前回、「桜蔭と広尾学園(午後)の併願」についてブログを書いたところ、意外にもアクセスが多く驚きました。
そこで、娘の中学受験の経験から、私が有益と思われる情報(当時、収集に苦心していた情報であるのに、経験者だと容易に提供できる情報)を公開しようと思います。
今回は、その第2弾として、「桜蔭の面接」について紹介します。


昼食後(13時頃)から開始されました。
筆記試験終了後にその教室で弁当を食べ、それから試験官に引率されて保護者が待機する講堂に移動し、面接の順番になるまでそこで待機していました。
そして、面接の順番が来たら面接会場(教室)に向かいました。
その際、娘は保護者とは別の席で待機するため、面接が終了するまで会えませんでした。

服装は自由とありますが、卒業式でも着れるようなきれい系の制服(セーター or カーディガン+スカート)が多かったように思います。
若干、普段着の方もいました。

受験番号順ですが、少し複雑ですので、下記に整理します。
①受験番号1番〜240番を前半のグループ、241番以降を後半のグループとし、前半のグループから実施していました。
前半のグループが全て終了してから後半のグループが開始されるため、後半のグループになると17時頃までかかるようです。(私は前半のグループだったため、後半のグループの詳細は分かりません。)
②前半のグループをさらに1番〜60番、61番〜120番、...と4ブロックに分け、それぞれのブロックごとに別々の教室で実施していました。
つまり、1番〜5番、61番〜65番、121番〜125番、181番〜185番が最初に面接を受けることになります。

5人一組の集団面接です。
娘から聞いたところによると、教室で全員横一列に立って、流れ作業のように順番に受け答えするようです。

一人あたり2〜3分です。
チーム(5人)で15分程度だったように思います。

質問は3問。
娘の場合は、下記3問を聞かれました。(サピックスの面接対策資料に掲載されている内容ですね。)
・志望動機(願書に記載した内容を確認しているようです。)
・通学経路と通学時間(同)
・好きな言葉/座右の銘とその理由
なお、娘が回答したことに対して、追加の質問はなかったようです。


筆記試験開始後(9時頃)に開始されました。
また、面接は下記の流れとなります。
①保護者待合室(講堂)で待機
②20人ごとに面接控え室(2階の理科室)で待機
③自分の面接の順番の一つ前になったら教室の前で椅子に座って待機
④教室で面接(本番)
面接終了後は、保護者待合室(講堂)で待機します。

皆さんスーツでした。
女性の方は、紺または黒色のワンピースが多かったように思います。
我が家も含め、父親は2〜3割程度はいたように思います。

受験番号順です。

保護者1人に対して面接官2人です。
面接官は座っていますが、保護者は面接官に対面した場所に立って受け答えします。

2〜3分です。

私の場合は、下記3問を聞かれました。(こちらも、一般的な質問ですね。)
・志望動機(願書に記載した内容について詳細を聞かれます。)
・姉弟は仲が良いか?(保護者アンケートに記載した家族構成から質問されたようです。)
・娘の朝の様子
このように、面接は願書と保護者アンケート(願書提出時に配布され、試験当日に提出するもの)から質問されます。
したがって、願書と保護者アンケートは面接で質問されることを考慮して作成する必要があります。
また、願書と保護者アンケートは、面接当日に確認できるようにコピーは必須だと思います。
さらに、「桜蔭 面接」でググると、保護者の学歴や職業・役職も聞かれたという掲示板の記事もありますが、それは保護者アンケートの備考欄(自由記入欄)に学歴や職業を記載したからだと思います。
私は備考欄はあえて未記入としたので、学歴や職業・役職は聞かれませんでしたが、桜蔭に合格できましたので、保護者アンケートの備考欄(自由記入欄)は無理に記載する必要はないと思います。
あと、シングルマザーや専業主婦の場合に厳しいコメントがあるような記事もありますが、私および桜蔭の同級生でそのようなことを聞かれた人はいませんでした。
それに、私の場合は「これは本当に面接?」と思えるぐらい面接では談笑できましたので、真に受ける必要はないと思います。
最後に、試験当日のこと(雰囲気など)については、下記ブログが大変参考になりますので、紹介させていただきます。(特に、保護者の昼食については参考になると思います。私も同意見でした。)
以上、参考になりましたら幸いです。