねる旅に出た。
初のスリランカ航空。
成田から直行便で約10時間、コロンボ空港着。
ネゴンボのホテルに宿泊。
夕食に現地ビールで、この日を終えた。
地元の「ライオンビール」は、飲みやすくグイグイすすむ・・・
翌朝・・・
ネゴンボからバスで4時間半、
スリランカ仏教の「文化三角地帯」の一つ、
アヌラーダプラへ向う。
日本語が書かれた車体は、現地ではステイタス。
車窓から見る風景も、現地ならでは・・・
観光前に腹ごしらえ。
「ジンジャービール」と言う、ノンアルの生姜ジュースだが、美味しくて元気がでる。
<アヌラーダブラ>
2500年前に都が置かれたスリランカ最古の王都は、仏教都の聖地。
樹齢2000年以上の菩提樹やダーバガが残るスピリチュアルスポット。
小雨が降ったり止んだりの天候の中、散策開始・・・
敷地内は、土足厳禁。
靴下を履いても良いが、僕は裸足で巡る事に・・・
最初は、小石や砂利の痛さに不快感を覚えるも、
そのうち慣れてきて、気持ちよくなってくる。
・イスルムニヤ精舎
アヌラーダプラで最古の由緒ある寺院。
寺院の周りには、沢山の石像やレリーフが散見できる。
アヌラーダプラを代表する傑作とされる「人と馬」の石像。
入り口となる階段の両脇にも石像。日本で言う「狛犬」の役目か・・・
中に入ると横たわる涅槃仏・・・
スリランカで最初に見た、色鮮やかな涅槃仏。
本堂脇の宝物殿には、寺院内で発見された「恋人の像」がある。
当時の王子が身分の違いを超えて、愛を選んだと言うロマンチックな「恋人の像」。
寺院には、屋上へ繋がる階段があり、周囲を一望出来る。
岩の上からの眺望。左奥に次に巡るダーバガが見える。
・ルワンウェリ・サーヤ・ダーガバ
紀元前2世紀に造られた、アヌラーダプラの中心に立つ大きな仏塔。
仏塔の高さは、55(GO,GO)メートル (^_-)-☆
入り口には、象の像が建ち並ぶ・・・
・スリー・マハー菩提樹
世界に現存する最も古い聖なる菩提樹。
ブッダが悟りを開いたインド・ブッタガヤの菩提樹の分け木。
その後、ブッタガヤの原木は枯れるもスリーマハーの菩提樹は
2000年以上時を経た今も生き続け、仏教の聖地となっている。
2000年以上生きている菩提樹の枝は細く、添え木が施されている。
ブッダが悟りを開いたとされる場面とされる本堂。
スピリチャル・スポットとされる菩提樹の周りには、熱心な信者たちが・・・
その後、バスで1時間半の移動・・・
ダンブッラにある石窟寺院へ・・・
<ダンブッラ石窟寺院>
紀元前1世紀にワラガムバーフ王によって築かれた
巨岩の石窟寺院。
想像を超える巨岩の大きさ・・・
・第1窟
紀元前1世紀、最初に造られた寺院「デーワ・ラージャ・ヴィハーラ」
全長15mの涅槃仏が横たわる。
・第2窟
石窟寺院のメインとなるワガラムバーフ王の寺院
「マハー・ラージャ・ヴィハーラ」
仏像の数もすごいが、天井の岩の壁画にも圧倒される。
・第3窟
18世紀、キャンディ朝の王によって造られた
「マハー・アルト・ヴィハーラ」
57体もの仏像が安置されている。
・第4窟
座禅を組んだ仏像が鎮座する「パツィーマ・ヴィハーラ」
小さいけれど、色鮮やかな仏画で埋め尽くされた美しい寺院。
・第5窟
20世紀に修復された「デワナ・アルト・ヴィハーラ」
誰がいつ造ったのかハッキリしていないという
この日の観光を終え、
バスでホテルに向う途中、出くわしたのは
道路に立ちはだかる大きな像・・・日本ではあり得ない。
突然の出現に、車内は沸き立つ・・・。
シギリアのホテルの夕食で、一日を終える。
生地を薄く焼いた「ホッパー」
70%以上が仏教徒であり、
仏教の聖地と言われるこの国。
その足跡を辿る行程は、
敷地内を裸足で歩く不自由さを感じながらも、
穏やかな顔の仏像や、美しい壁画を目の当たりにし、
どこか、心の癒やしを感じる旅のスタートとなった。
・・・へ続く。