発生から時間がかなり経っていますが、もともと捜査線上に上がっていた人物だったとのことから考えると、最初の逮捕容疑である偽ブランド事件も、やっと警察がつかんだ別件だったのでしょう。
疑いはあるけれども殺人の罪で逮捕状や捜索令状を得るだけの証拠がない場合に、他の罪で令状をとり、その事件を突破口に目的の事件の証拠を探すことは、常套手段としてよく行われることです。
今回のケースでは、偽ブランド事件の家宅捜索で押収されたパソコン内部に記録されていた被害者の画像が決め手となり、容疑者を追求し自供させたのではないでしょうか。
今後の捜査のポイントは、容疑者が撮影していた女の子が写っている画像をもとに、撮影現場を特定する作業が行われます。
実際に容疑者を撮影した場所まで案内させ、具体的にどのように撮影したのかを説明させ、実際の画像と背景が合致するのかなどを検証するのです。
これによって、ビデオを撮影したのが容疑者本人であることを特定できれば、重要な証拠となります。
なぜこのような捜査が必要になるのかと言うと、犯人が裁判で、突然容疑を否認しビデオは知らない人物から買ったなどと言い逃れができないようにするためです。
もう一つの捜査ポイントは、容疑者が捨てた被害者のランドセルや着衣が、発見されるかです。
事件から時間が経過してしまっているので、難しいとは思いますが警察には頑張ってもらいたいところです。
また、勝俣容疑者の取調べのポイントとなるのは、その異常な性癖です。
この性癖を明らかにすることが、この事件の犯行動機を裏付けることとなります。
この異常な性癖は、発見された被害者の遺体に顕著に現れています。
この件については明日説明していきたいと思います。