楽しめそうなこと、見つかる | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

大学時代の恩師から手紙をもらって2週間後。


かーちゃんは、車で10キロほど行ったところにあるレッスンフロアに行った。



かーちゃんの母も、


「私も行くわ」


とついてきてくれたが、やはりコレは嫌だった。

(またこの話は別の章で)。





大学を卒業して実に数年ぶりの再会。



「よく来たわね~~!!」


「私達もね、みんな薬飲みながら、心臓パクパクしながら踊ってんのよ!」



先生からの熱烈歓迎を頂いた。


「みんな薬飲みながら?」

「心臓パクパク??」




よくよく聞くと、その日のレッスンは、先生以下スタッフの方々のレッスンで、

生徒ではなくスタッフ陣がたくさん来ていた。

皆さん年齢的に更年期障害を患う方々が多く、パニック障害の方もいるとのこと。

御大の恩師はうつ病だ。



それでもみんな楽しそうに踊っていた。

不思議な光景だった。

普段は生徒達の前で、踊っているハズだ。

病気でもできることってあるのかと、驚いた@@





さて、いきなりスタッフ向けのレッスンに、ブランク数年&病気療養中のかーちゃんが飛び入りで、何を踊れるわけでもなく。

足はもつれ、振り覚えはまったく散々で・・・・・





とてもじゃないがついて行けなかった!!





なのに!!






かーちゃんは思った。






「ダンス、また始めたい」






と。








「いつも来いとは言わないわ。あなたが来られそうな時に、来られそうな教室にいらっしゃい」




先生の言葉に、かーちゃんは頷いた。








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