2022年にアウトレット品で購入したBacchusのソニックブルーの BST-1。
見た目は気に入っていたのですが当時はストラトよりもレスポール派で、とりあえずリアをSeymour Duncan JB Jr.に、ブリッジをフェンダーのものに交換してみたものの、イマイチ気に入らなくて弾かなくなって放置してありました。
それから1年以上経過...。好きな音の傾向もすっかり変わってしまい、今ではすっかりストラト派に。
って感じで昨年末辺りに久しぶりに弾いてみたところ、結構良かったんです。
リアハムのストラトとしては大アリ。
でもフロントとセンターの純正ピックアップが好きじゃなくて、これがもう少しマシになれば十分戦力にはなるのにと思っていて、ずっとこれをなんとかしたかったのです。
といっても元々はエントリーモデルのアウトレット品だし、メインウェポンは別にあるので本気でやるものでもないなというところもあり、とりあえずはフロントとセンターをアルニコ5のピックアップに交換し、配線パーツも交換してみようかなと。
交換前。
リアをJB Jrに入れ替えただけで、他は純正のまま。
ギターいじり始めて間もない頃にやっていたので、ポットは250kΩでコンデンサも473のままだったり、作業がかなり適当ですね。
あとよくわからない配線が、センターシングルとリアのハムでトーンを共用しているところ。
現状だとトーンポットが両方とも250kΩのポットに473のコンデンサーなのでコントロールの違いだけなのですが、SSH構成なら通常はシングルとハムのトーンは分けますよね。もしくはリアハムは直結するとか。
多分、リアがシングルの時にトーンを通す配線に換えてそのままだったのだと思います。
このあたりは良い機会なので全部見直します。
パーツ取り外してまずは導電塗料の塗布。
何気にバッカスって弁当箱ザグリじゃなくて3Sモデルはザグリも3Sだったんだなと。
(現行モデルのBST-1では変更になっているかもしれません)
次にピックアップの交換と配線。
フロントとセンターはMusiclily Proのアルニコ5シングル。今回はノンスタッガードです。
ポットもコンデンサーも総入れ替え。
VolポットにはALPHAのΦ24の500kΩ、リア用Toneはも500kΩ、フロント、センター用Toneには250kΩ。
コンデンサーも手持ちのオレンジのに交換。
配線材は手持ちのBeldenのいつもの。
※この写真を撮った後、導通確認した時にリアPUのノイズがひどいなぁと思って調べたら、Toneポットにアースを繋ぎ忘れている事に気づき追加配線しました。
配線後、導通確認できたらピックガードをとめて完了です。
見た目は全く変わってません。本当はカバーをビンテージ系の色にしたいのですが、リアのJBJrがホワイトなので変えられない。
弦を張って音出ししたところ、フロントとセンターはかなり良くなりました。
そしてリアはちょっとうるさくなった。
(正確にはがっつりしたディストーションサウンドだとうるさく感じる)
ポットが500kΩになったので、今まで抑えられていた高域が解放されてしまったといったところでしょうか。
同一セッティングで試したところ、体感でFgnに付けているDiMarzioのToneZoneよりも歪んで聴こえます。
他にJBをリアにマウントしているストラトがあるので比較してみたところ、
やはり性質は似ていますね。JBって今聴くとこんなだったんだぁって感じ。
ただ、こちらの普通のハムバッカーの方がもう少し落ち着いているような気がしています。
Resonant Peakは、標準のJBが5.5に対してJBJrの方は3.6なので、標準のJBの方がうるさく感じても良いはずなのですが、何なのでしょうね。
Bacchusの方はボディ材がポプラだから?
ひとまずリアはトーンを絞り気味にすれば良いので、ローテーションに一本加わったのは良き。