まあ、無理な目標のままでは達成意欲もなくなりますので、これでもいいと思います。

食料自給率の目標を45%に引き下げへ 
農水省、実態踏まえ5割断念
産経新聞 3月12日(木)

 農林水産省がカロリーベースで50%を目指す食料自給率目標を現在の50%から45%に引き下げる方向で調整していることが12日、分かった。
今後10年間の農業政策指針とする「食料・農業・農村基本計画」に明記する。
実現可能な目標に見直すことで、自給率の向上を追求する政策から収益力重視へと転換を図る。

 小麦製品や肉類が浸透した日本人の食生活は多くの食料を輸入に頼っており、食料自給率は平成25年度まで4年連続で39%と目標を大幅に下回っている。
農水省はこうした実態を踏まえ、先月まとめた食料・農業・農村基本計画の骨子案で現行目標から引き下げる方針を示していた。

 農水省は新たな指標として食料の輸入が途絶えた際に、国内でどれだけ食料を自給できるかを示す「食料自給力」を設置する方針。
補助金で生産力を高め自給率向上を目指す現在の農政から脱却し、付加価値の高い農作物の生産を促し、収益力の高い農家を育てる政策に切り替えていく。

背景の一つには、年々下がる食料自給率を打ち出の小槌のような魔法は期待できないという現状と、TPPによるさらなる輸入圧力がかかってくる(しかし、消費者にとっては安いものが食べられるという点では歓迎すべきです)という点もあるのでしょう。

しかし、食糧輸入が途絶えた時って、どういう場面を想定しているのでしょうか?

まさか日本がなりふり構わず戦争に突き進んだ昔の状態を再現するとでもいうのでしょうか?

この場合は、戦争で輸入はストップしますが、当然国内も空襲を受ければ食糧確保は難しくなります。

これだけ、世界経済が密接につながり1国のみでは回りきらない状況下で、食糧輸入がストップしたという想定自体がナンセンスです。

国内自給率を確保することで、コスト高を許容するというロジックは卒業して、いかに海外から安くて安全なものを安定的に輸入するのかという方向に舵を切り替えるべきです。

そういう覚悟をすれば、日本は戦争なんかとてもできない国に否応にもならざるを得ません。

日本が諸外国との友好親善をベースに信頼関係を築きあげる方が長い目で見ても戦略的には正しい気がします。

もちろん、世界的な気候不順や農作物の病気の蔓延などの場合には、輸入が止まってしまいますので、最低限の自給率は確保する必要はありますが、日本人ならとりあえずお米さえあれば何とかなりますって。

さて、強いはずだった女子サッカーも最近はメロメロ状態ですが、男子の方はさらに深刻です。

新監督人事 
オシム氏の推薦は否定「会えませんでした」
デイリースポーツ 3月12日(木)

 日本サッカー協会は12日、代表の新監督にバヒド・ハリルホジッチ氏(62)が就任すると発表した。

 元日本代表監督のイビチャ・オシム氏がハリルホジッチ氏と同じボスニア・ヘルツェゴビナ出身で親交があることから、代表監督選考の上で、オシム氏からの推薦やアドバイスがあったのではないかとする報道があった。

 ハリルホジッチ氏との交渉にあたった霜田正浩技術委員長は「オシムさんと具体的に何かを話したことはありません」と否定。
出国中に「会いに行きましたが、(オシム氏に)お通夜(の予定)が入り、会えませんでした」とした。

 その上で「監督を紹介してもらおうとしたのではなく、以前、(オシム氏が)日本化すると話していましたが、外から見て、どのような道に進んでいるかを聞いて、日本代表の強化を進めていきたいと考えていた。サッカーの話をしたいと思っていたが、残念ながら会えませんでした」という趣旨の発言で振り返った。

お通夜の予定が入り会えませんでした、って片手間に会おうとするからでしょ!?

