元刑事アメンボウの赤裸々ブログ -7ページ目

元刑事アメンボウの赤裸々ブログ

ちょっと覗いてみたい刑事の世界を紹介したり、話題の事件を刑事の視点から分かりやすく解説していきます。
お楽しみに〜

皆さん、おはようございます!


皆さんは、あまりの恐怖に腰を抜かしたことってありますか?


よくテレビで腰を抜かしたシーンがでてきますけど、あんな感じです。


恥ずかしい話なんですが、私は1度だけあります。


しかも、オプションとしてお漏らしまでしてしまったという暗黒の過去が。



ある一人暮らしのおじいさんが自宅で亡くなっていました。


まだ2月の中旬で外は凍えるほど寒いひでした。


私は、鑑識用の道具が入ったバッグを肩に担いで、おじいさんが亡くなっている部屋に交番のおまわりさんと一緒に入っていきました。


遺体は、電源が入ったままのホットカーペットの上で仰向けになっていました。


台所に置かれた新聞からすると、なくなってまだ1週間程度・・・


でも、ホットカーペットに暖められた遺体は、腐敗がかなりすすみ、お腹はガスで膨らんでいました。


私は、最初に遺体の全身を細かく見ていき、外傷や首に絞められた痕が無いかを細かく見ていきました。


私は、今までに数え切れないほどの死体を扱ってきましたので、この程度の腐乱死体では特に驚きません・・・・・ いや・・・・驚かないはずだったんです。


遺体の前面を確認し終わった私は、交番の若い巡査に「〇〇君、遺体を裏返しにするから腰を持ってくれ」と指示し、私は遺体の肩から首筋に手を掛けました。


その時です!



「んんんんぐぉぁぁぁぁぁぁああああああああ!」



遺体が突然喋ったのです!


私は「うぎゃぁぁ~」と悲鳴を上げて後ろにひっくり返ってしまいました。


死体は喋らないもの、動かないものという固定観念があるのは当然です。

その死体が喋ったのですから私は死体がゾンビになって生き返ったのだととっさに思ったのでした。


私は腰を抜かして、口をあけたまま言葉も出ませんでした。(このとき、お漏らしも・・・ハズカシィ)


この死体が喋った種明かしをすると、遺体のお腹には腐敗ガスが溜り、風船のような状態になっており、私が遺体の首筋を持ち上げたことで気道が開き、お腹のガスが一気に口から吐き出されたのです。


そして、ガスが喉をとおるときに声帯を振動させ、まるで声をあげたように聞こえたのでした。



人間って、本当にびっくりすると声も出せないし、腰がくだけて動けなくなるもんなんですね~




ということで、今日はおしまいです。