【初めに】

 

表題の通り、 この稿では 3月 12日に収録して YT に アップ した動画について、 気に

なったシーンをお見せしながら、とりとめのないことを書いていきます。ただ、文章

をこうやって書き始める時になって見てみると、相当数の写真(動画からのスナップ

ショット)があります。どうぞごゆっくり、気の向いたところからお眺めください。

 

取り上げているのは4つの動画、サンライト カーニバル、トワイライト パーティー、

シバオラ ショウ、そして グランド ステージです。

 

サンライト カーニバル については、前半の モーニング デュー と ビヨンザリーフにつ

いて軽くふれた後に、タヒチ の部について写真を沢山お示ししながら振り返って見ま

す。マハナ を踊られたのは ワイ ナニさんです。

 

トワイライト パーティー についてはあまり写真は出さず、今回、なるほどと分かった

ことを書きます。

 

シバオラ ショウ については、今回の撮影で狙ったことを短く書きます。

 

グランド ステージ についてはかなりの枚数の写真をお見せしながら話を進めて行こう

と考えています。演目ごとに複数枚の写真をお示ししながら振り返り、ウアケアさん

の タネ イ ムア について少し詳しく見ていきたいと思います。ウアケアさんの タネ イ

 ムア は見ごたえの有る ソロ として出来上がっており、ショウ の最後の拍手からも感

じられるように、観客に満足感を持ってもらうための要素としても成功していると思

います。ただ、ファン は欲深いもので、ウアケアさんの タネ イ ムア にもっと共感が

湧いても良いのではないかと思うのです。そんなこともあって、ゆっくりと振り返っ

て見たいと思った次第です。論点は、後半と最後のキメにあると思います。この点に

ついて思ったことを書きたいと思います。素人が観覧するのですから、素人の意見も

役立たないことはなかろうと思います。

 

以下、内容に入りますが、何時も書き過ぎてしまって、後から修正・削除を行うこと

になるので、今回はできるだけ淡々と記述して行くこととします。勿論、私はカメラ 

を持って、大空に飛び立たんとする白鳥を追う ピエロ であり、その立場で最後まで

頑張っていこうと(時々ふらつくので)常に決意新たにしています。

 

 

【サンライト カーニバル】

 

ショウ動画の サムネイル は群舞から選びます。今回は前半部からということで、モー

ニング デュー の シーン です。

 

 

振り返りの前に、今回は ウアケアさんを前にして少し居心地の悪い思いで撮影してい

た事を白状させていただきます。というのも、結局は削除したのですが、前々稿 にお

いてファン心理からのわがままを書きすぎたからです。ですから、叱られているよう

な気がして、グランド ステージ の タネ イ ムア 以外では、少し手控えた撮影になって

います。

 

今回は モーニング デュー から始めます。内容に入る前に、すごく気に入った シーン

 

 

です。この、踊りが終わって引き上げる直前に、観客席に思いを残す仕草に「色」を

感じますね。経験の長いお二人が特にしっかりと視線を残されているのは、この曲を

よくお分かりになって居るからでしょうか。

 

さて、前々稿の 2月 27日の動画に対して書いている様に、この曲は大変に印象的であ

るのですが、時間が割と短く、出演の舞花さん達を個別に撮っているとそれだけで終

わってしまい、踊りを楽しむ余裕がなくなります。そこで、個別のズームはできるだ

け避けて撮りました。

 

ただ、前後が賑やかな曲に挟まれているので、随分と丁寧にズームを動かしているつ

もりでも、曲想に比べるとまだ荒いです。対して、バックバンド の コーラスは本当に

良くなっていると思います。男声に支えられる形で女声が伸びやかに歌っていて良い

感じです。男声はもう少し粘りと色っぽさがあっても良いと思います。次のビヨンザ

リーフ では男声に色っぽさが不足気味です。エルビス の様に歌うと最高ですね。

 

さて、私の記憶にない、ウアケアさんの居られない ビヨンザリーフ です。良く、〇〇

の無い〇〇なんて、という宣伝文句がありますが、そんな感じでした。反面で、随分

 

 

と冷静に均等に撮れた気はします。

 

で憂さ晴らしかもしれませんが、体験コーナー の MC に回った ウアケアさんを奥舞台

の所からかなりアップで撮りました。すいません、まるで子供です。

 

 

