楽しいことへの参加【2】やっぱり『楽しい』ばかりじゃない | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

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第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

「好きだったこともずっとできなかったのに、やっと『楽しい』と思えることができてよかったねぇ」



と、とーちゃんが喜んだのもつかの間、




何回か大学の授業にアシスタントという名目でダンスを踊りに行かせてもらったかーちゃん。







しだいに・・・・・






重荷になってきた(・・;)


ショック!ショック!ショック!





これはうつ病患者の特性でもあるのだが、

何かあると、それが即座に


「やらなければならないもの」

「行かなければならないもの」



という「ねばならない」脅迫に陥りやすい。




かーちゃんは、




「昔からずっと好きだったダンスができなかったのに、できるようになった」



「また続けてみたいからしばらく踊りに行こう」



「なんだか、ときどき行くのがしんどいときもあるなぁ」



「でもせっかく行けるようになったのに。」


「『好き』だったことに『行きたくない』だなんて、私はやっぱり病気じゃなくて、ただサボりたいだけなんじゃないか」



「私はやっぱりダメ人間なのかな(TT) ただの怠け者なのかな」



「いや、これじゃダメだ!ダンスに行かなきゃ!行ける自分じゃなきゃ!!

行かねばならない!!」





こんな思考の流れで、「ねばならない妄想」に陥って行った。





見かねたとーちゃんが言った。




「別にいーじゃん、行けなくたって。行きたいと思うなら行けばいいんだし、行きたくないときだってあるよ。」



「でもさー。そんなのおかしいよー!私はダンス好きなんだよ?

なんで『やりたくない』とか思うわけ?やっぱりただの怠け者なんだよぅ!」



ワンワン泣くかーちゃんに、とーちゃんが言った。





「オレだって、ビリヤード好きだけど、行きたくないときだってあるゾ。


そもそもね、アナタ病気でしょうが。




・・・・・・・・・・・@@

そうだった、アタイ病気だったんだった。




ふと我に返ったかーちゃん。



先生に、


「来れそうなときにいらっしゃい」


と最初に言われたことなど、きれいサッッッッパリ忘れていた。


ダンスができるようになったということに浮かれて、

一足飛びに前進したような錯覚をしていたのかもしれない。





うつ病患者は、とかく自分が病気である、ということを忘れがちで、

「普通ならこんなことできるのに、自分はできない。やっぱり自分はダメ人間だ」

という思考に陥りやすい。


そばにいる家族が、

「アナタは病気なんだから」

とたびたび言って、病身であることを思い出させてやらねばならない。



ただし、あまりに頻繁にそれを言っていると、

「何でもかんでも、『病気なんだから』ですまさないでよ!!」

と業火を浴びる事態も発生するので、頻度にはお気をつけあれ。






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