B.C.Rich ASM1 陥没したポジションマークの補修 | ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ、エフェクターなど、とにかくギターを楽しもうという日記です。

このギターの一番の問題点はポジションマークの陥没。

以下のようなポジションマークの陥没が3,5,7,9Fに見られます。

実際には弦が指板を擦ってここに引っかかる事はないと思いますが、指先が触れて引っかかることはあるでしょう。なのでこれは絶対に補修しておきたい。

補修方法はポジションマークの下を埋めるか上を埋めるかというところですが、下を埋めるのは大事になるので、手っ取り早く上をレジンで埋めてみる事にしまして。

とりあえずマスキングして、

レジンを爪楊枝で少しずつポジションマークの上に塗り、UV照射。

レジンが固まったらマスキングテープを剥がしてペーパー掛けですが、結果的にマスキングテープは不要でした。レジン自体にある程度の粘度があって表面張力があるし、爪楊枝で少しずつ丁寧に塗っていけば問題なし。それでも指板を保護したいから貼りたい場合は、UV照射前にテープをはがした方が良いです。

塗装のマスキングも同じなのですが、テープを剥がす際に一緒にレジンがめくれてしまいます場合があるので。

 

まあ、なんだかんだやりながらもこの通り。

指板とポジションマークがきっちり面一に。

段差ががあるように見えますが透明のレジンだからで、指で触れた感覚では違和感はありませんでした。

最終的にもう少し細かい番手のペーパーで指板を水研ぎして整えてからオイルで表面の汚れを取って蜜蝋で仕上げておきました。

まだ耐久性はわからないので、弾いているうちに突然剥がれてしまうかもしれませんが、その時はまたその時に考えれば良いかなと。

恐らく次は目玉オヤジは全部取り除いて貝を入れる事になるでしょう。

 

とりあえずポジションマークの補修が完了してテンションあがったので、調子に乗ってネックジョイントとその他のパーツの組み付けもやってしまいました。

あとは何箇所かハンダつけすれば完成なのですが、

最近実は配線が一番億劫な作業だったりします。

やる事が単純なので飽きたというのもありますが、老眼が進んだせいで目がつらい。老眼鏡と卓上ルーペ併用でなんとかってかんじです(笑)

 

明日も早いので、億劫な作業は明日にまわして寝ます。