奥舞台天井にはかなり明るいスポットライトが有るので調子がきつくなるのですが、

奥舞台から主舞台に移る途中の所で ライト が柔らかくなる所があります。そこで、

 

 

なかなかに風情の有る ポートレート になりました。ウアケアさんは意外な所で意外な

美しさを醸し出すので油断がなりません。主舞台で真正面から照明を浴びると、最近

 

 

の、よく拝見するようになった明るい ウアケアさんです。

 

 

さて、ファイヤーナイフ ダンス。演者は バル さんです。今回も飛ばします。

 

 

サンライト カーニバル では シングル の ファイヤーナイフ で通すので休める所が少な

 

 

いのですが、飛ばします。バル さんは腰がすごく安定しています。この腰の安定感は

ファイヤナイフ ダンス の スピード感に現れますが、ポリネシア の男踊りでは欠く事

のできないものです。

 

さて、終盤。気力を振り絞って、

 

 

やー! 男の踊りです。

 

 

良かったです。

 

 

トゥエ です。始まりの所で撮影に不安を感じる状況にあったのですが、渡辺さんは調

 

 

子良く踊られています。前回拝見したときよりも メリハリ が良い感じがします。仕草

 

 

に切れがあります。

 

ついで鈴木さん。カメラマン は何だか最初から遊ばれている感じです。

 

 

鈴木さんは観客席をしっかりと見ますね。

 

 

おまけです。ピントがあっていれば最高ですね。

 

 

トゥエ に導かれて ハワイアンズ の歩兵軍団が出動。イノ です。

 

 

勝ち鬨をあげて、イアオラナ 。

 

 

イアオラナ のファイナル。次は アウエ テ ネへネへ。

 

 

アウエ テ ネへネ を踊り、タヒチ を賛美します。

 

 

アウエ テ ネへネへ 終盤。

 

 

ずんずんずん。精鋭の近衛軍団登場。

 

 

マハナ。ワイ ナニさん登場。

 

 

何時もお元気。

 

 

観客席に向かって突進。

 

 

ワイ ナニさんには観衆を味方にしてしまうような不思議な感じがあります。

 

 

ファイナルに向けて、ドラムに乗って、

 

 

フィニッシュ。

 

 

ワイ ナニさんの マハナ は何時も楽しいです。今回は、特に、最後の所で印象的に入る

 ドラム に良く乗っていた様に思います。それで、最後も非常に良い調子で止まりまし

た。ドラム に上手く乗った ワイ ナニさんが良かったのは当然ですが、田仲さんの安心

感のある ドラム も流石です。

 

 

 

【トワイライト パーティー】

 

トワイライト パーティー。CP(チーフパーサー)は渡辺さん、マカナちゃんは箕川さ

ん、本日の旅人(HT)は及川さん。

 

 

画面や音声は前回と同様に設定し、ショウ が始まってみると、会場の音量が明らかに

大きいのです。録画が始まると カメラ の設定変更はできません。次回からは ビーチ

ステージ と同様に マイク ミキサー を使うことにします。

 

 

CP と マカナちゃん以外の出演は左から、三井、大木、佐藤、及川、藤川、ウアケア

さんです。HT が及川さんで、グランディングが楽しかったと言われていたのですが、

 

 

最初はなんのことか分かりませんでした。どうやら、キャンピングの一種らしいとは

分かったのですが、地面の上で寝るという所が大事なことなのですね。学生時代はテ

ント を持ってあちこちに自転車で キャンピング に行きましたから、どこに テント を

設置するかに頭を悩ませていたことを考えると、確かに、全てが整っているなら楽し

いです。あの土の香りは懐かしい。ただ、昔学生と一緒に車で キャンピング に行った

ときには、寝袋は有るにしても、学生は地面の上に寝るのを嫌がって、全員が車で寝

て居ましたから、寝袋の下のマットも厚いのが用意されているのでしょうか。私は板

の間でも寝ます。ましてや、地面は通常は柔らかいです。

 

無駄話はさておいて、箕川さんの マカナちゃんは初見です。随分と可愛らしいです。

 

 

まずは「マオリ ダンサー」組。同じ フロアー に並ぶと身長差がはっきり出ますね。

舞台を見上げている時にはこれほどには感じないので、不思議な感じです。

 

 

こちらが「ラパ ヌイ ダンサー」組。サンライト カーニバルの所で書いた事情から、

ウアケアさんの前では緊張しています。

 

 

「マオリ ダンサー」ですから、難しい技もこなします。

 

