ロータリースイッチのお勉強 | ギターいじりは楽しい!

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ジャンク安ギターのリペアとカスタマイズ、エフェクターなど、とにかくギターを楽しもうという日記です。

先日Squire 51の配線図にをおこした際にロータリースイッチが入っていたのですが、ロータリースイッチというものの構造をイマイチ理解をしていなかったので調べてきちんと構造をおさえてみました。
理解せずに配線するのはとても気持ち悪いですし、トラブったときに対処できないですからね。
分かっている人には今更な内容ですけどね。

ロータリースイッチには「回路」と「接点」、「共通端子」があり、回路毎に接点と共通端子がセットになっています。
Squire 51に使用されていたロータリースイッチは「4回路3接点」といわれるもので、3つの接点(3WAY)をもつ回路が4つあるスイッチということになります。
スイッチを拡大して分かりやすく色分けすると、こんな感じ。

扇状に4つに色分けしているのが各回路で、番号がふってある端子が各回路の接点になります。
Squire 51ではシングルPUとハムバッカーPUがひとつずつあって、これがそれぞれの回路の接点に接続されていて、
接点1が選択された場合は、回路1はON(リアPU)・回路2はOFF
接点2が選択された場合は、回路1はON(リアPU)・回路2はON(フロントPU)
接点3が選択された場合は、回路1はOFF・回路2はON(フロントPU)
というスイッチングを行えるようになっています。
現状ではピックアップが2つなので2回路しか使用していませんが、センターピックアップを接続する場合には3回路使用することになりますね。
ただし、3接点なので組合せとしては3つまでになりますのでストラトのようなミックスで鳴らしたい場合は5接点以上のスイッチに交換する必要があります。

あとは3回路目の配線次第で、フロントとリアのミックス(接点2)の場合自動的にリアをシングルタップするような配線も可能ですが、どうせなら4接点にして、

1.リアハム

2.リアタップ

3.ミックス(リア側は自動タップ)

4.フロント

という改造が使い勝手が良いかもしれません。


以上、ロータリースイッチについて私の調べた限りではこのような理解で、概ねあっていると思っていますが、もし間違っているところがあったらツッコミお願いしますね!

 

この記事を書いていてSquire 51の新たな改造を思いついたんですが、先ほど書いたようにロータリースイッチで自動タップできるようにしたらボリュームポットのタップスイッチは不要になるので、2軸のスタックポットに交換してスタックノブでボリュームとトーンを調整できるようにしたら面白いかもしれませんね。

 

ではでは。