M3 限定Punking 速水理沙 | Dance Unit W+I&S ~慶應義塾大学SFC 公認ダンスサークル~

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「個性とは何か」

今回春公演”4:27”にてM3限定punkingを創作させていただいている速水理沙と申します。

私がダンスを初めて約2年半、punkingを始めて約2年というタイミングで”限定”というものに携われる機会を頂けたことに感謝しています。

早速ですがこの度の作品の話をさせていただきたいと思います。

私のMは今までとはまた違うスタイルのpunkingの要素があると自負しています。邦楽を使ってみました。vogueのようなアームスを取り入れてみました。ジャンラーだけでなく、Jazzerやfreestylerがコマ生にいることを生かして他ジャンルを活かした振り付けとなるようにしました。良くも悪くもコマ生と創作者という隔たりがないように、皆がそれぞれ目立つことができるよう構成も重なることがないようにしました。

そんなこのMを見て皆が好むも嫌うも良し。はたまた何も思わないなんてのも至って皆の自由ですよね。或いはコマ生がこのMを踊るにあたって何を伝えるか悩むも良し。

このMに触れる皆が各々の感性を持っていて、何を感じるかは人それぞれであると思います。そしてそれが”個性”であると私は思います。でもあくまでも私はです。

私は創作者として、皆さんが春公演でこのMを見てくださっている間、踊っている間は「個性とは何か」を考える時間にしたいと考えています。ひと時の自分と向き合う時間になれば幸いです。

ティーザーはその思いを込めて撮影しました。

ティーザーにて使用させていただいたのは、siipの”2”という曲です。使用している部分にもありますが、自分のことは自分自身がよく知っている、という内容です。”一番”よく知っているではないのがミソですね。さあ何を考えますか?

Mに触れてくださった皆さんへ

春公演「4:27」はどうですか?

M3限定punkingはどう感じましたか?

ただ漠然と良し悪しを浮かべても、曲が良かったと思っても、なんでもいいです。そりゃ万人同じ考えなわけがないと思いませんか?

たかが個性、されど持論。でも考え思いふけった時間は二度と同じようには戻ってこなくて唯一無二であると私は思います。私はそんな時間にこのMがなっていればいいなと思います。

触れてくださったすべての方々に感謝しています。

p.s. 曲に関して気になっちゃった皆さんへ

このMで使用させていただいたのは以下の曲です。(曲名/作者)

曲前曲 指先/ wotaku
1曲目 Shake me down/ ヌビヤン・ツイスト
2曲目 Love like this/ フェイス・エヴァンス
3曲目 Death disco(inst.)/ SEKAI NO OWARI

8人のコマ生の皆へ

今まで振りが踊れなかったり時間がなかったり嫌だと思うことがあったと思います。私には好き勝手言葉を伝えられましたか?文句さえも言えるような環境を作れていたでしょうか。

正面からこの作品に向き合ってこそいい作品の一部となってくれることを楽しみにしています。

大先輩が教えてくれました。
サークルで限定を踊る、ということとはー
上手くなりたければ外部に出ればいいし、楽しく踊りたければ限定に出なくていい。その中で頑張る意味は何か?
それは新しい仲間がこのMを見て来てくれるのを望んでいるからではないか?

私はWでストリートダンスに出会いpunkingに出会いました。私の前に二大公演で限定punkingを打った先輩は、私の主ジャンをpunkingとしてくださった先輩でした。

嗚呼こうやってサークルってつながっていくんだなと。

私たちの今踊るpunkingの未来は、先は、私たちで作らなければなりません。そのために努力して、なんならpunkingがWの軸となるくらいを思い描いています。

この期間で皆はそう思えましたか?
それ以外にも頑張る意味を見つけましたか。同じように志して、やめたり諦めたりしませんでしたか。

皆の「個性とは何か」、作品の中で示してくれるのを楽しみにしています。

今まで共に作品を作ってくれてありがとう!

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春公演「4:27」にかかわってくださったすべての方々に感謝して末と致します。