映画「ミツバチのささやき」 | 映画と居酒屋とホークスと

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第2回「午前十時の映画祭」にて上映予定だったものの急きょ中止になった「ミツバチのささやき」を見たいと思っていたがこのたび「下高井戸シネマ」で上映するということで見てきた。

見て思ったのは陰影のイメージが強いってこと。全体的に暗い。
それが子供のころに感じた恐怖感を掻き立てる。差し込む光によるコントラストも印象的。
登場人物アナの心情世界を映像化したらこんな風になるんだろう、、そんな感想を持った。
意味不明なシーンの挿入や、セリフ無のシーンなどいままでみたことがないような不思議な感覚に襲われる映画だった。
音楽が非常に効果的で全体的に静かな映画なんだけど要所でびしっと音楽がシーンにあった雰囲気を醸し出す。ドキドキしてしまった。

映像がまるで絵画のよう。すこし古いフィルムということもあって映画の少し重い雰囲気とマッチしててなかなか良かった。DVDやBlue-Rayでもいいんだけどやっぱり映画館でみるといいなと認識した。

ストーリーはやや難解。映画を見終わっていろんな解説をみてほほーそうなのかと認識した次第。アナにだけみえるフランケンシュタインがいるってところで少し突飛な解釈をしたんだけど、そうじゃなかったのね。
奥さんが手紙を出した相手はあの脱走兵なんだろうか?
全然説明がないシーンも多々あるけどやっぱり意味があるんだろうと思うと深い映画なんだろう。

この映画は作成年度とスペインの情勢なんかも理解しているとより味わって映画を楽しめるということらしい。

派手なところはないけど印象に残る映画、、なのかな。