帰国を1日延ばしてでも、大事な監督選びですから、日本サッカーを知り尽くした元監督の貴重な意見は聞くべきでした。

または、契約話をさらに具体的に進める前にオシム氏に電話ででもいいので意見を伺うというのもアリですよね。

もちろんオシム氏の意見をまるまる拝聴する必要はありませんが、彼が今何を考えているのかというのも興味がありますし、きっと人選の参考になると思いますよ。

サッカー協会にはあらゆるコネや情報網を総動員して、最善の監督選びをして欲しいものです。

そして、最後は名棋士引退の記事です。

将棋・内藤九段1000敗で引退 
史上3人目の記録
神戸新聞NEXT 3月12日(木)

 将棋のトップ棋士として長年活躍し、今月末の引退を表明していた内藤國雄九段(75)=西宮市=が12日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された竜王戦の公式戦で敗れ、現役最後の対局を終えた。
同時に史上3人目の通算千敗を記録し、56年余りにわたった現役生活に終止符を打った。

 この日、竜王戦6組の昇級者決定戦トーナメント1回戦で中田功七段(47)と対戦。
激しい攻め合いの末に押し切られ、午後3時12分、94手で投了した。
「戦う気持ちが年々薄れてきた。これでは勝てない」と淡々と話した。
引退は31日付。

 神戸市灘区出身。
故藤内金吾八段門下で、阪田三吉の孫弟子に当たる。
1958年、18歳でプロ入り。
七大タイトル戦には13回登場し、72年と82年に王位、69年と73年に棋聖を獲得した。
トップリーグのA級順位戦には通算17期在籍。
「自在流」と呼ばれる華麗な攻めが人気を集めた。
通算勝ち数は歴代6位の1132勝。
現役続行は可能だが、体調不良などを理由に引退を表明していた。

 強いほど対局数が増える将棋界で千敗は“偉大な記録”とされ、加藤一二三・九段(75)が2007年、引退した有吉道夫九段(79)=宝塚市=が10年に達成して以来。
千敗達成を終局後に知った内藤九段は「千勝した時にファンから『千敗するまで頑張って』という手紙を受け取ったが、偶然その通りになった」と感慨深げに話した。(溝田幸弘)

 【日本将棋連盟の谷川浩司会長の話】 
小学生のころから憧れの棋士。
ファンを魅了した「空中戦法」は現在の戦法にも大きな影響を与え、歌手として「おゆき」の大ヒットは将棋の知名度とイメージを高めるのに大きく貢献した。
今後も講演やエッセー、詰め将棋などでの活躍を祈ります。

将棋界の宣伝効果は、内藤さんの歌手デビューと芹沢さんのクイズダービーが先便をつけました。

引退の最後の対局でちょうど1000敗というのも、おしゃれです。

しかし、なぜ将棋連盟は正座対局にこだわり続けるのでしょうか?

囲碁界のようにもっと柔軟に対応して、棋士生命を延ばすべきだと思いますが。


では3-13生まれの有名人です。

1883年高村光太郎(彫刻家,詩人『智恵子抄』,歌人,高村光雲の子)、1926年藤田田(経営者,日本マクドナルド創立,日本トイザらス創立)、1939年ニール・セダカ (米:シンガーソングライター)、1945年吉永小百合(女優)、1956年佐野元春(歌手)、1961年島田雅彦(小説家『夢使い』『彼岸先生』)、1966年AKIRA(野上彰)(プロレス)、1969年船木誠勝 (俳優,プロレス[元])、1977年小渕健太郎(ミュージシャン(コブクロ/ヴォーカル・ギター))、1981年シンボリルドルフ (競走馬)。

おめでとう!

13日の金曜ですが、音楽はムーディな感じで!
Paul Simon - Something So Right

タイトルは「ためしてガッテン」からの情報です。

70%くらいの確率で治るそうですので、止まらないときにはお試しアレ!

では、本題です。

今日11日は東日本大震災から4年目、そして昨日(1945-3-10)は東京大空襲の日でもありました。

実は関東への空襲は昭和17年4月18日(死者39名)から始まっており、18年は一度もなく、19年6月15日(死者20名)の後11月からは頻繁に本土空襲が発生しています。

11月は4回で死者297名、
12月は12回で死者258名、
昭和20年1月は8回で死者590名、
2月は11回で死者750名、
3月は8回で死者84479名(10日のみで死者83793名)、
4月は15回で死者4651名、
5月は11回で死者4059名、
6月は11回で死者296名、
7月は18回で死者40名、
8月は15日までで9回で死者576名

