とーちゃんに、
「うつ病なんだから、好きなことでも、やりたくないときがあって当たり前。」
といさめられてから、かーちゃんは、少しは自分を甘やかしながらダンスに参加するように努力した。
・・・これがなかなかうまく行かず、
ムリに行って、その反動で帰りのスーパーで大量のお菓子やパンを買い込み、
せっかく健康的に運動した体に、高カロリーの食品を押し込むときもたびたびあった。
一体何のために行っているのか。
はなはだ疑問の行動だったが、
不思議とかーちゃんは、ダンスに行くのをやめようとはしなかった。
「もうダンス嫌」とか「もうダンス行かない」という言葉はただの一度も言わないのだ。
恩師の先生が言った、
「人は自分が本当に好きなものは忘れないし、戻ってくるのよ」
という言葉を、そのとおり実現していたのかもしれない。
この当時のかーちゃんは、ストレスに思って休んだり、はたまたムリをしてい行ったり、反動で過食をしたり寝込んだりしながらも、ダンスには行き続ける、という、
文字通り、
「もんどりうってでもダンスには行く」
という生活をしていた。
ちなみにこの時、主治医のクルクルパーマ先生は、
「いいこと、いいこと^^♪ ぜひダンスには行けるときには行きなさい。」
と目を細めて喜んでいた。
うつ病:楽しいことへの参加【2】やっぱり『楽しい』ばかりじゃない