 

ラパ ヌイ(イースター島)の歌。ハワイアンズの演目表には Ka Rete Ka Rata とある

のですが、これは歌詞の最初の行から取った名前です。YT が付けてくる版権情報では

 


「Ko Te Pani Sopaipilla」とあります。ネットでは単に ラパ ヌイ ダンスの歌と言って

ますね。しかし、ウアケアさんは黒の方が際立って良いと思います。

 

この間に記念撮影のはずなのですが、何やら電池がないような。

 

 

記念撮影は中断して、アルバム紹介の後で、及川さんの インタビュー。ハワイアンズ

で グランディングもできて、泳げて、温泉に入れて、ショウも見れて最高です、と言

う宣伝でした。記念撮影騒動で分かったのですが、及川さんも渡辺さんも、結構、背

が高いです。

 

 

で、及川さん、普段は実はお目々ぱっちりだということがわかりました。ショウ終了

後に一般の記念撮影があり、その後で ショウ の記念撮影の取り直しがあったので、

お聞きしたら、踊る時には笑顔になって目が細くなるのだそうです。ハワイアンズを

代表して踊っていかれるなら、目は大事です。悪い癖は直さなければなりませんね。

 

 

これで本日もめでたく終了です。

 

 

 

 

【シバオラ ショウ】

 

 

今回は以前のシステムでやっていたようなピント確保のための交互撮影をせずに、全

体撮影を優先してみました。ところどころでヒヤヒヤするピント状況が在りますが、

ズームの調整などで改善できるか試みて行きます。

 

 

 

【グランド ステージ】

 

 

グランド ステージ の前半からということで、カ ビューティー アオ マノア から サムネ

イル を取りました。色彩的に美しい パオ です。

 

 

グランドステージ 前半は暫く ハワイパート との二本立てでやってみます。演目の構成

上の狙いから言えば ハワイパート がおすすめですが、体験コーナーの デモンストレー

ション ダンス は飾り気のない素のダンスなので舞花さん達がより良く分かって面白い

と思いますし、MC さんの話されている様子もいかにも実況という感じがあって捨て難

いと思います。 二本立てとは言え、最後を切るだけですから、字幕 ファイル も共有で

きます。面倒なのは サムネイル をもう一つ選ばなければならないことで、これが結構

(徹夜状態では)厳しかったりします。でも、ハワイ パート の サムネイルは、結局、

「虹の彼方」から選ぶことになるでしょう。

 

リジェンド オブ ザ レインです。スクリーンの映像は合っていないかもしれませんね。

 

 

ナ アラ アローハ です。

 

 

カヒコ ですが、伝統的な曲と言うよりは、自然を描写するために カヒコ の形を取った

 

 

のですから、あまり カヒコ らしくないような気がします。フラ ミュージアム に ペレ

 

 

を称える カヒコ の動画が流れています。それと比較するなら、もう少し カチッとした

 

 

形にしたほうが、更にカヒコらしく美しい演目になるのではないでしょうか。

 

トゥアヒネ です。印象的な始まりです。

 

 

内容とは関係ありませんが、渡辺さんの衣装の背中がスッキリしていますね。前回、

 

 

 2月 27日の トゥアヒネ は猪塚さんが演じられましたが、背中に ジッパ のモコモコが

在りました。調べると 2月 13日の渡辺さんの衣装はやはりスッキリしていました。

肌から浮かないように両面テープのようなものを使っていらっしゃるのでしょうか。

どうでも良いことかもしれませんが、衣装の着付けは大事ですから気になりました。

 

着付けということで言うと、踊りの細部にかなり気をお使いに見えるウアケアさんが

意外と気にされていない様に見えます。私が知るだけでも、何とかして下さいと言う

場面が複数回ありました。他の人は ソリスト に対して指摘はしにくいのかもしれませ

ん。

 

トゥアヒネ の左手が上がって、ライトが集約されて、 消えて、

 

 

カ ビューティー アオ マノア が始まります。

 

 

今回は上手く繋がりました。

 

 

前に書きましたが、色彩的に美しい パオ です。

 

 

そして、ハワイアン ララバイ に舞台を譲ります。

 

 

しずしずと舞花さん達が入場。

 

 

ハワイアン ララバイ のこの場面、サンライト カーニバル の ビヨンザリーフ とよく似

 

 