と2,3日に1回の空襲では心の休まる日はなかったでしょう。

結局関東だけで累計死者96055名、負傷者71283名、罹災家屋767087戸というすさまじい被害でした。

戦争との被害規模を比べるのも不謹慎ですが、東日本大震災では死者15889名、行方不明2,594名、負傷者6152名という数字が警察庁から公式に発表されています。

死者の90%以上が津波による水死だったということがわかっており、津波の恐ろしさを改めて実感します。

また1923年(9月1日)の関東大震災は、10万5千人以上が死亡または行方不明者でしたが主に火災による被害が甚大だったようです。

戦後、死者及び行方不明者を3千人以上出した災害だけを時系列に列挙すれば、

1945年9月の枕崎台風(3756人)
1948年6月の福井地震(3769人)
1959年9月の伊勢湾台風(5098人)
1995年1月の阪神淡路大震災(6437人)
2011年3月の東日本大震災(18475人)

ですが、終戦直後に襲来した枕崎台風や5千人以上の犠牲者を出した伊勢湾台風の恐ろしさはこの犠牲者の数字をみればわかります。

戦後70年、日本は戦争による死者を1名も出してはいませんが、海に囲まれた島国であり火山大国の日本はこうした自然災害との戦いが永久に続きます。

過去の経験に学ぶことが出来ているのか、恐ろしい被害の記憶を風化させないためにも我々は経験と知恵を引き継ぐ必要がありますよね。

その上でこの記事です。

<震災4年>実態と合わぬ援助に疑問
河北新報 3月10日(火)

  東日本大震災の発生から4年を前に、河北新報社と東北大災害科学国際研究所は、宮城県内で被災者アンケートを行った。
震災2年目に始まった継続調査は、時間の経過に応じて復興の段階を把握する試みだ。
調査の設計と集計を担当した災害研の佐藤翔輔助教(災害社会情報学)の分析を交え、被災者の意識の変遷を探った。

 ◎不公平感と納得度

  「この1年間で不公平に感じたこと」を尋ね、自由記述で回答を得た。
その上で、不公平だと感じた事柄についての納得度を5段階で評定してもらい「納得できない」「分からない」「納得できる」の三つに分類した。

  不公平に感じたことの上位は
(1)「被災程度と支援の不一致」(154人)
(2)「支援や復興の自治体格差」(141人)
(3)「自立を妨げる過剰な支援」(103人)など。

  「本当に苦しい人とそうでない人の支援が一律なのはおかしい」「自治体によって医療費免除の継続に違いがある」「原発事故への支援が手厚過ぎる」といった意見があった。
支援や待遇に不満を感じる意見が多く、被災者同士で不公平感を抱き合っている。

  不公平だと感じる事柄への納得度を見ると、復興業務に当たる「一部企業の震災バブル」や「仮設住宅の不便さ」を、やむを得ないと考える回答が比較的多かった。

  「行政の対応」「仮設住宅の入居条件」「復興予算の使われ方」などは、納得できないとする意見が高い割合を示した。

 <分析/五輪必ずしも歓迎せず>

  自宅が全半壊した被災者では不公平に感じる事柄が変化し、住環境に関する不満が上位に集まった。
不満は身近な事柄に向きがちだが「復興を妨げかねない東京五輪」は異質だった。
2020年の東京五輪開催を被災者は、必ずしも歓迎していないのではないか。

まず、回答者が何人だったのか明示されていませんので、どの程度の統計的信頼性があるのか不明です。

ただ、回答内容をみると、復興庁が被災地にあれば、もう少しキメの細かい対応が可能だったはず、という点は否めません。

首相は現地視察に今まで21回訪れたとよく言っていますが、訪問実績だけを積み上げてもそれほど意味はありません。

要は、現場での様々な問題点をいち早く収集し、やるべき優先順位をつけ、いかに効率よく実行していくかという結果こそが問われています。

そのためにも、復興庁は被災地にあるべきです。

現地に寄り添ってはじめて収集される貴重な情報源(まさにインテリジェンスです)なしでは、机上の空論で終わる可能性大です。

不公平感や不満の多くは、こうした霞ヶ関プランへの不信の一端ともいえるでしょう。

もちろん、全ての人を一律に満足させることは至難の業ですが、「うるさい被災者」のみが得をする行政サービスは即刻改めるべきです。

4年も経ってまだ復興半ばなのに東京オリッピックに復興予算が削られてしまうという心配を払拭してあげることも急務です。

くだらないあげあし取りで国会審議の無駄な時間を使わず、与野党はより実効性の高い復興プランを協力して再提示するべきなんですが・・。

与野党ともトホホですね。

それさえも実行できない安倍内閣と野党党首の体たらくも、日本国民の映し鏡なのでしょうか!?

