職場復帰を焦るばかり【6】とんでもないひと言の裏側 | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

かーちゃんが職場「通い」を始めた頃、以前大変よく面倒を見てくれた上司に、バッタリ職場で会った。

当時は子会社に出向中で、たまたま本社に来ていたのだ。





その上司がかーちゃんを見つけると、ツカツカッとやって来て、


「おい、お前大丈夫か?なんか大変なことになってるじゃないか」


と言った。


かーちゃんはその言葉の意味を読むことができず、ただ、


「はあ、ご心配おかけしています」


と答えた。


するとその上司は、


「お前なあ、仕事のストレスだってあるんだろう?」


と言う。


「???」と思いながら、かーちゃんは「はい」とだけ答えた。


すると、


「あのなあ。仕事のストレスなんて、自分でどうにかするものだぞ。人になんとかしてもらおうとするのは間違いだ」


と言うではないかガーンガーン



(なんでこんなひどいことを言われなきゃならないんだ?オイラが何をした?「自分のストレスを人にどうにかしてもらう」?何のことだ???)



かーちゃんは目がクラクラしたまま、「はい」とだけ答えて、そのまま退社時間だったので、その場を去った。

駐車場に向かって歩きながら、涙をこらえきれずに泣いていた。

泣きながら運転して帰宅、そのまま寝込んだ。








そして時が経過すること5年・・・・・・・・・・



かーちゃんは結局その会社を辞職していたのだが、なぜかある時ふとこの時のことを思い出して・・・・・・





そして気づいた!!




「ねえ、あの上司が言ったことって、


『労災で会社を訴えようとするなんて、バカなことやるんじゃない』


ってこと?」




とーちゃんに訊いてみた。

すると・・・




「そうだよ♪そう誤解されたんだろう。」


と言うではないか!!ヽ(*'0'*)ツ


・・・・・・・・・・・・・・@@

ウッソォ~~~!!



そんなこと、気づきもしなかったよぉ!!!




とーちゃんに言わせると、こういうことだった。





リワーク支援センターの人は、独立行政法人という、確かな組織の人だ。

「行政法人」というきちんとした外部組織が介入するとなると、会社として一番恐れるのは、


「担当している方がうつ病になった原因は、お宅の会社のせいですね。あなたがたの落ち度です」


と言われて、「労災」に持ち込まれることだ。


実際、かーちゃんは知らなかったが、リワーク支援センターの担当者は、かーちゃんの会社の社風や勤務体制について、良い心象は持っていなかったようである(とーちゃん談)。


リワーク支援センターの最終目的は、うつ病であっても、医師の許可が下りて、且つ社会復帰を願う人が、きちんと復職できることである。


担当した患者がその会社に戻るために、会社の出方や考え方を推し量って、いろんな策を考えてくれる。

となると、最終的な切り札は、やはり「労災」「労働基準監督署」なのだ。

その最終カードを出さずに、なんとか穏便に、かーちゃんが職場復帰できるよう、担当者は交渉をしてくれていた。



かーちゃんの会社が、外部組織の介入にビクッとしたこと。

昔の上司が「自分のストレスの始末は自分でつけろ」と言ったこと。


これらをふまえると、かーちゃんの会社は、

「アイツは会社を訴えようとしている」と身構え、その噂は、上層部では蔓延していたのだろう(上層部だけじゃなかったかも、だ)。





・・・・な~んだぁ~~~、そういうことだったのかぁ。

かーちゃん、拍子抜け。

そんなふうに誤解されていたなんて悲しいやら、5年も気づかなかったことに我ながら呆れるやら、だった。

あの時の上司の言葉の意味がやっと理解できた。


かーちゃんは、ただ純粋に元の職場に戻りたかっただけだ。

「労災」とか「労働基準監督署」とか、訴えるつもりなんてサラサラなかったのに。

そもそも、「訴える」なんて、当時のかーちゃんにそんなこと、思うエネルギーすらないよ!!笑




それにしても、一社員のうつ病からの復職に外部組織が介入しただけで、そんなことになるだなんて、かーちゃんの会社、どれだけ後ろめたかったんだろう???ひよざえもん がーんひよざえもん がーん









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