リワーク支援センターの担当者を交えて、かーちゃんの復職プログラムが組まれた。
まずは、職場に行く、ということができるようになること。
健常者でもそうだが、長らく家にいた人間が、朝早く家を出て職場に行く、という習慣に慣れるのは、なかなか簡単なことではない。
ただでさえ精神的にも体力的にも不安定なうつ病患者は、まず、その習慣をつけることだけから始める。
まずは、定時に職場へ行って、事務所にいる時間は1時間のみ。
たったこれだけの課題からのスタート。
すごく簡単なことに思えるが、実はこれが案外苦痛だった。
このプログラムに関しては、実はクルクルパーマ先生も、疑問を呈していた。
「たった1時間だけ職場に行くの?それで何するの?」
そうなのだ。
1時間だけ職場に行く、といっても、滞在時間1時間の人間に、仕事なんてほとんどない。
ましてやかーちゃんは、上司の計らいで、
「上司の許可なしに、かーちゃんに仕事を頼んではいけない」
という厳戒態勢がとられていた。
この配慮がかえってアダとなり、居場所のない思いのまま、1時間をひたすら過ごす、1時間たったら「失礼します」と言って帰る。
これって今思えば針のムシロで、非常に肩身が狭く、わずか1時間が大変なストレスだった。
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