昨日は、今市市女児殺人事件の今後の捜査ポイントを説明しました。
殺人事件の捜査で、最も重要なのは犯行動機です。
そして、今回の事件で犯行動機にあたる部分が、容疑者の異常な性癖なのです。
まず遺体の状況から見ていきますと、被害者は口と手にガムテープの痕があり、胸をメッタ刺しにされています。
まず、大人が小さい女の子を殺害するのにガムテープで口や手首を固定する必要はありません。
また、メッタ刺しについてですが、私は依然のブログで、メッタ刺しにする犯行は、必ず殺すためで、怨みの強さに比例しないと解説しました。
しかし、今回の事件ではケースが違います。
怨恨でもなければ、必ず殺害するという意志でもありません。
犯人の心にあるのは、異常な性欲です。
犯人にとって性の対象となった被害者の女の子が全裸で、口にガムテープが貼られ手首にガムテープが巻かれた状態になって、自分の目の前にいることが最高の興奮なのです。
そして、胸を刺すという行為も、行為そのものが性的興奮に繋がっているのです。
刺すことで快感が得られるから、何回も刺すのです。
なぜ、このような異常な性癖に走ってしまうのか?
これは、少年時代からのコンプレックスに起因していると思われます。
疎外感や孤立感からといいましょうか。
同年代の女性は相手にしてくれない。
でも、小さい女の子なら、自分の思い通りになる…
殺害して、永遠に自分だけの彼女にすることだってできる。
この心理は、すでに死刑が執行されている宮崎勤死刑囚にも共通していました。
そして、この性犯罪には、もう一つの大きな特徴があります。
それは繰り返し行われることです。
勝俣容疑者の今後の余罪捜査には注意して見ていきたいと思います。