職場復帰を焦るばかり【5】復職始動 | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

リワーク支援センターの担当者を交えて、かーちゃんの復職プログラムが組まれた。





まずは、職場に行く、ということができるようになること。



健常者でもそうだが、長らく家にいた人間が、朝早く家を出て職場に行く、という習慣に慣れるのは、なかなか簡単なことではない。


ただでさえ精神的にも体力的にも不安定なうつ病患者は、まず、その習慣をつけることだけから始める。






まずは、定時に職場へ行って、事務所にいる時間は1時間のみ。






たったこれだけの課題からのスタート。

すごく簡単なことに思えるが、実はこれが案外苦痛だった。

このプログラムに関しては、実はクルクルパーマ先生も、疑問を呈していた。


「たった1時間だけ職場に行くの?それで何するの?」






そうなのだ。

1時間だけ職場に行く、といっても、滞在時間1時間の人間に、仕事なんてほとんどない。

ましてやかーちゃんは、上司の計らいで、

「上司の許可なしに、かーちゃんに仕事を頼んではいけない」

という厳戒態勢がとられていた。

この配慮がかえってアダとなり、居場所のない思いのまま、1時間をひたすら過ごす、1時間たったら「失礼します」と言って帰る。

これって今思えば針のムシロで、非常に肩身が狭く、わずか1時間が大変なストレスだった。






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