とここまで書いて、こんな記事を目にしました。

<政治とカネ>内閣支持率が下落傾向 
自民に危機感じわり
毎日新聞 3月10日(火)

 内閣支持率が下落傾向を示し始め、自民党内にじわじわと危機感が広がりつつある。
党幹部らは閣僚の「政治とカネ」を巡る問題が長期化したためとみて、統一地方選を前に引き締めに動き出した。

 「政治とカネの問題が予算委でも取り上げられ、少しボディーブローみたいに効いている」。
10日の自民党役員連絡会前の打ち合わせで、谷垣禎一幹事長が危機感を示すと、高村正彦副総裁も「そうだな」と同調。
高村氏は役員連絡会の冒頭で「内閣、政党支持率が若干下がっているが、反省すべきは反省し、謙虚に対応することがまず大切だ」と党幹部らに呼びかけた。
NHKが9日公表した世論調査で、安倍内閣の支持率が前月比8ポイント減の46%、自民党の支持率も4.5ポイント減の36.7%と低下したことを踏まえた発言だった。

 野党は、西川公也前農相の辞任後も政治とカネの問題を繰り返し追及してきた。
大半は国の補助金を受けた企業から寄付が禁止されている1年以内に政治献金を受け取っていた問題で、安倍晋三首相をはじめ閣僚は「補助金を受けていたことは知らなかった」と違法性を否定。
自民党幹部は「野党は攻めきれない」とみていた。
だが、民主党が柚木道義衆院議員を下村博文文部科学相「専任」の質問者に充てるなど野党が追及を強める中、抜本的な解決策を示せず、有権者の不信感が高まりつつある。

 谷垣氏は10日の記者会見で、支持率低下の要因を問われ「主としてそれ(政治とカネの問題)ではないかと思う」と認めざるを得なかった。
「明らかに誤った批判に対しては毅然(きぜん)として反論することも大切だ」(高村氏)と強気の姿勢も崩していないが、野党が仕掛ける「イメージ戦略」に対抗する糸口は見つかっていない。【笈田直樹】

政治と金の問題以外にも、アベノミクスによる富裕層優遇と円安による物価上昇、日米同盟を機軸に戦う自衛隊をなし崩し的に目指そうとする性急さ、止まらない原発汚染水問題、遅々と進まない国民との公約であった国会議員定数の削減、政治家のモラルハザードなどあげればきりがないくらい現状は酷すぎです。

にもかかわらず、「政治と金」の問題のみに矮小化してしまう(気づかない)感度の鈍さが、やはりこの内閣の限界であり、「庶民置いてけぼり内閣」とでも命名すべき実態を呈しています。


では3-12生まれの有名人です。
今日はくまモンの誕生日だったのですね。

1809年ニコライ・ゴーゴリ (露:小説家,劇作家『検察官』『死せる魂』)、1925年江崎玲於奈(物理学者(半導体),トンネル効果発見)、1928年花登筺(劇作家,放送作家,演出家『細うで繁盛記』)、1946年ライザ・ミネリ (米:女優)、1948年ジェームス・テイラー (米:ロック歌手,ギタリスト)、1981年KENTA(小林健太)(プロレス)、?年くまモン (熊本県PRマスコット)。

おめでとう!

名アルバム「ひとりごと」から。
Paul Simon-Tenderness
まずは、この話題です。

“路上キス騒動”の中川政務官、続投へ
産経新聞 3月10日(火)

 政府は9日、自民党の門博文衆院議員との路上キス写真が週刊誌で報じられた中川郁子農林水産政務官を続投させる方針を固めた。
自民党幹部らが明らかにした。
中川氏は体調不良を理由に5日から入院していたが、10日の衆院の農水委員会と予算委員会分科会に出席し、公務に復帰する方向で調整している。

 中川氏をめぐっては、民西川公也前農水相が辞任した2月23日夜のことだったことなどから、民主党など野党が厳しく追及する姿勢をみせていた。
このため、平成27年度予算案の国会審議に影響が出るとして、一時は中川氏の交代論も出ていた。
政権幹部は9日、「農水委に出るだろう。中川氏本人はやる気だ」と指摘。
政府高官も「辞めさせるような類いの話ではない」と強調した。

 中川氏は、農水相、経済産業相、財務相などを歴任した故・昭一氏の妻。
平成21年の昭一氏の死去後、衆院北海道11区の後継支部長となり、24年衆院選で初当選し、現在当選2回。

自民党は既に庶民的感情を共有できないところまで驕り高ぶっているようです。

中川氏は週刊新潮の取材に「この写真は別人です」とずっといい逃れていました。

政治家が私利私欲のために嘘をつく、もちろん不倫という社会倫理観も問題ですが、己のために平気で嘘をつく人間が国民の代表たる政治家の資質に適合しているとは到底思えません。

この人を続投させるということは、「嘘つき」を自民党は許容しますという宣言に等しいことがわかっているのでしょうか?

