Ibanez RGのネックを買ってはみたが… | ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ日記です。

久しぶりにヤフオクで落札。

 

RGのネックです。

 

で、このネックの問題点は、これ。

ジョイントビスの穴位置がおかしい。
ネックエンドの処理を見た感じでは、とてもメーカー側の仕事とは思えない雑な仕上げ。

同じRGやGRGでも時期や製造地によってツバの仕様って微妙に違ったりするので、
恐らく元々このネックはツバ無しかちょいツバで、適合しないボディに取り付けるために削られたのではないかと推測しています。(鉛筆で線が書いてあったりするしね)

しかし、このビス位置はありえないなぁ。

この位置では、少しの力を加えるとネジ穴崩壊。

崩壊しなくてもチューニングはかなり不安定だったのではないかと思います。

 

たまたま余っていたRGのボディにビス位置を合わせてジョイントしてみたところ、

ネックポケットにこんな隙間が...。

分かりづらいので、別角度のアップ。

はてさて、これどうしようか。

 

大きくいじらないのであれば、

マークした位置までジョイント位置をずらす方法。

この場合、ネックがブリッジ側へ少し深く入ることになるので、スケールが若干短くなります。

image

スケールを確認するために、そのあたりに転がっていたブリッジをあてて測ってみたところ、
スケール自体はサドルの移動で確保できそうな感じでした。

 

ただしツバ部分がフロントPUキャビティに若干張り出す問題。
許容できる位置までネックをずらしてもPUエスカッションを取り付ける隙間は確保できなさそうです。

なので対応策。

  1. フロントPUキャビティをブリッジ側に少し移動する。
  2. ピックガードを取り付けてエスカッションいらず。
  3. PUをダイレクトマウントにする
  4. ネックを加工してツバ無しにする
の3択になると思います。
1はこれから冬になるので、加工作業とか塗装作業とかあまりやりたくないなぁ。
2はまぁまぁアリですが、センターPUとリアPUも若干ブリッジ側にずれるので、ピックガードは自作。
3がいちばん手っ取り早そう。
4は現状を崩さずいけそうだけど、ジョイント部の加工と強度が心配。
 
番外として、
  • 適合しそうな別のボディを探す。
  • 別のネックを買うw
 
今はBurnyのLSをいじってますし、すぐに何とかしようというわけではないので、対応についてはこれからゆっくり考えます。