て、後方周辺部の舞花さん達は(観客席のない)舞台の外に向かって踊っている舞台

構成になります。どうも ビヨンザリーフ と同じ考え方で構成されているようで、或い

は、ウアケアさんが舞台構成に絡んで居られるのかもしれませんね。終わり方も良く

似ています。

 

 

虹の彼方です。

 

 

グッと アップ します。

 

 

それはすぐ近くに舞花さんが出てこられたので渡辺さんの ピント を守るためです。

 

 

それで引いて、

 

 

虹の彼方の フィニッシュ。そして、舞台が暗転すると良いのですが、

 

 

ところが、トゥアヒネ の舞花さん達がずらーと並びます。これだと、区切りがつかな

いですね。

 

 

MC の箕川さんは明るくて素敵です。

 

 

カランガ。衣装が面白いですね。赤と黒、アオテアロア らしい配色なのでしょうか。

 

 

左を見ると黒っぽく、

 

 

右を見ると赤い。カランガ が面白いのは衣装のせいかもしれません。

 

 

パパキ です。

 

 

赤と黒の衣装には面白い思い出があります。大阪のダンス教師協会の発表会で一人

タンゴというのが在りました。 5, 6 人程の男声ダンサー 達が半分が赤いワンピース、

半分が黒いタキシードの衣装を着て、タンゴを踊るのです。ご丁寧に赤いワンピース

の方には黒い鬘が縫い付けてあり、本当に 5, 6 組のペアがタンゴを踊っているように

見えました。反転する度に、女性ダンサーに見えたり、男性ダンサーに見えたり。そ

して、大阪ですから、コミカルでセクシーな振り付けも在り、腹を抱えて笑った記憶

があります。勿論、カランガ や パパキ とは関係ありません。

 

暗転した舞台から、一変。元気な ノヌ パオア の始まりです。

 

 

さあ、始まり始まり。

 

 

楽しく踊りは進んで、

 

 

最高に盛り上がって、次に舞台を譲ります。

 

 

ファイヤーナイフ ダンスです。演者は ムアさん。随分と気が入っています。

 

 

疾風怒濤のごとく シングル の ファイヤナイフ ダンス を踊ります。

 

 

次に ダブル です。気合が入っています。

 

 

ダブル の ファイヤーナイフ ダンス が華々しく展開されますが、良く見ると大変高度

 

 

な技が織り込まれています。写真の シーン では片方を足の下を通しています。

 

最後に ツイン(2連) の ファイヤーナイフ を使った ダンス。

 

 

終わって、吠えます。

 

 

熱気残る舞台に、佐藤さんの紅い軍団が進軍して来ます。強い視線です。

 

 

舞台は赤い軍団で溢れ、

 

 

盛り上がって、

 

 

舞台はリマタラ に。リマタラ は、赤い リマタラ インコ を守った タマエバ女王の事績

 

 

を語る粋な踊り。シーン は王権の発動で乱獲から赤い鳥は守られたと語るところ。

 

 

しかし、小さな リマタラ島の女王の布告で乱獲が止まるわけではありません。女王の

下に島民が一致団結し、守り抜いたのです。タマエバ魂です。

 

 

強い団結心をシックに歌い上げた舞台が、終わり、

 

 

アヌアヌア。箕川さんを先頭に 7 人の舞花さんが飛び込んできます。

 

 

シメがオレンジの大木さん。思わず アップ したくなる キャラクター で居られます。

 

 

箕川さんを起点としてウェーブが広がって、戻って。

 

 

円陣を組んで、

 

 

タネ イ ムア を踊る巫女を呼び寄せる雄叫びをあげます。

 

 

ウアケアさん登場。

 

 

良い感じです。

 

 

前に詰めてきます

 

 

詰めてきて、

 

 

笑顔を残して反転、

 

 

再び、前進

 

 

前進、

 

 

再び反転して、

 

 

後退して、

 

 

カリッと イイ が弾けます。

 

 

後退しながらも、イイ が弾けます

 

 

さあ、これから バレリーナ ターン が始まります。

 

 

一転目、

 

 

二転目、

 

 

三転目、

 

 

四転目、いい感じです、

 

 

バレリーナ ターン の終わり。

 

 

そのまま舞台左へ、

 

 

中央に戻って、

 

 

舞台右で、

 

 

そして、舞台中央に戻って幾つかの所作の後で、エイ!