政治家が「嘘をつかない」という基本モラルを重視しない現政権のスタンスは大問題です。

献金問題に続き、自民党の横暴振りが露骨になってきていますね。


そして、世間ではまた痛ましい事件です。

被害者一家、ネットで中傷か=ツイッターに「人類の敵」―逮捕の男・淡路島5人殺害
時事通信 3月9日(月)

 兵庫県・淡路島の洲本市中川原町の民家2軒で男女5人が殺害された事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された平野達彦容疑者(40)のものとみられるツイッターに、被害者一家を「人類の敵」などと一方的に敵視するような内容の文章が投稿されていたことが9日、分かった。
 県警によると、死亡した5人は、平野毅さん(82)と妻恒子さん(79)、平野浩之さん(62)と妻方子さん(59)、母の静子さん(84)。
 このツイッターには、浩之さん方の地図や住所を示し、「ストーキングと電磁波犯罪を徹底して行っている」などと中傷する書き込みもあった。
投稿の多くは意味不明で、県警は責任能力の有無や事件との関連を慎重に調べる。
同容疑者には妄想性障害があるという。
 近隣住民によると、平野容疑者は以前から自宅に引きこもりがちで、インターネット上に浩之さんらを攻撃する書き込みをしているとうわさになっていた。
同容疑者とみられる人物のツイッターには、浩之さん一家や近隣住民の実名を掲載し、中傷するような意味不明の投稿が相次いでいた。 

心神喪失による免責がなぜ当然とされてきたのか、わかりやすいのが以下の解説です。

なぜ心神喪失者を許せないのか /新潟青陵大学 碓井真史
THE PAGE 2014年10月12日(日)

 法を犯した者は罰せられます。
だから、私たちは安心して暮らせます。
仇討ちをしなくても我慢もできるでしょう。
しかし、例外があります。
その一つが、心神喪失者です。
刑法39条には、「心神喪失者の行為は罰しない」とあります。

 心神喪失者はなぜ罰を受けないのか。
先日「THE PAGE」にも、分かりやすい解説が掲載されました(「容疑者の「刑事責任能力」とは 心神喪失者はなぜ無罪? /早稲田塾講師 坂東太郎のよくわかる時事用語」)。
しかし、寄せられたコメントのほとんどは、「理屈は分かるが納得できない!」というものでした。

 裁判所のホームページには、責任能力のない心神喪失者に関して、次のような解説があります。
「これらは、近代刑法の大原則の一つである「責任なければ刑罰なし」(責任主義)という考え方に基づくもので,多くの国で同様に取り扱われています」。

 責任がなければ罰しないという近代刑法の考え方とは別に、私たちは近代以前から精神的正常を失った人の罪を許してきました。
時代劇で登場するセリフのように「殿、ご乱心」となれば、重い規則破りをしても切腹は免れます(失脚はするでしょうが)。
このような「乱心者免責規定」と呼ばれる習慣は、世界各地の文化で大昔から見られることです。
心神喪失者を罰せずに許すのは、私たち本来の自然な発想なのかもしれません。
しかし現代の日本では、多くの人が疑問を感じています。
それは、なぜなのでしょうか。

心神喪失者を許せない理由

1 応報感情
 悪いことをした人は当然報いを受けるべきだ。
罰を受けるべきだという感情です。
当然の感情ですが、たとえば幼児などの弱者の行為なら、一般の大人と同じように罰せよとは感じないでしょう。

2 被害者への同情。被害者保護の思い
 被害者や家族の思いを考えれば、加害者は報いを受けるべきだと感じるでしょう。
被害者保護は当然必要です。
ただ残念ながら、刑法自体は被害者保護のための法律ではないようです。
加害者への刑罰以外にも、被害者保護の方法を考えなければなりません。

