過去のフラッシュバック | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

うつ病経験者のみなさん、これが結構キツいのではないだろうか。




過去の出来事のフラッシュバック


↑しかもコレ、ハッピーなことじゃなくて、


苦しくて!!つらくて!!忘れたいぐらい悲しいこと!!



こんなイヤ~な事実ばかりの記憶が呼び起こされる。








かーちゃんは、かなりコレで苦しんだ。

いまだに克服していない。

いまだによく我が身に起こる症状だ。





かーちゃんの場合は、嫁ぎ先の舅・姑関係で、このフラッシュバック現象がよく起こる。


以前にもお話したように、かーちゃんは、典型的な核家族育ちで、地方の本家長男のとーちゃんと結婚した。

当然価値観やいろんな場面で、衝突もしたし、悔しい思いも、悲しい思いも、それなりに世のお嫁さんなりにあった。




うつ病になって、病気の理解が得られないこともあって、ある程度距離をあけるようになって数年。

今では特に何の確執もなく、何の感情もないのだが、


何かの拍子でスイッチが入ってしまうと、とりとめもなくつらかった思い出がよみがえってくる。


ついでに怒りのパワーもふつふつと湧き上がってくる。





こうなるとさあ大変。

怒涛のごとく、義理の両親に対する怒りを、延々ととーちゃんに噴き出す。




自分の親の文句を結婚相手に言われることは、悲しいものだ。

かーちゃんだってそれは十重わかっている。

だから、ひとしきり怒ると、その後は大反省し、とーちゃんに謝る。





そして近年、このスイッチが入るタイミングがわかるようになってきた。

かーちゃんの場合、



盆・正月・ゴールデンウィーク・秋の連休・夏の祭りシーズン



など、親戚が集まるタイミングの時だ。






もちろんかーちゃんにはまだ、義実家での催しごとは刺激的すぎて、とーちゃんが出席を止める。

かーちゃんも自粛させてもらう。

それでも、その時期が近づいてくるだけで、スイッチが入ってしまうのだ。




とーちゃんにもそれがわかっているから、このときは、やっぱり

「仕方ない」と割り切って、妻に火を噴かれて黒焦げにされることに耐えている。


「結婚したての頃、それだけアナタが受けた仕打ちはひどかったからね。」と言ってくれるから恐縮だ。

今思えば、「仕打ち」というほどのことでもないのだが。

単にかーちゃんも若くて、人間が未熟だっただけなのだ。






このフラッシュバック、家族は、



「その話、前に納得して終わったじゃん!!なんでまた蒸し返すの?!」



と思うだろうが、どうか我慢してあげてほしい。

たびたびこの現象に襲われる本人も、そのたびにつらかった過去に呼び戻され、苦しんでいるのだ。