旅GO!中欧5ヶ国④ チェスキークルムロフ(チェコ)・・・1303
旅GO!中欧5ヶ国、中世へタイムトリップ①ベルリン(ドイツ)・・・1300
旅GO!中欧5ヶ国、中世へタイムトリップ②ドレスデン(ドイツ)・・・1301
旅GO!中欧5ヶ国、中世へタイムトリップ③プラハ(チェコ)・・・1302
・・・から続く。
プラハからチェスキークルムロフへ向う途中、
ビール工場へ立ち寄る。
Budweiser Budvar(ブドヴァイゼル・ブドヴァル)は、
中世以来ビールの名産地として知られるボヘミア地方の
チェコを代表するピルスナービールの生産工場。
本家バドワイザーとして知られている。
ビールの試飲「うん、のど越しさわやか~!」
本場のビールを堪能し、
いざ、チェスキークルムロフへ・・・
<チェスキークルムロフ>
首都プラハから南へ180km チェコ南部の南ボヘミア州に位置し
13世紀に南ボヘミアの貴族が城を建設したことから歴史が始まったと言われる。
旧市街やお城がある歴史地区は、「世界で最も美しい町」「眠れる森の美女」
など、その美しさを称えられる世界遺産の町。
チェスキーはチェコ語で「ボヘミアの」、
クルムロフはドイツ語で「川の湾曲部の湿地帯」という意味。
その名の通り、街は曲がりくねったヴルタヴァ川に囲まれている。
当時の町並みが、丸ごと保存されているので、
中世の世界にタイムスリップしたかのような雰囲気。
「チェスキークルムロフ城」は、パステルカラーの塔が目印。
高さ70mの塔「フラディーク」
上まで登って、おとぎ話の世界をのぞき見る。
第四の中庭から第五の中庭に通じる「プラーシュトヴィ橋」からの
眺めが素晴らしい。
橋の上は、絶景ポイント。
城の城壁には、だまし絵のスグラフィット技法が取り入れられていて、
立体的に見える彫刻や壁は、よく見ると平面の壁に描かれたもの。
館内は、城主であったロジュンベルク、エッゲンベルク、
シュヴァルツェンベルク家に関連するものが展示されている。
アントニオ・エッゲンベルグが作らせた金の馬車が展示されている。
豪華な食器類が並ぶ食器棚にテーブルセットの配置されたダイニングルーム。
マスカレードホール(仮面舞踏会の部屋)
ヨーゼフ・レーデラーによって描かれたロココ時代特有のだまし絵。
パステルカラーの可愛らしい建物が建ち並ぶ「スヴォルノスティ広場」は、
街歩きの起点。
おとぎの国を、しばし散策。
城の西側にかかるブラーシュチョビー橋(別名クローク橋)
石像の立ってる所が、前述の絶景を眺めたポイント。
宿は、修道院だった建物を改装した
「Hotel RUZE(ホテル ルージェ)」
中世の雰囲気の中でロマンティックな滞在。
ルネッサンス風の家具でまとめられた客室は可愛らしく、落ち着いた印象。
ステキな窓の扉。
窓を開けば、おとぎの国が・・・
夕食は、旅の前から調べておいた
グリル料理が評判の「クルチュマ・フ・シャトゥラフスケー」
テーブルは、ろうそくの灯り
ミックスグリルをオーダー。 ボリュームは満点だが、僕の口には合わなかった。
年代を感じる炭焼き場。
食後、夜の街を徘徊しながらホテルへ・・・
映画に出てきそう
夢に見た「世界一美しい街」は、
そのまま、中世の時代に迷い込んでしまったような
噂に違わぬ、魅力的で美しい街だった。
それが故に、短い滞在では、見過ごしてしまった所も多く、
実在する「おとぎの国」を、もっと時間をかけて堪能したかった
と言う未練を残したまま、翌日、この地を後にした。
・・・へ、続く。