3 厳罰化への傾向
 様々な犯罪に対する厳罰化の傾向があります。
その中で、心神喪失者が無罪というのはバランスを欠くように感じるかもしれません。

4 治安悪化への不安
 法律で罰することができない危険な人物が野放しにされることへの不安もあるでしょう。
ただ、重罪を犯して心神喪失で無罪になる人はほんのわずかです。
また、精神保健福祉法や医療観察法に強制的な入院について規定があります。
ただし、刑法による判決とは別の話になるので、納得しにくい部分もあるでしょう。

5 精神鑑定への誤解と不信
 たしかに、鑑定人によって精神鑑定の結果が異なることがあります。
精神鑑定は、指紋鑑定やDNA鑑定ほどには、明確なものではありません。
そこで、簡単に鑑定人をだまして心神喪失者のふりができるのではないかと考える人もあるでしょう。
しかし、数ヶ月に渡って専門家をだまし続けることは簡単なことではありません。
また精神障害者であれば全員が心神喪失や心神耗弱とされるわけでもありません。

6 精神鑑定乱用への疑惑
 有罪ならば極刑が考えられるような場合、弁護側の法廷戦略として精神鑑定が使われているのではないかという疑いです。
これは現実にあるかもしれません(『精神鑑定の乱用』井原裕著)。
反省と是正が必要でしょう。

7 公正さへの思い
 私たちは公正さを求めます。
心神喪失であれ何であれ、「平等」に罰すべきだという人もいるでしょう。
しかし同じ触法行為でも、状況により罰は異なるのが「公平」でしょう。
どのように差を付ける公平さが「公正」なのかが問題です。

おわりに:許しの感情

 触法行為の事実があるにも関わらず罰しない刑法39条を維持していくためには、私たちが納得し許しの感情を持つ必要があるでしょう。
そのためには、責任主義の法理論だけでは不十分ではないでしょうか。

 本来私たちが人を許すときには、加害者の心からの謝罪、何らかの報いや弁済、今後の具体的な対策などを求めるものです。
39条の現状は誤解や無理解もあるでしょうが、関連法の不十分さや関係者らの説明不足もあるでしょう。
39条を納得できない人々に納得してもらえるように、法律、医療、心理、マスコミ等関係者が努力していく必要があります。

 社会には保護を必要とする人々がいます。
一部のすれちがいのために、弱者がケアされない社会では困ります。
被害者はもちろん、精神障害等による心神喪失者をも必要に応じて守れる社会を作っていくことが、求められているのです。

なるほど、心神喪失者を判断能力の未熟な幼児と重ね合わせたところから、免責という根拠があるのですね。

ここからは、一般論としての心神喪失者の免責について考えて見ます。

例えば幼児でも、判断能力は未熟でも犯罪する子としない子がいるのは事実です。

同様に、心神喪失者でも犯罪に走る者とそうならない多くの人たちがいます。

いわずもがなですが、健常者にも犯罪を犯す人はいます。

つまり、精神的未熟さ=犯罪予備軍ではありません。

そうでないなら、心神喪失者のみを免責に値するという理屈はあてはまらなくなります。

もしこの理屈をあてはめるなら、すべての健常者も免責すべきです。

なぜなら健常者も未熟な動機から犯罪を犯すからです。

実際には、犯罪を犯した幼児、心身障害者、健常者が存在するだけです。

要するに、どんな人間であろうが犯罪を犯す可能性はあり、それは行為の結果で裁かれるべきだというのが私の考えです。

もちろん、状況や過失など情状酌量的要素は考慮されるべきですが、基本的には人の命は命で償うというのが大前提です。

さらに被害者家族の感情や治安対策という面も無視できません。

人を殺しても殺した犯人は社会でやりなおせるチャンスがもらえる理不尽さ(特に逆恨みやいじめられた末に殺された人は「なぜ?」と思いながら殺されたのでしょう)は、到底納得できるものではありません。(私が殺された子供の親ならきっと仕返しをします)

