かーちゃんが職場「通い」を始めた頃、以前大変よく面倒を見てくれた上司に、バッタリ職場で会った。
当時は子会社に出向中で、たまたま本社に来ていたのだ。
その上司がかーちゃんを見つけると、ツカツカッとやって来て、
「おい、お前大丈夫か?なんか大変なことになってるじゃないか」
と言った。
かーちゃんはその言葉の意味を読むことができず、ただ、
「はあ、ご心配おかけしています」
と答えた。
するとその上司は、
「お前なあ、仕事のストレスだってあるんだろう?」
と言う。
「???」と思いながら、かーちゃんは「はい」とだけ答えた。
すると、
「あのなあ。仕事のストレスなんて、自分でどうにかするものだぞ。人になんとかしてもらおうとするのは間違いだ」
と言うではないか
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(なんでこんなひどいことを言われなきゃならないんだ?オイラが何をした?「自分のストレスを人にどうにかしてもらう」?何のことだ???)
かーちゃんは目がクラクラしたまま、「はい」とだけ答えて、そのまま退社時間だったので、その場を去った。
駐車場に向かって歩きながら、涙をこらえきれずに泣いていた。
泣きながら運転して帰宅、そのまま寝込んだ。
そして時が経過すること5年・・・・・・・・・・
かーちゃんは結局その会社を辞職していたのだが、なぜかある時ふとこの時のことを思い出して・・・・・・
そして気づいた!!
「ねえ、あの上司が言ったことって、
『労災で会社を訴えようとするなんて、バカなことやるんじゃない』
ってこと?」
とーちゃんに訊いてみた。
すると・・・
「そうだよ♪そう誤解されたんだろう。」
と言うではないか!!ヽ(*'0'*)ツ
・・・・・・・・・・・・・・@@
ウッソォ~~~!!
そんなこと、気づきもしなかったよぉ!!!
とーちゃんに言わせると、こういうことだった。
リワーク支援センターの人は、独立行政法人という、確かな組織の人だ。
「行政法人」というきちんとした外部組織が介入するとなると、会社として一番恐れるのは、
「担当している方がうつ病になった原因は、お宅の会社のせいですね。あなたがたの落ち度です」
と言われて、「労災」に持ち込まれることだ。
実際、かーちゃんは知らなかったが、リワーク支援センターの担当者は、かーちゃんの会社の社風や勤務体制について、良い心象は持っていなかったようである(とーちゃん談)。
リワーク支援センターの最終目的は、うつ病であっても、医師の許可が下りて、且つ社会復帰を願う人が、きちんと復職できることである。
担当した患者がその会社に戻るために、会社の出方や考え方を推し量って、いろんな策を考えてくれる。
となると、最終的な切り札は、やはり「労災」「労働基準監督署」なのだ。
その最終カードを出さずに、なんとか穏便に、かーちゃんが職場復帰できるよう、担当者は交渉をしてくれていた。
かーちゃんの会社が、外部組織の介入にビクッとしたこと。
昔の上司が「自分のストレスの始末は自分でつけろ」と言ったこと。
これらをふまえると、かーちゃんの会社は、
「アイツは会社を訴えようとしている」と身構え、その噂は、上層部では蔓延していたのだろう(上層部だけじゃなかったかも、だ)。
・・・・な~んだぁ~~~、そういうことだったのかぁ。
かーちゃん、拍子抜け。
そんなふうに誤解されていたなんて悲しいやら、5年も気づかなかったことに我ながら呆れるやら、だった。
あの時の上司の言葉の意味がやっと理解できた。
かーちゃんは、ただ純粋に元の職場に戻りたかっただけだ。
「労災」とか「労働基準監督署」とか、訴えるつもりなんてサラサラなかったのに。
そもそも、「訴える」なんて、当時のかーちゃんにそんなこと、思うエネルギーすらないよ!!
それにしても、一社員のうつ病からの復職に外部組織が介入しただけで、そんなことになるだなんて、かーちゃんの会社、どれだけ後ろめたかったんだろう???
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