己を過大評価しない【1】白旗を挙げることも必要 | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

うつ病初期の頃。

かーちゃんは、母にこう言われたことがあった。




「自分の能力なんて所詮それなりの程度。サッサと白旗挙げなさい」



と。




「無理なことは無理、できないことはできない。」


と認めなさい、ということなのだが。





そんな考え方ができる人間だったら、そもそもうつ病になんてならなかったんじゃないかとも思うが。



かーちゃんは、自他共に認める「超プライドの高い女」だった。

プライドが高い分、自分に課す課題もストイックだったし、その課題がこなせなければ、自分を責めた。




「私はこれぐらいできなきゃいけない」とか、

「ふつうならこれぐらいできて当たり前」とか



勝手に自分の限界を引き上げていた。



これって言い換えれば、



自分を過大評価していた、ということ。





実は今でもかーちゃん、気をつけないとプライド高めの路線を突っ走りそうになる。

そうすると当然、そのプライドの高さのレベルに自分を引き上げようとするので、結果としてしんどくなる。




そこで自分に言い聞かせるのだ。



「オイオイ、アンタが一体なんぼのもんなの?」



と。






うつ病を患っている病体の身、



「アタイ、そんなのムリムリ♪できないできな~い」





と思うくらいでちょうどいい。




これが、人間性を磨くべき10代の人間だったらちょっと問題だけど、大人になるとね。

自分にも「限界」というものがあることを知って、その範囲内で頑張るというコントロール法を習得していなければならない。










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