私のような過激な報復行為の歯止めとなるべき刑罰であるべきなのに、加害者にのみ寛大な法体系はむしろ社会の憎悪を煽っています。

そして、再犯の確率が高いという点も第二の犠牲者を生まないためにも、考慮されるべきです。

腐ったリンゴを混ぜれば、他の新鮮なリンゴも影響を受けます。

1個の腐ったリンゴを社会(リンゴ箱)に戻せば、他の多くの新鮮なリンゴも腐っていく可能性が高いという点は無視できません。

よく死刑判決の流れを量刑の厳罰化とよんでいますが、(確かに刑罰の中では最も重い刑です)殺された方はすでに問答無用で厳罰(死)を一方的に下されています。

私には「犯罪の厳罰化」という言葉自体が人権弁護士たちのギミック(インチキ)だという疑念をぬぐえませんが、正確には「犯罪と量刑の公平化(命には命を)」というべきむしろ自然な流れだと考えます。

2人までなら殺しても死刑にならない、なんていう量刑自体が不公平、不平等の最たるものだと早く気づきましょう!


最後は、女子サッカーですが、こんな状態で大丈夫でしょうか?

W杯へ不安広がる…なでしこ、フランスに逆転負けで決勝進めず
ゲキサカ 3月10日(火)

 日本女子代表(なでしこジャパン)は9日、アルガルベ杯のグループリーグ第3戦でフランス女子代表と対戦し、1-3で敗れた。
日本はグループリーグの戦いを1勝2敗で終え、決勝進出を逃した。

 1勝1敗で第3戦を迎えたなでしこ。
相手は2連勝のフランスということで、グループ首位で決勝に進むためには、勝利が絶対条件だった。
メンバーは第2戦のポルトガル戦後に佐々木則夫監督も明言していた通り、第1戦と第2戦の融合チームが組まれ、FWは大儀見優季とFW菅澤優衣香の2トップ。
第2戦で1ゴール1アシストの活躍を見せたDF川村優理もCBで先発した。

 監督もW杯へ向けての前哨戦としては、大会前から最も重要視していた一戦。
直近発表のFIFAランクでは日本を上回る3位に躍進するなど、近年の成長が著しいフランスが、序盤から攻勢を仕掛ける。
ただなでしこも落ち着いた対応で跳ね返す。
前半16分にはFWルソメーに抜け出され、GKと1対1の場面を作られるが、GK海堀あゆみが前に出て弾き、難を逃れた。

 すると、前半43分、なでしこに決定機がやってくる。
相手のパスミスをカットした大儀見がエリア内に浮き球パスを出す。
ポストに入った菅澤が粘ると、アシストを受けたMF川澄奈穂美が右足アウトでゴール右隅に蹴り込み、先制点を奪った。

 しかし、フランスを前になでしこは我慢しきれない。
後半8分、左サイドからエリア内に入りかけたDFブローをDF近賀ゆかりが倒してしまい、PKを献上。
これをFWティネに決められ、試合が振り出しに戻る。
さらに同25分、ティネからの浮き球で裏に抜けたルソメーにあっさり逆転弾を許してしまった。

 逆転されたなでしこは、後半35分に一気の3枚替え。
FW高瀬愛実、MF田中明日菜、DF鮫島彩を送り込み、反撃を試みる。
しかし同39分、ミスから奪われたボールをティネに決められ、勝利を決定づける得点を奪われてしまった。
悲願の初優勝を目指したはずのなでしこだが、決勝進出すらも逃した。
連覇を目指すW杯に向けても不安が広がる結果になった。


若手に経験をつませようという意図は感じられた采配でしたね。

ただ、やはりンバーを固定しないと連係プレイがうまく機能しないという問題点は生みの苦しみか?

川澄選手くらい献身的に動ける選手がもっと育たないと体格負けしている日本チームのゲームメイクは厳しいでしょう。

また反撃するなら後半25分に逆転された時点での3枚替えが有効だったと思われ、後半終了間際での交代では選手の焦りのみが出てしまいましたね。

では3-11生まれの有名人です。

1903年深田久彌(作家,登山家『イエスの弟子』『日本百名山』)、1921年アストル・ピアソラ (アルゼンチン:作曲家,バンドネオン奏者)、1927年石牟礼道子(小説家『苦海浄土』)、1931年ルパート・マードック (米:新聞経営者,メディア企業家)、1950年ボビー・マクファーリン (米:ジャズ歌手)、1958年織田哲郎(作曲家,シンガーソングライター)、1965年三木谷浩史(経営者,楽天社長)、1985年白鵬翔(モンゴル:相撲/横綱(69代))、1988年中嶋勝彦(プロレス)。

おめでとう!

さすがの才能です!
Paul Simon - Something So Right + Lyrics