 

 

ヤ! と大見得を決めます。ライトアップ の タイミング が遅れていますね。

 

 

その後、ねばって緊張感を高めていって、

 

 

さあ、いよいよ、

 

 

アレヤコレヤの所作が続き、

 

 

観客に向かって気合をためて

 

 

エイ!

 

 

や! とフィニッシュ。

 

 

オテア で盛り上がって、

 

 

優美な「フラガール〜虹を〜」。「君の涙をそして笑顔を」と踊るウアケアさんが

 

 

とても素敵です。そして「僕はいつまでも忘れないから」と続きます。

 

 

やがて、全ての フィニッシュ。

 

 

と、ここまで振り返ってみて感じるのは、とても素敵だということです。

 

でも、まだやることが有るように思うのです。以下は全くの個人的考察です。

 

 

 

【タネ イ ムア への個人的考察】

 

踊りによって伝えたい価値観、ウアケアさんなら「平穏な幸せ」でしょうか。では、

平穏な幸せを感じるように踊れば、それが観衆に伝わるでしょうか。ウアケアさんの

踊りから ウアケアさんの内面を感じ取ろうとするファンになら、伝わるかもしれませ

ん。けれど、一般の観衆には、美しい踊りですね、で終わると思います。何故なら、

ウアケアさんが何かを伝えたいと思って踊って居られるとはわからないからです。何

かを伝えるのであれば、伝える意志の有ることを、まず伝えなければなりません。人

に話しかけるのであれば、話をしたいという サイン をまずは相手に送らなければなり

ません。その サイン は普通は視線です。相手が視線を送ってくるなら、なにか伝えた

いことが有るのだろうと察します。ですから、平穏な幸せを観衆に送りたいのなら、

伝えたいという思いのあることを伝えなければなりません。

 

踊りにメッセージ性が有ることは、とても大事なことだと思います。メッセージ も無

しに共感することは難しいからです。人は、ある人が持っている気持ちを理解できた

と思えた時に、初めて共感できると思います。サンライト カーニバル でのことです。

一人の方が来られて、今のショウを YT に アップ するのかと尋ねてこられて、近日中

に アップ しますとお答えした所、マハナ を舞台で直に観たらその ソリスト の思いが

伝わって感激したから、動画を自分の思い出にしたいと言われたのです。遠い所から

来られていたので、次に来れる日はわからないから、ということでした。

 

タネ イ ムア です。考えやすい所として、後半の大見得(決めポーズ)を考えます。

今回のウアケアさんの タネ イ ムア の大見得の シーン を抜き出して拡大してみまし

た。ポーズを取ってから、 1, 2 と言う感じで左手が上がります。

 

 

 

私は文句なしに美しい大見得だと思います。ただ、ウアケアさんが何かを伝えようと

なさっているかは分かりません。

 

ここで、私にとって大変に強い印象のあった イオラナさんの大見得の所を見てみま

しょう。それを取り上げる理由は、印象深かったということ以外に、ハワイアンズ を

出られている方だから、例として取り上げても差し障りが少ない、そして、小さな体

格でどうやって強い印象を与える タネ イ ムア を踊るかを真剣に考えられたに違いな

いと思うからです。

 

ジャンプの後の着地で体が沈み込んだところからです。

 

イオラナ玲奈さんのタネ イ ムア、2022年10月31日のグランド ステージより」より

 

 

 

 

注目することは3つあると思います。

 

・強い視線を観客に送っている

・着地してから、低い姿勢を保ち、体はほとんど浮き上がらない。

・従って、イイ だけを上方に広げている

 

多分、イイをスナップしてから、その イイ を持ち上げる速さを調整して、イイ が開い

ている時間を長くしているのだと思います。視線の強さはそれぞれですから、取り敢

えずは考えないとするなら、ウアケアさんも同じ様に大見得をされたことがあったと

思います。(3/20 追)

 

ただ、視線の強さだけは簡単には真似できません。もちろん、客席に視線を送ること

が大事なので、観衆に強い印象を与えるなら別の方法もあります。例えば、気合を発

することです。これも、旧シリーズ「Future ~ ハウオリ」の光の女神でウアケアさん

がおやりになったことがあります。旧シリーズで、私が最後に拝見した回です。強い

印象を与えようとして自然にそうなったのだと思います。

 

グランドステージ 2023.4.24 ウアケア佳奈子ソロ より 132 sec から 163 sec


 

他にも考えられるでしょうが、注意を集めることが コミュニケーション への入口で

しょう。